水戸黄門 第42部 第14話 命を張った弥七の度胸・松江
『命を張った弥七の度胸・松江』内容出雲、松江城下に向かう老公(里見浩太朗)一行。旅の水を切らしたため、ふと立ち寄った吾助(芝本正)という百姓の家で勘定組頭、竹内新三郎(平塚真介)という人当たりの良い侍と出会う。米が不作なのに、年貢が下がらないという吾助の苦悩を聞いていたよう、家老が江戸表に連絡を入れたので、良い知らせがあるだろう。。と伝えていた。そんな竹内の屋敷に招かれる老公たち。屋敷で“ぼてぼて茶”を味わいながら、領民のために。。。と息子に指南する母・藤乃(角替和枝)から、若輩の息子を指導してやって欲しいと頼まれてしまうのだった。そのころ、弥七(内藤剛志)は、しじみ売りの少年・孝太郎(小宮明日翔)と出会っていた。母・お佐和(棚橋幸代)と貧乏長屋で暮らしているよう。弥七は長屋が但馬屋善蔵(江藤漢斉)により強引な立ち退きにあっていると知る。立ち退きを迫ったゴロツキ権八(椙本滋)彦蔵(北沢光雄)辰次(深水亮介)を弥七がやり込めてしまったことで、弥七は長屋に逗留することになってしまう。一方、孝太郎は、しじみ売りをしている途中、1年前に死んだはずの父・堀江森之丞(伊東孝明)を但馬屋で見たと騒ぎを聞きつけやってきた八兵衛(林家三平)に伝えていた。同じ頃、竹内は、江戸の殿からの裁可で、京枡を納枡に変更命令が出たと知る。書面の花押もまさに、、、殿のモノ。。。枡の変更は、増税を意味し。。ショックを受ける竹内。事情を知った老公は、城代家老の勝部靫負(団時朗)が何かあると考え、楓(雛形あきこ)に、調査するよう指示するのだった。やがて、、、家老・勝部が、奥祐筆である堀江に花押を書かせていると判明。今は、町奉行となっている野津市郎兵衛(山下規介)への城内の刃傷で、切腹したはずなのに。。。。家老・勝部のもとへ、弥七は潜入するが手下の山崎仙十郎(隆大介)により、、、敬称略今回は、松江さすがに、弥七のことは、ヤリスギですが物語としては、良い感じで家老の暗躍だけでなく、苦しむ領民も描かれかなり丁寧さを感じるお話でしたね。ただ、弥七だよね。たしかに、一行の誰かを絡ませたエピソードを作ろうとすれば、こういったカタチになるのは分かっていること。決して、間違っている手法などではないのだが、あっちに出没、こっちに出没。そのうえ、老公の命令で出没。まさに、忍者!!(褒めていません)困ったモノである。そのうえ、その弥七に隆大介さんを絡ませるモノだから、もう、、、ほんと、ヤリスギ。老公の手足となり、影でコッソリと色々するのが“弥七”であり、“忍び”だと思うのだが。。。。いくらなんでもねぇ。。。(苦笑)そら、弥七vs隆大介さん格好いいんだよね。。。。。でも、そういうことじゃないよね。お話自体がベタだからこそ、盛り上げるポイントを作ろうとしているのだろうが、明らかに、話の腰を折ってしまっています。そこまで絡めたいなら、老公をあまり出さずに、弥七を中心に描いて必死になっている姿を、もっと表現すればいいのに。。。次回は、、、赤穂。。。大石内蔵助、、再登場であるこれまでの感想第13話 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話