美丘-君がいた日々- 第8話 動かない体
『体が動かない…最後の家族旅行内容左の手足への運動障がいが出始めた美丘(吉高由里子)をずっと支え続ける決心を固めた太一(林遣都)だが入院しないと決めた美丘。。。主治医の高梨(谷原章介)は、次に右手足に麻痺が出た場合、歩行困難になり通常の生活が送ること自体が困難になることを太一に告げる。その場合、、、入院をした方が良いと。そんななか邦彦(勝地涼)がバイトするカフェへと向かった美丘と太一。邦彦や、麻理(水沢エレナ)洋次(夕輝壽太)直美(中村静香)との再会に笑顔となる仲間たちだったが、その直後、太一をバイトへ送り出したのを覚えていない美丘の様子を見て、邦彦たちは、衝撃を受けるのだった。その日の夕方。母・佳織(真矢みき)が、美丘たちの住むアパートを訪ねてくる。美丘の好きなビーフシチューを作るため。。。だったが、部屋の様子を見て、その張り紙の多さ。。。進行する娘の病状に、佳織は驚きを隠すことができなかった。その母・佳織に、おとうさんも一緒に旅行に行こうと誘う美丘。すると佳織は、太一も誘おうと提案する。母の作ってくれたビーフシチューと、、、美丘は待ってくれていたはずだった。だが、太一が帰ると、部屋の中はメチャクチャになっていた。こぼしてしまったビーフシチュー。自分で作り直そうとして、その途中、何をしているかが分からなくなったという。“こうやって、普通に出来たことが、どんどんできなくなる。 私は私じゃなくなっていくの!”と、、錯乱状態に陥る美丘だったが、太一は抱き寄せ落ち着かせる。“美丘は美丘だよ”そして数日後、美丘、佳織、そして始(寺脇康文)と、、太一は旅行へ。最後かもしれない旅行。大切な時間を4人で過ごし、みんな笑顔となるのだが太一は、、、美丘が右手を使いにくそうにしているのを目撃してしまう。そのことを高梨に報告し、何も出来ないことを太一は嘆くのだが。“ただそばにいるだけで君は彼女の支えになっている。”と。。。。高梨から慰められる太一。敬称略進行する病状。刻々と迫る。。。最後の時。決断が迫られる太一。。。そして、佳織、始。美丘の気持ちを優先させ、最後まで一緒にという自分たちの気持ちを考えれば、“このまま”が、最善だが、主治医の高梨は、これ以上の病状の進行は、本当の意味で命に関わってしまうと、入院を促し始める。。。。って感じかな。ま、、それだけじゃないのだが、そこに、楽しい家族旅行と、楽しい太一の誕生日“太一君ありがとう。美丘は幸せだ。幸せだよ、あの子は。“私って世界一親不孝モノだね“あなたのおかげで、私、母親になれたのよ 私にたくさん。幸せくれているの。今までも、コレからもずっと。そんな楽しさと、厳しい現実の両方を表現したお話だ。ドラマとして、良い感じの状況のギャップと、それぞれの気持ちが表現され、ほんとに、良い雰囲気のドラマになっていると思うのだが。ちょっと気になってしまったコトが存在する。シチューボロボロで錯乱旅行誕生日そして、、、足が動けなくなり。。。最後は、いきなり、入院を口走る美丘。入院を、唐突に口走るのは、限界を感じたからと認めることが出来ても。どうしても、床の後始末を太一にさせてしまっている美丘。ここに、、、妙なモノを感じてしまう。“出来ることが出来なくなる”ということに対する感情は、ある意味、後天的と言って良いモノ。だが、“女性”である美丘が、大好きな“男性”の太一の始末をさせるというのは前述の、後天的なモノではなく、もう少し根本的な、本能的な、、女と男の関係。。。先天的な感情があると思うのだが。。あくまでも私の意見だが。後始末>>>>料理で失敗なんじゃないのかな??絶望的すぎて、何も言わないと言うことであったとしても今までの“感情の激しい”美丘と言うことから考えても、もう少し、“強い感情”があっても良かったんじゃ?本来は、二度も必要ないことだが、直接的に、自分の汚物に触れさせていることと、料理の後始末は次元が違うモノだと思うのだが。。。。。とりあえず、入院。。。ということのようだ。これまでの感想第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話