松本清張ミステリー時代劇 第六話
「山椒魚」 内容天明元年。疱瘡の流行りも一服しはじめていた頃。疱瘡除け呪師の源八(ラサール石井)は、厄除けと称し神魚拝観を行っていた。今日も百文で御利益があるならと。。。。客が声をかけてくる。百文を懐に入れた源八が、担いでいる桶を開けると。。。。そこには、魚のようで魚で無いな得体の知れぬモノが入っていた。客が手をあわせていると、周りの人がそれを見て。。。。。ひと仕事終えた源八が、木賃宿“常陸屋”へ。女将のおまさ(秋本奈緒美)によると、源八の小間使いの庄太(落合モトキ)は、丁度いま。。。“エサ”を取りに行ったという。しばらくしてミミズを手に帰ってきた庄太は、源八が大切にする桶の蓋を開ける。そこには、源八が山で見つけた山椒魚がいた。金にモノを言わせ、わが物顔の源八は、他の客を人扱いさえせず。さすがの女将・おまさも、金の羽振りの良さで我慢するしかなく。庄太も、喰わせてもらっている恩で、何も言えなかった。そんなとき、客の一人、薬屋の女房・お種(宮地真緒)が源八に声をかけてくる。一緒にいる病の夫のために、食事を恵んで欲しいと。泣き付かれた源八は、白めしを恵んでやるが。。。。その直後、山椒魚の様子がオカシイと、源八は庄太に八つ当たりをはじめる。どうやら庄太が、お種に声をかけたのが気に入らなかったらしい。理不尽さを感じながらも、頭を下げるしか無い庄太。そんななか、源八は、もう一部屋貸して欲しいとおまさに耳打ちする。源八の思惑を知った庄太は、惚れ薬をおまさに手渡し。。。。敬称略今までの話とは、少し雰囲気の違う話でしたね。こういうのもアリだとは思いますが。。。。ミステリーなのかな??普通の時代劇だよね??