日曜ドラマ『親バカ青春白書』 第1話
内容妻・幸子(新垣結衣)を亡くしてから、男手ひとつで娘を育ててきた売れない小説家の小比賀太郎(ムロツヨシ)娘・さくら(永野芽郁)のコトが好きすぎて、さくらと同じ大学に入学することに。小学校から女子校育ちの娘が、共学の大学に行くと言うだけの理由で、心配で心配でたまらなかったのだ。入学式で、さくらは、広島から来たと言う山本寛子(今田美桜)と知り合いに。早速、父・太郎が同級生だと聞き、寛子、父・五郎(佐藤二朗)から、驚かれてしまう。敬称略脚本は、穴吹一朗さん演出は、福田雄一さん脚本統括、福田雄一さん脚本は違っても、一応、“統括”なので。ほぼ全般的に“福田雄一ワールド”ですね。ただ、あくまでも。。。“ほぼ”なんだよね。。。。。個人的な印象ですが。どうもね。そこが微妙に引っかかっている部分。実際、それなりに仕上がっているとは言え、ほとんど、ムロツヨシさん頼みに近いし。もちろん、それがダメって言うコトでは無い。正直、“それだけ”だと、物足りなさすぎる。。。。ってことだ。一番問題なのは、今作が描こうとしている“中心”が分かり難いこと。1.おっさんが大学生に2.お父さんが同級生に3.娘への愛が深すぎる父とまぁ、要素がたくさんあるのだ。ってか、これ、根本的に娘への愛情物語が、メインなハズで。大学生だろうが、同級生だろうが、売れない小説家だろうが、そんなこと、どうだって良いはずなのだ。もちろん、それぞれの要素は、面白味として使いたいようなのだが。。。じゃあ、そこをハッキリとさせるべきじゃ無いんだろうか?例えば、大学生である事を強調して、父もコンパに行っていて、娘と鉢合わせ。。するだけで良いハズだし。同級生だったら、そこをもっと利用、強調して描くべきだろうし。愛なら愛で、GPSなどと言わず。ストーカー的に、付きまとっても良いわけだし。アレコレと盛りこみすぎて、結果的に、それぞれの描写が中途半端になってしまっている。。。ってことだ。集中して描くからこそ、その変態性というか、、、偏愛というか。。。それが明確になるんじゃ?その根本が振り切れている印象が無いからね。。。。プロットを用意して、それを肉付けしているのだろうけど。なんか。。。もの凄く、残念な気持ち。期待を裏切られた。。。。そんな感じ。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6014.html