CONTROL~犯罪心理捜査~ 第4話 心理学者対決!!交換殺人の罠
『心理学者対決!!交換殺人の罠』内容南雲(藤木直人)たちの捜査に負けていると杉浦(泉谷しげる)寺西(横山裕)らに、はっぱをかける小板橋(勝村政信)南雲の本を配り、、、勉強をしろと。。。そんななか、瀬川(松下奈緒)は、南雲に依頼された資料を、南雲の指示されビリヤード場へ届けることに。到着すると、南雲は、大学院時代の友人・吾妻政則(原田泰造)とビリヤードで勝負をしていた。。。横には、吾妻の妻・ユミカもいた。急いでくれと言っていたのに、遊んでいたことに、唖然とする瀬川。。。。。。その吾妻は、、、自費出版したという推理小説“交換殺人”を南雲に手渡し、勝負の負けを認めた上で帰って行くのだった。そんななか、檜山聡(猪狩賢二)という男が殺される事件が発生する。現場に駆けつけた寺西、杉浦、岩崎(北村有起哉)そして江藤(与座嘉秋)たち。被害者は広告代理店社員。殴られたあと絞殺されたよう。そこには、第1発見者で恋人の田崎マユミ(中丸シオン)がいた。その後の捜査で、檜山が働いていた会社で、1人の派遣社員が浮かび上がる。宮田健吾(尾上寛之)。高校の同級生だが、檜山の部下だった。檜山が、宮田を社員たちの前で叱りつけることも度々。そのうえ、あるバス内の事件で、知り合ったのをきっかけに、宮田がマユミに好意を寄せ、互いに親しくなっていったのだが、そのマユミを、檜山が奪ったのだという。マユミの証言で、明らかに動機になり得ると考えた凶行犯捜査課は、宮田に任意同行を求めるために、岩崎、江藤を向かわせるが取り逃がしてしまう。が。。。そこに応援で駆けつけた瀬川が現れ、、、宮田の身柄の確保に成功する。取り調べが始まると、宮田は犯行を否認。そのうえアリバイもあった。地下アイドルのオフ会が開かれ、それに参加していたという。そこでファンたちと騒ぎを起こしたため、完全にアリバイはあったのだ。“100%の動機と100%のアリバイ”まさに、吾妻の小説の帯に書かれているうたい文句通りの事件だった。取り調べの録画を見ていた南雲は、何か引っ掛かりを覚え、瀬川とともに、宮田の部屋を訪ねることに。。。。。瀬川は、引っ掛かりについて南雲に尋ねると、南雲は、“間”があったことを告げ、捜査をミスリードをしているようだったと指摘する。そして部屋から、、、吾妻の本が!!自費出版のハズなのに!“交換殺人”が行われる可能性があると、南雲が瀬川に話すと。。。敬称略まだまだ、前に出すぎている主人公・瀬川ではあるが、それでも今までで、一番“ベタな刑事モノ”らしい感じのお話でしたね。最大の原因は、ただひとつ。いままで、ほとんど行動している印象がなかった凶行犯捜査課の面々が、捜査をしているように見えるからだ。こう言うのって大事なんですよね。主人公が、なぜ目立つのか?理由は簡単。目立つ行動をしているからである。が、それを主人公一人だけでやってしまうのが昨今のドラマ。本来は、“比較対象”がいて、比較されることで目立つのが主人公。そう。。。比較対象は言うまでもなく、脇役である。たったこれだけのこと。。。捜査課の面々が活動しているように見えるだけで、主人公の活動が際だち、ドラマとしてのバランスも良くなるのだ。前回のように、何もかもひとりでやってしまうのは、もってのほか。ファンなら満足だろうが、そこまでのスーパーウーマンを見ても、楽しいわけがないのである。それが役割分担というモノ。それはさておき。今回は、南雲に挑戦的な男が現れた!それと同時に起きる殺人事件!交換殺人なのか!?そんな物語である。途中、吾妻が言っているように、ネタとしては、古典中の古典のネタだ。あとは、アレンジ。。というか、どのように捻ってくるかで、オモシロ味が変わってくるし、結末を、どのように魅せてくるかでも、明らかに立て直しが図られている感のある、今回に関しては、今後の数字にも響いて来るであろう。でもまあ、次回もこれくらいのバランスで描かれれば、普通に楽しめるような気がします。ということで、個人的には、次回。。。脇役が、どういう行動を見せてくるか?特に、今回目立っていた寺西は?そんなところに注目したいと思います。えっ?事件?だって、結局、交換でしょ?(笑)それ以前に、“指導”、、、いや、“教唆”があれば、どうにでもなるでしょうね。その立証に持ち込めるかどうか?、、、、そこかな、一番の注目点は。これまでの感想第3話 第2話 第1話