鍵のかかった部屋 Episode3
『盤端の迷宮』『美人棋士vs榎本!盤面が語る密室の謎』内容捜査一課の鴻野光男(宇梶剛士)刑事が、芹沢(佐藤浩市)を訪ねてくる。芹沢のクライアントプロ棋士・竹脇伸平五段(ゆうぞう)が殺されたという。ホテルの一室で殺されたのだが、携帯の履歴に残っていたのが芹沢だった。守秘義務があるため、内容は話せないと芹沢が訴えると、鴻野刑事。。。。。無くなった部屋が密室だったと告げる。連絡を受けた純子(戸田恵梨香)は、榎本(大野智)と現場のホテルへ。ホテルのスタッフによると、マスターキーで開けたというそのとき、チェーンまでかかっていたと言うことだった。話を聞いた榎本は、ドアを開けたとき、チェーンのためドア近くの遺体にはぶつからなかったことを認識する。その後、竹脇の恋人で女流棋士の来栖奈穂子(相武紗季)が駆けつけ、鴻野刑事は、遺留品が竹脇のモノであることを確認。そこで榎本は、来栖が妙な行動を取ったのを見逃さなかった。だが考えても解けない密室の謎、やがて榎本は、純子に告げる「今回の密室には、動機というモノが、強く関係しているようです」そのころ、来栖は、四段昇級をかけた対局があり、話題になっていた。将棋会館へと向かった榎本と純子は、来栖が稲垣真理(山下リオ)と話をしているのを目撃。そんななか、来栖の対局が始まり、見守る榎本と純子。そこにプロ棋士・中野秀哉四段(忍成修吾)が現れ、竹脇を恨んでいる人間は沢山いると言われる。プロ棋士・谷二郎八段(児玉頼信)もそのひとりだという。榎本たちが谷に話を聞きに行くと、毒島薫竜王(貴志祐介)も、そのひとりだと言われる。ただ、毒島には、事件のあった日には、対局があったらしい。。。。敬称略一瞬、今回が、5~6話目かと錯覚を起こしてしまいました。それくらい、榎本と純子の距離感が近くなっているだけで無く、それぞれのキャラを“すでに描いたあと”という印象で描ききっている。で、よく見ると、、、第3話目!ちょっと驚いてしまいました。ということは。原作でも、キャラがハッキリと確立していると言うことですね。当然と言えば当然ですが。それをドラマ、、、それも連ドラで“ありき”で描くのは、本来は難しい。それなのに、ちょっとした演出で、ふたりのキャラを丁寧に描いている。ほんと、わずかなことだ。微妙にイレギュラーだったこれまでに比べると、これからを考えれば今回は、次への期待が高まるお話だったと思います。ま、事件自体は、“どこかで。。。。”なのだが、それは別に良いだろう。密室事件を面白く表現しているのだから、それだけで十分。1つ気になったのは、芹沢の存在、、、かな。原作にはいないキャラらしいが、今回のような感じなら、いる必要性が。。。。と同時に、ふしぎだったのは、鴻野刑事の存在。ほんとは、この存在こそが、今作に必要キャラだったんじゃ?全体として完成度が高くなっているので、細かい事は気にしないことにします。まあ。。。今後も、続けていけるかどうかは、微妙かも知れませんが。ネタ作りが難問だよね。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/e21e05a0c5e7d24437d4c6f945079346