BS時代劇『伝七捕物帳2』第二回
「めぐり逢(あ)い、悲しき草笛」内容油問屋で押し込みがある。駆けつける伝七(中村梅雀)店の者は、眠り薬で眠らされ、奉公人の女ひとりだけが殺されていた。手口から“うつぼの嘉兵衛”一味の仕業だと考える。半年で3度目。奉公人の女をたらし込み、引き込み役にしていると思われた。そんななか、店のひとりから、殺された奉公人が出入りしていた茶屋を知る。すぐに茶屋へ向かうと、呉服問屋“志摩屋”で奉公する・お幸(瀬戸さおり)が、男といた。何かを感じ取った伝七が、その男・政吉を追いかけるが、突如、目の前に、小刀を持った男・佐平次(寺島進)が現れ、伝七は襲われてしまうのだった。勘太(徳重聡)がやって来て、難を逃れる。その後も、伝七は、お幸の後をつけるのだが、再び、佐平次が現れ、邪魔をされてしまうのだった。これ以上関わるな。。と。伝七が困惑していると、佐平次は。。。ついて来いと告げる。向かった先は。。。。北町奉行・遠山(松平健)の屋敷だった。佐平次は、遠山の配下の隠密廻り同心・辻村左内だという。姿を見せぬ一味の首領・うつぼの嘉兵衛をあぶり出すため、半年以上、一味に潜入していると言う。遠山からも、手を引くよう言われる伝七だったが、当然、引き込み女が殺されるのを黙って見過ごせるわけが無く。勘太、文治(上遠野太洸)が、政吉をつけ、徳松という男が、子供と遊ぶ老人(谷口高史)に接触するのを確認。一方、伝七は、辻村の様子がおかしいコトから、調べていくと、辻村とお幸に関わりがあると知る。敬称略やはり、こんな感じの、捕り物は、面白いですね。今回なんて、一応、捻りもあるし。時代劇らしい時代劇ですね。不思議なのは、脚本が、森脇京子さん、伊藤崇さんの2人なのに、妙な印象を受けないことだ。かなり精査しているのだろうね。演出の吉田啓一郎さんのおかげかな。