連続テレビ小説『なつぞら』第47回
内容咲太郎(岡田将生)に誤解され、亜矢美(山口智子)の“風車”に連れて来られたなつ(広瀬すず)が、なつは、誤解されているだけで無く、咲太郎と亜矢美のやりとりに、怒りを抱き、飛びだしていく。追いかける咲太郎は、なつに謝罪し。その後、雪之助(安田顕)雪次郎(山田裕貴)からも誤解だと説明され、なつに“夢”があると知る咲太郎は。。。敬称略誤解の部分と、その直後の寸劇は、ともかく。別に、兄妹を捜しに来たわけでも無いのに、まるで、目的であるかのような言い方で、兄を怒鳴りつける主人公。その姿に、不快感を抱いていたら。直後には、“お兄ちゃんを責める資格は無い”と言わせる始末。その話の流れで、妹のことを口にするのかと思ったら。今度は、“夢”を口にする主人公。まさに、支離滅裂。正直、次から次へと、口から出任せ。。。嘘を言っているようにしか感じられない。前回指摘したが、そもそも、兄妹捜しが目的では無いのに、兄を怒鳴りつけ、なじること自体が間違っているのだ。兄妹を口にしたならば、その思いをシッカリと表現すべき。が、日が明けて。。。次の回に進むと。そんなことを言ったのを忘れたかのように、今度は、アニメーションだと言い始める。ここで、ひとつの疑問が。。。いや、問題が浮上する。あくまでも、今作が表現してきたことを言うと。主人公が、絵を描いたのは、北海道だけ。東京。。。ましてや、兄は、絵が好きかどうかは、良く分からない。まあ、細かい事を言うと。亡き父が遺した絵を、主人公が父だと指摘した部分があったコトを考えると。きっと、父は昔から。。。なのだ。その流れからすると、主人公も、幼いころから絵を描いていた可能性が浮上する。今作は、表現していないけど。だったら、咲太郎は、主人公の絵を見るなどして、“昔から”とでも言わせるべきだったのだ。が、今作は、そういう部分は、全く無い。なのに、咲太郎は、主人公が絵を描くのが好きだと言わんばかりに。妙に共感して、次へと進んでいく。もちろん、それが、咲太郎。。。というキャラなのかもしれないが。ただ、“連ドラ”としては、雑だとしか言いようが無い。視聴者以上の脳内補完と、妄想で、物語が進んでしまっているのだ。これは、違和感どころでは無い展開である。ちょっと、支離滅裂が過ぎる状態になっているね。。。。演出が雑、展開が雑なのは、分かっていたけど。前回、今回で、全く話が繋がらないっていうのは、ホントに、“連ドラ”として、大問題だと思いますよ。それも、同じシチュエーションなのに。なぜ、次々と、意味不明なことを言わせるかなぁ。。。。これ、知っている人は知っているとおり。元々、作風にクセがあり、分かりにくさがあるのも事実なのだ。が、それ以前の部分で、迷走している感じだね。精査云々もあるだろうが、ページをめくって、別のコトを書いている感じだ。思いつき。。。。。いや、これ、もしかしたら、複数脚本?じゃなきゃ、ここまでにならないと思います。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5236.html