NHKドラマ10『下流の宴』第1回 息子のオンナ
『息子のオンナ』内容高校を中退しフリーターをする息子・翔(窪田正孝)にもっと努力しろと。。。大学に。。。という母・福原由美子(黒木瞳)だが全く話を聞こうとしない翔に、、、ついにキレてしまう。“この家、出て行きなさい!”とはいえ、どうすれば良いか分からず、由美子は母・木下満津枝(野際陽子)に手紙をしたためる。家を出ていった翔を心配し、働くネットカフェへ。ようやく再会を果たすが、信じられないことを!!翔が。。。女と暮らしている!?それもネットゲームで知り合ったという衝撃の告白だった。そのうえ、その女性・宮城珠緒(美波)と結婚するつもりなのだという!!!沖縄出身で、2つも年上!?もう本格的に、どうすれば良いか分からない由美子は、夫・健治(渡辺いっけい)に相談するが、ハタチのフリーターが結婚なんて出来るわけがないと取り合わない。娘・可奈(加藤夏希)に至っては、気にも止めていないよう。それでも、“まだ間に合う”と考える由美子母・満津枝の勧めもあり、由美子は、“受験のカリスマ”と呼ばれTVなどに出演、学習塾を経営する幼なじみ島田直樹(遠藤憲一)に相談してみることに。“息子さんのやる気さえあれば”という島田の言葉に、由美子はひと安心する。とりあえず、相手の“オンナ”に会ってみることにした由美子だったが。。。敬称略公式HPhttp://www.nhk.or.jp/drama/utage/原作は、林真理子さん。脚本は、中園ミホさん当然のことながら、原作は未読。お話は。“あっち側”の人にならないようにと“努力”を合言葉に、母に厳しく育てられた由美子に、衝撃の事件が起きる。息子が、フリーター。..と言うだけならまだしもフリーターの彼女がいて、、結婚するという!!!って感じだ。雰囲気としては、“生活レベル”というようなホントにシリアスなテーマを扱っているにもかかわらず演出がコミカルで、テンポも絶妙。結果的にホームコメディ。。。っぽい印象ですね。雰囲気だけを見れば、完全に“好み”が別れるドラマではあるが、根底に流れているテーマが、かなりシリアスでそれでいて、リアリティのある描き方がなされているため、ヒューマンドラマの要素もアリ、かなり良く出来たお話に仕上がっていますね。特に“落差”などの描き方が秀逸で。展開のテンポの良さ、細部に至るまでの繊細な演出。そして俳優さんの力もあり、コミカルかつシリアスというかなり難易度の高いことをやってのけている感じだ。個人的な印象ではあるが、こういった作品が大好きと言うことを差し引いても、初回であるにもかかわらず。“傑作”になる予感がします。あとは、これからの展開次第ですが、“先”は、なんとなく見えていますのが、“ハズレ”が少ない“ドラマ10”だということもあり、間違いなく今期一番の可能性が高いでしょうね。TBは以下へお願いします。http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/f47e4b56d73e3576d96a739987db6273またはhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-2594.html