日曜劇場『ドラゴン桜(2021)』第3話
内容天野(加藤清史郎)早瀬(南沙良)に続いて、岩崎(平手友梨奈)そして瀬戸(高橋海人)も東大専科に加わり、気合いが入る桜木(阿部寛)早速、水野(長澤まさみ)に命じて、問題集を4人に手渡す。3週間で5回やれと。そのうえ、4人にSNSの利用を命じる。だがやはり、4人の成績では。。。。。一方で、5人合格のノルマのためには、あと1人。出来れば2人必要。桜木は、ある生徒に目をつけていた。そんななか、東大専科の生徒を馬鹿にする学年トップの藤井(鈴鹿央士)が、生徒たち、そして桜木を挑発。桜木が、藤井に合格は無理だと告げたところ、勝負を申し込まれてしまう。すると久美子理事長(江口のりこ)も藤井に負ければ、東大専科の廃止だと。桜木は、その条件を受け入れ、3週間後の勝負が決定する。さすがに無理だという水野だが、桜木はチャンスだという。そして生徒たちに、お互いに教え合って勉強しろと命じる。その上で、水野からの“お題”を考えるようにと告げるのだった。敬称略脚本、李正美さん演出、石井康晴さん“桜木メソッド”が正しいかどうかは、別の話として。やはり、こういう“コト”こそが、今作の魅力だろうから。ようやく、話が始まった。。。。って感じかな。正直、初回、第2話を見たときは、ベタな学園モノにするつもりなのか?と思っていたが。今回のエピソードを見て、一安心である。“バカとブスこそ、東大に行け”あ。ちなみに、今回のエピソードで、最も驚いたことを書いておく。それは、脚本。前回まで複数だったのに、今回は単独。理由は不明だが。複数だと、妙に雑な印象があるから、単独の方が良いでしょうね。で。初めの“桜木メソッド”についてであるが。実際、大きく間違っているわけではないんですよね。今回の“物事には意味がある。本質がある”こういう考え方を納得できて、身につくかどうかが、重要で。今回の途中でも出てきた、“昔から、そう”なんていう短絡化が、一番だめ。逆に、“意味、本質”が理解できれば、覚えることが足りない状態でも、わかることがある。。。そういうことだ。知識があっても、それを消化しなければ、意味は無いし。知恵にならないのである。まあ、こういうのって、テレビに出ている高学歴の人は、“普通”のことなので、わざわざ口にすることはないのですが。もちろん。。。そういう家族の人たちも、いろいろ言ったところで。“普通”のことすぎて、わざわざ口にしないしね(笑)個人的には、だから、今作は。。。出来れば“らしさ”を残してほしかった。と、思っていたのである。それを楽しめるかどうかではない。出来る人のことを、今作はわかりやすく解説してくれている。勉強なんて出来なくたって、意外と重要な“普通”のことを。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6612.html