連続テレビ小説『わろてんか』第131回
内容軍からの注意を受けた上で、慰問漫才を続けていたリリコ(広瀬アリス)ある日、戦地へ行くと言う兵隊さんから、国にいる恋人への恋文を託された、リリコは何かを感じ取る。リリコは風太(濱田岳)には知らせずに、万丈目(藤井隆)に本を書いてもらう。そしてリリコと四郎(松尾諭)は、故郷を思い出してしまうような漫才をはじめるのだった。が。。。途中で、阿久津少佐(八十田勇一)に止められてしまい。。。。その後、風太から注意を受けるリリコ。すると万丈目やキース(大野拓朗)らも同じような手紙を託されていたとわかる。敬称略伊能栞のくだりは、横に置いておくが。わろてんか隊の描写や、その直後の、風鳥亭での主人公、楓、亀井の描写は、今作にしては、かなり頑張っていて、良い感じでしたね(笑)直接的な描写は無くても、“戦争”を描き。それと同時に“笑い”も描いた感じ。気のせいか。。。いや、気のせいでは無いだろうが。今作で初めて“ドラマらしいドラマ”を見たような気がする。基本的に、表面的な描写だけで、その内にある描写が、中途半端なのが、今作。なんとなく、俳優の演技で誤魔化してはいても、脚本の薄っぺらさは消え無いモノなのだ。まあ、今回くらい。。。。ってのは、約150回のドラマで、毎回のようにするのは不可能に近い。それは、傑作だと言われるような作品でも同じなのだ。だからこそ、1週縛りで、工夫して描くのである。ただ、今作の場合。1週縛りは、良いのだが、盛りこむネタが多すぎて、工夫出来ずに、なにひとつ、ドラマに仕上がっていなかったのだ。風呂敷を広げすぎたことの功罪である。それ以前に、登場人物の描写が甘すぎなんですけどね(苦笑)が、今回は。。。今回だけは違う。登場人物の心情を描き。登場人物のやりとりを描き。それらを基本にして、物語を描くという、普通に物語を描いて来た。これこそが、“ドラマ”であろう。今回があったからと言って、“終わりよければすべてよし”なんて、言うつもりは全く無いが。ほんと。。。残念なことだよね。今作。取捨選択が出来ていれば、題材が面白いだけに、もうちょっと、面白いドラマになっただろうに。。。。結局ね。これ。俳優を画面に出すことばかり考えているから、ドラマにならないのだ。ドラマは、そこじゃない。そういうことである。ま。。。。“大人の事情”の介在もあるだろうけど。正直、それ以前の問題の部分が大きすぎです。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-4260.html