月曜ゴールデン特別企画 宮部みゆき4週連続極上ミステリー第一夜『理由』
『直木賞受賞超大作を豪華キャストで完全映像化! 犯人も被害者さえも正体不明4死体と7つの家族…謎と裏切りの真相!!』内容雨の降る中、荒川北署の吉田達夫(寺尾聰)立花啓太(永山絢斗)は、張り込みをしていた。やがて強盗殺人の容疑者・野崎の身柄を確保する。署に帰ると、娘・小西美穂(香里奈)からメールが入る。仕事で約束が守れなかった父へ、今度また恋人・朝倉和也(福士誠治)に会って欲しいという内容だった。元妻・小西貴子(麻生祐未)は、無理だろうと告げるが。。。。そんななか、あるマンションで転落死体が発見される。管理人の佐野の話では住人かどうか分からないという。その直後、エレベーターと2025号室の間に血痕が発見される。部屋に向かった吉田と立花。。。。鍵はかかっておらず。その部屋の中から、中年男性(岩松了)中年女性(あめくみちこ)そして老女の男女3人の死体が発見されるのだった。住民台帳によると小糸信治、妻・静子、息子・孝弘のハズだが、佐野の話では、死体は、3人では無いという。その後の調べで、小糸信治(堀部圭亮)は、静子の実家にいたと確認されるが、なぜか、今朝、、、一家3人で家を出たと分かる。そして監視カメラには、住人以外の人物が2人。中年男性と、赤ん坊を抱いた女性。。。。。同じ頃、簡易旅館を営む片倉義文(沢村一樹)は、娘・信子から、客が来たと言われ。。。。。。そこには中年男性そして宝食堂の主人・宝井睦夫(平田満)妻・敏子(りりィ)は、娘・綾子(吹石一恵)のことを心配していた。綾子の子をあやす、、、弟・康隆(菅田将暉)その直後、体調を崩し、綾子は病院へと運ばれていく。両親が毛嫌う、あの男・・・八代裕二(速水もこみち)を庇う綾子だが。。。。やがて、小糸信治から、亡くなった3人と転落死した1人が占有屋だと判明。競売にかかっていた物件で、石田直澄(杉本哲太)という男が落札していたという。だが占有屋がいたため入居が出来ずにいたらしい。カメラの映像から、中年男性が、石田だと分かり、吉田たちは、石田直澄の身元の捜索を開始する。まもなくして、直澄が、母・キヌ江(江波杏子)のもとに連絡を入れてくる。吉田が事情を聞くと、母・キヌ江、息子・直己、娘・由香利(橋本愛)からマンションを買ったことを自慢していたことが分かってくる。どうやら、買ったことには『理由』があるらしく。。。。そんななか、占有屋の身元が判明する。砂川信夫、妻・里子、息子・毅、母・トメの、、、家族だった。捜査本部は、石田直澄を重要参考人とするが、吉田は違和感を覚えていた。その直後、砂川里子(美保純)が警察に現れ、毅、トメが生きていると分かる。砂川と一緒に亡くなった3人は、誰かは分からないらしい。敬称略公式HPhttp://www.tbs.co.jp/miyabe-gokujou/『家族ったって、家族でいようって思いがなきゃ、他人より遠いもんなんだ』原作は、宮部みゆきさん。もちろん、未読である。お話は、、発見された身元不明の4人の遺体浮かび上がってくる4人の妙な関係と、、身元。その一方で、容疑者が2人浮かび上がるのだが。。。。って感じだ。簡単に言えば、全てが謎。。。謎だらけの事件である。最終的には、色々なことが繋がりが見えはじめ、ミステリーとして、かなり良い展開ですね。ま。。。若干、テーマで縛りすぎているため、ミステリーとして、微妙な雰囲気を生みだしてしまっていますが、実際、主人公の家族部分は、特に必要ないような気もしますけどね。。。これはこれで、綺麗にまとめるには、仕方ないかな。それにしても、豪華俳優陣が。。。。なんていう雰囲気じゃ無くてキッチリとしたミステリーで良かったです。先週みたいな感じだと、困っていたところだ。