金曜8時のドラマ『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』第3話
内容ある日、石井社長(三宅裕司)から、杉山(沢村一樹)らに思わぬ発表がある。いつも失敗ばかりの冷凍食品のコンペに残ったのだという。残ったのは2社。ライバルは、博王堂。。。杉山がかつて勤めていた大手代理店だった。そんななか、さくら(和久井映見)がやってくる。依頼主は商店街の鮮魚店“魚久”をひとりで切り盛りする久本節子(高橋ひとみ)昔のように、客を。。。。という。期限は、10月31日。それは、コンペの日と同じだった。こういうこともあると、杉山は仕事を始めるが、どうも、良いプランが思いつかない。そんなとき、節子の娘・加奈(工藤綾乃)がやってくる。“母の依頼を撤回したい”という。そのころ、さくらは、“魚久”に関して、ある噂を聞いていた。。。その後、節子にも認められず、自身のセンスも落ちたと感じる杉山。すると、さくらが、杉山の背中を押してくれる。そして邪魔をしないようにと会社に来なかった石井の一言が。。。。敬称略脚本は、谷口純一郎さん監督は、及川拓郎さん前回までと、脚本と演出が違いますね。奇妙な言い回しだけど。オーソドックスな、人情ドラマになった感じですね。もちろん、前回までが、オーソドックスでは無かったと言うことでも無いし。面白くなかったワケでも無い。ただし、大きく違うのは、前回までは、登場人物のテンションが、異様に高かったが、今回は、普通な感じになっていることかな。アレはアレで、特徴と言えば特徴と言えるのだけど。そういう演出だと、やはり印象が引っ張られてしまい、どうしても、物語が入って来にくいのである。極論を言えば、前回はテンションが高すぎて、あざとさが見えたが。今回くらいならば、特徴らしいものは無いのですが、落ち着いて物語を楽しめる感じだ。このあたりは、好みの問題だろうけど。登場人物のキャラが見えにくいか、見えるか。。。で、印象は大きく違うモノなのだ。ただ、。。。個人的には、こっちの方が、良いのでは?と思っています。だって、この枠の作品の作風などから、若年層を狙われていないことは明白。だったら、今回くらいのほうが、固定客をシッカリつかめる可能性は高いだろう。もしかしたら、盛り返すことが出来るかな。“こう言うのを期待していた”っていう感じだし。初回から、こういうのだったら、全く違ったかもね。ってか、これが、本来の。。。。既定路線だよね??