デカワンコ 新春スペシャル
『犬鼻刑事がパリを駆け抜ける! 江戸を舞台に捕物帳!?黄門様、助さん格さん、おまけにルパン三世!? セーヌ川も隅田川も恋の匂いがします!ドキドキッ』内容休暇を利用してパリを満喫する花森一子(多部未華子)が。。。そこで同じ13係の小松原(吹越満)桐島(手越祐也)デューク(水上剣星)と再会。事件の捜査のためにやって来たという13係の面々。仕事が終わったということで観光中だった。和田(石塚英彦)は日本で入院中。柳(大倉孝二)は財布をすられ警察へ。重村(沢村一樹)は、単独行動しているらしい。そんななか、一子はレティシア(ローランス由美)という女性と出会う。日本人の彼氏“シゲ”が居るらしいが、親たちに反対されているという。そこへ門馬係長(升毅)から事件発生の連絡が入り、13係の面々は、急きょ帰国することになるのだった。が、、、行方不明となった重村を探さなければならず、一子が自慢の鼻で探し回っているウチに、、、妙な場所へ迷い込んでしまう。明らかにオカシイ。。。。係長らしき人物や、桐島を見かけるが。。。。そんななか町医者の柳洪庵(大倉孝二)が、手伝いをするお琴(渡辺直美)の反対を訴えるにもかかわらず、同心の門馬(升毅)岡っ引きキリガタ(手越祐也)により捕まろうとしていた。“お犬様を殺した”と。まったくわけが分からない一子は事情を聞こうとするが、気がつくと門馬とキリガタに追われ始めてしまう。途中、風車の弥七(沢村一樹)格之進(吹越満)助三郎(石塚英彦)に助けられ、ご隠居(伊東四朗)の前に連れて行かれる一子。一子が事情を話したところ、柳の無実を晴らす協力をしてくれることに。が。。。一子、。。目立たない服装に着替えたつもりだったが、キリガタに捕まってしまい牢獄へ。そこには、くだらないことで捕まった、大工の田中(水上剣星)や牢名主(佐野史郎)たちがいた。するとそこに柳が連れてこられてくる。すべては将軍・綱吉(田口トモロヲ)の“生類憐れみの令”のせいだという。。。敬称略公式HPhttp://www.ntv.co.jp/dekawanko/2011年01月期に放送の連ドラのスペシャル。お話は、、、パリで休暇中の一子。偶然にも出会ってしまった13係の面々。帰国を命じられ、重村探しを買って出るのだが、気がつくと、タイムスリップ!?そんな感じである。ま。新春のドラマらしい、水戸黄門コントである。面白いかどうかで言えば、かなりビミョー(苦笑)細かい事は、気にしないこととする。夢オチだしね。一応、一子、、、ワンコらしさは出しているが、前半、1時間かけてすることか???という疑問しか感じないのが本心である。それからあとも、、かなりテンポが悪い。どうも今作は、連ドラの途中からですが、クオリティの低下が。。。。。やはり、事件を追わない。。。事件を解決しようとしない。そこが主因であるのかもしれませんね。そう。刑事モノとしては、ありがちなことであっても、刑事モノらしさが見えなければ、意味はほとんど無いということだ。たしかに、刑事モノだからと言ってて、刑事としての活躍を描く必要は無い。だが事件やイベントを描けば、テンポを作ることができるのだ。そこに小ネタで味付けをすれば、“らしく”て楽しくなるのである。それに。ドラマの芯がハッキリしますしね。ただ実際のトコロ、それ以前の“大人の事情”という問で短い時間。。メンバーが13係の部屋にしか集合できない。。。と言う事なのかもしれない。それでも、なんとかしてドラマを作ろうとしたら、こんな事態に陥ったのだろう。今回のように、無理してアレコレ描こうとするくらいならいっそ、連ドラ時にあったように、“13係の休暇”“13係の正月”という程度の作品で、良かったろうに。ドラマの芯がハッキリしないため、物語にブレを作ってしまっている。ブレがあるため主人公の行動に意味が生まれず、結果的に、他の登場人物の小ネタと同じで、引き延ばしになっている。おかげで、見ていると、、ほんとに散漫と言って良い状態。もう少し何を描くかをシッカリと序盤から表現し、一子だけに絞り込んで、ただ楽しく描くだけで、もっと楽しめたと思います。いや、前半、後半、どちらか1時間だけで十分である。ほんと、普通に、、、恋をまとめるワンコの話で良かったんじゃ?序盤から、結末がバレバレすぎて引き延ばしている印象しか無かったし。それが、最もイライラさせた原因でしょうね。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/5402212f49c66586b8c2f96812620005