BS時代劇『テンペスト』 第3回 神の追放
『神の追放』内容聞得大君(高岡早紀)の命令で、王府の秘密が薩摩に渡ると知った寧温(仲間由紀恵)自分の行いを恥じ悔やみ、思いつめ。。。大切な場所にいた。そこに偶然、薩摩藩の浅倉(谷原章介)が現れ、寧温は海に身を投げるのだった。が、浅倉は寧温を救い。。。。寧温は、感謝を伝えた上で、聞得大君の陰謀があると告白。そして自身も“真鶴”を人質となってしまっていると浅倉に告げる。事態を知った浅倉は、薩摩藩の動きを止めてしまう。しかしその行動で寧温が役に立たないと知った聞得大君は、新たな行動を決断。その一方で、寧温は、ひょんな事から、王府にアヘンが入り込んでいると知る。朝薫(塚本高史)に相談し、冊封使の協力を得て事情に通じた徐丁垓(GACKT)を紹介してもらうことに成功する。同じ頃、聞得大君は、海運業者と癒着し、金銭の入手を始めていた。その聞得大君の行いを寧温は諭すのだが、聞得大君の暴走は、とどまることを知らず、それまで以上に勾玉探しに、街の女性を拷問にかけ始め、ついに思わぬ人物にまで。。。。。寧温は、尚育王(高橋和也)に相談し、大君の陰謀で廃妃となった王妃(若村麻由美)にも協力を求め。。。。。敬称略まさに、韓流ドラマ!そんな感じの大逆転劇を描いたお話だ。お話としては、最も悪意のあった聞得大君が、追放されることでスッキリ感はあるのだが。残念ながら、若干、詰めの甘さを感じてしまうのは否めない事実だろう。一部を除き、人間関係が見えにくく、なぜ、ここで、この人が証人に?そんな印象を少なからず感じさせてしまっている。たとえ、寧温の立場を考えれば、描かなくても、王妃に対して行ったことと同じコトを行ったのだろう。。と推測は出来るのだが。。。やはり、それはそれ。繋がりが見えない人物を、いきなり登場させるのはさすがに無理がある印象だ。せめて、反発する人間を、もう少し混ぜておけばバランスが良くなり、そのアタリの違和感を感じなかったでしょうね。と。。。そんな少しの甘さはあるのだが、ドラマとしては、ある意味見所満載!という感じであり、楽しめたと言う事もまた、本当のことだ。こういったお話があると、『次』を期待しますしね。魅せ方としては必要十分だったと言えるでしょう。ただまあ。。。1つのネタが先送りで、、、次回ってのがね。問題を広げているのに、今回は、全く使ってませんからね。このネタフリだけは、さすがに意味不明だったかな。これまでの感想第2回 第1回 TBは以下へお願いします。http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/756ebecf754488e48677c981ad17d05f