大河ドラマ『麒麟がくる』第十三回
「帰蝶のはかりごと」内容天文二十一年。命を狙われた利政(本木雅弘)は、首謀者である土岐頼芸(尾美としのり)を討伐することを決意する。なんとか引き止めたい光秀(長谷川博己)は、鉄砲を持参し稲葉山城へ。美濃守護である土岐頼芸に弓を引くべきでは無いと進言する。多くの国衆が、敵味方に分かれて戦うことになってしまうだろうと。すると利政は、実際に戦をするつもりはないと語りはじめる。国衆に戦乱の世への覚悟を促すためで、無駄な戦はしないという。そのため、穏便に頼芸の追放することを考えているということだった。その頼芸の屋敷では、異変が起き始めていた。そこに高政(伊藤英明)が現れ、利政が戦を考えていることを告げる。そして、頼芸の陣へ、国衆とともに加わることを伝えたのだが、次の瞬間、頼芸は、慌てて部屋から飛びだしていき。。。。そのころ、東庵(堺正章)と駒(門脇麦)は、駿河へと向かっていた。その道中で奇妙な行商の男・藤吉郎(佐々木蔵之介)と出会うのだった。藤吉郎は、書物を手に、読み書きを学んでいるようで。。。一方、信秀亡き後、家督を継いだ信長(染谷将太)は、戦に明け暮れていた。今川の脅威もあり、家督を継いだ信長に反旗を翻す者たちがいたからだった。そんななか、平手政秀(上杉祥三)が自刃する。その信長に帰蝶(川口春奈)が、父・利政からの文を手渡す。信長に会いたいと書かれてあった。敬称略作、池端俊策さん、脚本協力、岩本真耶さん演出は、深川貴志さんダメだとは言わないけど。なんだろうなぁ。。。これ。ほぼ、序盤だけ、主人公が存在するという。。。。意味不明さ。そこまでして、主人公以外を引き立てたいならば。。。。いや、そこまでして、斎藤家、美濃。。。そして脇役を描きたいならば、初めから、光秀を主人公にしなければ、良かっただろうに。前作《いだてん》のように、1クール毎に、主人公を変更しても、良かったと思いますよ(苦笑)まあね。分かるんだよ。“大河ドラマ”ファンや、“戦国”ファンなどが存在するから。主人公が誰だろうが、いくつかの“イベント”を期待されてしまいがち。今まで、様々な“大河ドラマ”で、行われてきた習慣だと言える。個人的には、必要無いモノをワザワザ盛りこんでいるため、“悪習”だと思っていますけどね!!今作だって同じだ。そらね。主人公のいま現在いるのは、美濃だし。将来的に、尾張が。。。ってのも分かっている。だから、絶対に絡めるべきでは無いとまで、言うつもりは無い。でもね。今作って、今回どころか、今までの話の8割は、主人公以外の“脇役”の物語である。それを、どれだけ、好意的に見ろと言うのだ?かなり好意的に見て、群像劇だと考えれば、理解出来ないわけでは無い。番組開始前の、いろいろな番宣を見ていると。一部で、もっと正確には、一部のスタッフの言動から、そういう雰囲気があったからだ。だから、可能性の1つとして、そういう群像劇だと思いながら視聴開始。そのあとも、そういう風に、好意的に見ているけど。正直、全く納得出来ていませんよ。だって、あくまでも主人公は明智光秀だからである。今回にしたところで。演出的な差異はあるとは言え、信長と道三という“鉄板ネタ”俳優および演出や、細かい展開が違うだけで。ハッキリ言って、既視感しか無いネタである。だから。。。なのである。たとえ、強引であっても、明智光秀を絡ませれば良いだろうに。。。。と。これじゃ、初回、第2回および、一部の京パートが無ければ今作の明智光秀は、ただ単にセリフが多いだけの脇役でしかないです(苦笑)そんなの、見飽きてますよ。ほんと。何度も書くようだが。ダメだとは思っていません。でも、面白味はあるけど。個人的には、期待以下で、物足りないです。もっと、明智光秀が、見たい!!ってか、鉄板ネタは、良いけど。今後は、鉄板ネタが増えていくよね?それ、どうするの?混ぜるの?だったら、ますます、明智光秀が、遠ざかるような気がします。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5858.html