相棒season14 第10話元日スペシャル
『英雄~罪深き者たち』「英雄~罪深き者たち首相候補を狙う連続爆破!!人質は全都民1300万人の命!占拠された豪華客船上で特命係が絶体絶命!!」 内容官房副長官の片山雛子(木村佳乃)と官房長官の音越栄徳(西村和彦)により、総裁選を出馬を目指すとした新会派の設立の記者会見で、爆破事件が発生した。そんななか、休暇を前にした右京(水谷豊)のいる“花の里”に、元捜査一課の三浦信輔(大谷亮介)がやってくる。富山を旅行中に、本多篤人(古谷一行)の名を耳にしたという。超法規的措置として、現在は名前を変え、娘・茉莉(内山理名)とともに別人として暮らしているはず。何か引っかかるものを感じると言うことだった。右京は、“木本百合”という名で茉莉が病で入院する病院を訪ねるが、3日前に亡くなったとわかる。そのころ、亘(反町隆史)は、法務省に呼び出されていた。そこには。。。片山雛子を中心とした、公安、警察庁、警視庁によるチーム。本多篤人は、片山雛子の命を受け、戸籍上では死刑となり、“木本遼一”として娘“百合”と暮らしているはずだった。だが、捜査員の監視をかいくぐり、6日前に行方不明になっていた。直後、爆破事件が発生。雛子は本多が関与した可能性があると、チームへ捜査協力を命じるのだった。右京は、百合の遺体が引き取られたという、富山へ。そこは、音越官房長官のお膝元。役場の植村明梨(武田梨奈)により案内を受けることに。茉莉が埋葬されたという墓を参ったあと、2人が暮らしていた家を訪ねる。人の気配の無い家。。。。だがすでに、警察が来た痕跡があった。そしてその家の中で、“願い石”なるものを見つける。その直後、警察関係者が現れ。。。。。。。。亘も居る雛子達のチームの元に連れて行かれた右京は、厳重注意を受けることに。だが、一切ひるまない右京。すると。。。亘が、右京を追いかけてくるのだった。「手を貸して欲しい」と。5年前に、本多親子の“超法規的措置”の折からチームに参加。雛子の手法には納得いかず。。。2人の行方が気になっていたという。もう一度、本多が居た尸林を訪ねた右京は、音越の秘書・森戸と遭遇する。13年前に、火事で亡くなった元国会議員の大黒隆明の小屋にいた。森が売却される前に、仕えていた大黒の小屋を、見てみたかったと。子供たちを集めて、交流していたという。。。ただ悪い噂もあり。。。大黒が死を選んだとき、少年2人が最後に接触していた可能性があった。そんななか、亘は、元暴力団組長・鞘師九一郎(橋本さとし)のことで角田(山西惇)から相談されていた。4年前の浄化作戦で取り逃がし、海外逃亡。その鞘師が、日本に戻ったという情報が入ったという。調べていくと。。。大黒と鞘師には繋がりがあった。そのうえ、鞘師が海外から持ち込んだ可能性のある爆薬が、爆破事件の火薬と一致していた。音越の選挙区出身の鞘師。狙われたのは、雛子では無く音越なのでは。。。と。そのころ本多は、鞘師、柄谷時生(郭智博)らとともに準備を続けていた。しばらくして、雛子のもとに、本多から爆弾を仕掛けたと連絡が。。。敬称略脚本は、真野勝成さん監督は、橋本一さんファン向けの要素もあるし。それなりに捻っているし。一応。。。ギリギリ。。。亘にも役割が有ったので、“事件簿”にならず《相棒》かな。。。ギリギリだけどね。そのため“元日スペシャル”のわりに、そこそこ満足。ただし、説明が多くて、助長気味なのが、玉にきず。“本多篤人”の退場劇として、盛り上げたかったのだろうけど。。。。。。最終的な結末は、バレバレなのですが。その結末から考えると。無理して退場劇に仕立てる必要無かったかもね。極論を言えば、同じようなキャラがいる限り、本多篤人は不要。いや、本多篤人がいるから、時間が引き延ばされたと言って良いだろう。いない方が、締まった話になったかもね。最後に。なぜ、本多親子。。。片山雛子にしたんだろ。もちろん、再登場自体を否定するつもりは無いが。個性的と言うよりも。。。“職種”が特殊なだけだよね???俳優に個性があっても、そんなの関係がない。シリーズには、もっともっと“キャラ”が個性的な人が沢山いるし。そういう人を出すならまだしも。。。。普通だよね。。。このひとたち。作品をカタチにしようとしたら、こう言うことになったんだろうけど。別に、登場させる必要がないなら意味がないわけで。せめて、役割が際だっているなら、違ってくるんだけどね。そういうのも、ほぼ無いし。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/9b681c59119466a09c7b293d90b3d8aa