新春ドラマスペシャル『味いちもんめ』
内容その日、京都の料亭『菊華庵』で、社長の安達信太郎(山本裕典)と女将・菊江(高畑淳子)により、産地偽装についての謝罪会見が行われていた。会見の場に駆け込んでくる男・伊橋悟(中居正広)“板場で起きたことは、すべて板長のわたしの責任です”と3ヶ月前。東京の料亭『藤村』で立板となっていた伊橋。山口忠(柳沢慎吾)谷沢誠(志村東吾)とともに板長・熊野信吉(小林稔侍)の下、『藤村』の板場を預かっていた。が、あまりの厳しさに、次々、辞めていく追い回し。結局、立板にもかかわらず、伊橋たちが自身で頑張るしかなかった。そんなとき、女将・藤村芳江(樹木希林)に呼び出される。京都の『菊華庵』の紹介で、追い回しをひとり預かることになったと。それが、安達信太郎だった。今度こそ。。。と信太郎を指導する伊橋。が、、明らかに覇気が無く、イライラしっ放し。そのうえ、気がつけば、ケータイを片手に。。。。まさに現代っ子。つい伊橋は怒鳴りつけてしまうのだった。そんな伊橋を女将・芳江は優しく諭すが。。。それから数週間。なんとか、やって来たつもりだったが、信太郎が、勝手に仕入れの魚を変更してしまい、伊橋は大爆発!!すると、、、信太郎は、『藤村』を辞めてしまうのだった。やはり自分には人を育てる力はない。落ち込む伊橋。かつての『藤村』の先輩で独立した坂巻辰夫(内藤剛志)に慰められるが。。そんなとき信太郎の父・新造(平泉成)が亡くなったという知らせを受ける。熊野とともに京都へ向かう伊橋。信太郎が、社長見習いだと知り伊橋は驚くのだった。と同時に、女将・菊江から、通夜振る舞いの料理をと依頼される熊野。新造に代わって板場を預かっていたという猿渡(渡辺いっけい)は猛反発!仕切ると言うコトではなく、協力すると言うコトで落ち着いたが。。。。トラブルはあったモノの、通夜振る舞いを乗り切った熊野と伊橋すると熊野は、菊江に伊橋を預けたいと切り出すのだった。少しは助けになるだろうと。ただ仲居を務める信太郎の姉・真由美(貫地谷しほり)には、東京でのことがすべて伝わっているようで。。。。。そして、伊橋が働きはじめた日。板場には、猿渡はいなかった。板場の三浦(阿部力)中村(窪塚俊介)本田(冨浦智嗣)たちは、“親方”を名乗り、飲んだくれている猿渡には逆らえないようで、味だけでなく、やり方もすべて無茶苦茶だと知る伊橋。そんななか、以前、京都で世話になった『登美幸』の横山剛(今井雅之)から、背中を押された伊橋は、『菊華庵』を立て直そうと決意!その一方、菊江は信用金庫の上田(金田明夫)から融資の回収を告げられていた。伊橋の立て直しの様子を見ていることもあり、なんとかしようと、茶道界の重鎮である平松宗玄(橋爪功)らへのあいさつ回りをはじめる菊江と信太郎。板場も、猿渡が去ったことで活気を取り戻しはじめ、菊華庵の客にも好評で、、、順調に進み始めたと思われたが、突如、産地偽装疑惑が、新聞紙面を踊り。。。。。敬称略公式HPhttp://www.tv-asahi.co.jp/ajiichi/2回もシリーズやって、SPまでやっている作品ですね。あいかわらず。。。と言う部分もあることはあるが『そういう部分』は、好みの問題もあるので、、、スルーしておくこととする。物語自体は、キッチリとキャラを描きながら、特に伊橋の経歴を上手く使ったお話でしたね。正直なところ。今作の内容からして、、ここまで来て、伊橋の成長物語なんてあるのか?と言う状態で見始めましたが、そうですよね。。。。成長し、上に立つ立場になったからこそ、出来る物語があります。『責任』というものを感じる伊橋。そこにある、、板前、、、いや、、上に立つ意味。一部、強引すぎる部分や、、『?』なところはありますが、気にしなければ、かなりベタな物語で、良い感じのお話だったと思います。それにしても、なぜ、このドラマ。。。なんだろう。。。。ドラマの内容などよりも、そのことばかりが、気になった今回のお話でした。