土曜ドラマ『35歳の少女』第5話
内容徐々に“今”に慣れはじめ、急速な成長が見えはじめた望美(柴咲コウ)は、自分の“今”にも、違和感を感じ無くなりつつあった。そのうえ、家庭教師としてやって来る結人(坂口健太郎)に、“付き合っている”と言い張る望美に、結人だけでなく、母・多恵(鈴木保奈美)も困惑させる。一方、息子・達也(竜星涼)に金を渡すことを決意した母・加奈(富田靖子)その話を聞き、進次(田中哲司)は。。。同じ頃、結人は、恋人代行で、愛美(橋本愛)から愚痴を聞かされてばかりいた。ついに結人は、友人としてアドバイスをしてしまう。が、そこに、望美が現れて。。。。敬称略脚本は、遊川和彦さん演出は、猪股隆一さんふと思ったのだけど。同じ“局”であるにもかかわらず。同じようなシチュエーションで。。。。マスクありとマスク無し。別にね。それなりに注意すれば良いとは思うし、アレコレと言うつもりは無いが。あまりにも、“差”がありすぎて。両方ともに、違和感を感じてしまっています。ま、今作を基準に考えれば、他局も今作と同じ感じなので、違和感がああるのは“水曜”のほうなのだが。そこはともかく。なるほどねぇ。成長ですね。成長。今までよりも、成長を見せてきましたね。主人公と結人との関係。感情。同じことが母・多恵とも。そして妹・愛美とは、姉妹ケンカまで!最後の最後は、父・進次である。こういう言い方はどうかと思うが。前回までは、後遺症?というか、過去を引きずりすぎていて、変化の描写が少なかった今作であるが。唐突感はあっても、主人公の成長を序盤で明言し。一気に、“普通”に近づきつつある描写になっていますね。きっと、この“普通”への成長、変化と。それに巻き込まれる家族達の変化こそが、今作の“肝”だろうから。第5話。。。ちょうど、折り返しとして、いくつかの転機のひとつ。。。になっていると言って良いでしょう。普通の“連ドラ”なら、“起承転結”の“転”は、基本的に、一度だけなんだけどね。今作は、設定が設定なので、“転”が多い。そのあたりも、作者の狙いなんだろう。ドラマにメリハリが付きますしね。あ。。。演出家次第ですが。今回は、強引だけど、その“転”を上手く描いて来たと思います。ちょっと気になることがひとつ。成長という言葉で誤魔化しているが、価値観の違いなどのギャップが、薄まりつつあるコトかな。成長してるんだから、仕方ないんだけど。逆に言えば、主人公のキャラをハッキリさせていないことが、問題。。。ってことだ。子供の時が、大人になって。。。といろいろあると思うが。それでも、主人公は?ってのが、もう少し、強調していれば、印象は違ってくるはずだけどね。そこがやはり、中途半端。そう。ギャップだけでは、どうにもならなくなるのは、分かっていたこと。今回の結人への行動が、“キャラ”“らしさ”となるかどうか。次回を見てからの、判断になりそうである。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6229.html