相棒season20 第11話元日スペシャル
「二人」内容ある日、甲斐(石坂浩二)から食事に誘われた右京(水谷豊)亘(反町隆史)その店で右京は、妙な人物を目撃する。経友連事務総長・藤原信宏と与党政調会長・袴田茂昭(片岡孝太郎)代議士の会食。見たところ、もうひとり、誰かが来るようだった。。。その夜、早瀬新、峰岸聡というふたりの少年が、落としたスマホを探していた。すると暗闇の中で、大人が言い争っているのを目撃する。気づかれてしまい、隠れるふたり。すると、争っているウチのひとりの大人が、スマホを持ち去ってしまう仕方なく、早瀬新は、“マメさん”と頼りにしている遠藤佑人(尾上寛之)に、聡が撮っていた動画を見せて、スマホの行方を探ってもらうことに。そんななか、年末年始の当番勤務の特命係に電話がかかってくる。亘へ。。。。女性からの呼び出しのようだった。亘は、神妙な面持ちで、右京に紹介したい人がいると、待ち合わせ場所の教会へと向かう。教会にいたのは、亘の姉・冠城由梨(飯島直子)だった。教会でボランティアをする由梨は、“お願い”があると言い始める。“湊健雄”と名乗っている、記憶喪失の男性(イッセー尾形)の身元を調べて欲しいと言うことだった。昨夜遅くに、訪ねてきたが、名前以外、何も分からないと。由梨は、同じボランティアの福田浩介と交番に届け出をしたが、警察にも行方不明届けは、出ていないらしい。早速、右京、亘は、湊健雄を見つけたという少年、新、聡に話を聞くことに。すると、近くの公園で、騒ぎがあったことを知る。湊自身が、自分が重要な人物と言っていることを考えると、何らかの高級品などを身につけていたと推測。だが、争った現場付近には、何も無いコトから、誰かが持ち去ったと考えられた。そこで、盗品などの売買の捜査に造詣のある角田課長(山西惇)に事情を伝え、協力を求めたところ、“湊健雄”という名前を、どこかで聞いたことがあると言われる。一方、新は、入院中の祖母・君枝のために。。。と。湊に、仕事を依頼する。そのころ、湊が口にした“デイリーハピネス”という会社について、右京と亘は、調査を始めていた。何らかのトラブルがあるようだが。。。。そんななか、右京は、公園で巡回警備員をするという高田久志が、何かを知っていると考え、話を聞くと。。。。同じ頃、新が、何者かに連れ去られてしまう。敬称略脚本、太田愛さん監督、権野元さん結果的に、“SP”なので、巨大な陰謀めいた話になってしまっているが。描いていること自体は、“小さいこと”を積み重ねているので。いつものような、表面的に巨大な陰謀というだけで、内容がチープ。。。っていう“いつものSP”よりは、面白みのある一種のヒューマンドラマに仕上がっている。まぁ、子役を使い。。。明らかにイッセー尾形さんの当て書きだと思えるような展開、演出もあり。全体的に、ユルい雰囲気に、誘導している感じかな。このあたりは、脚本家さんの“らしさ”が出ていると言って良いでしょう。こう言っちゃなんだが。不必要に派手な展開にするより、こういう“普通”を、“普通”にやって欲しいんだけどね。。。。いつも。本来、そういう物語を、右京と亘で、紡いでいくコトこそが《相棒》の本当の姿だと思いますしね。個人的に、今回のエピソードで評価しているのは、“冠城亘”の私的なことを、盛り込んだこと。もちろん、“大人の事情”もあるのだろうけど。そもそも、歴代の“相棒”のなかで、序盤こそ法務省絡みの描写はあったモノの、そのあとは、右京の相棒と言うだけで、ほぼ私的なことを盛り込んでこなかった。正確には、“冠城亘”の過去。。。ってことでしょうか。友人や、ちょっとした恋バナなどは、盛り込んでいたけど。その程度は、他のキャラでも描いていることだしね。まぁ、キャラ自体は、シッカリを描いているので、“ドラマ”としては、何の問題も無いのですけどね。だが、おかげで、《相棒》としては、話はうまく回っているが。“冠城亘”絡みでの話の広げ方が小さくなってしまっていたのだ。ほんと。。。。ようやく。。。。ですね。わーくん。。。だもん(笑)もう、遅いけど。3年くらい前に、姉を登場させても良かったかもね。まぁ、極論を言ってしまうと。冠城亘の姉が登場しなくても、話は成立するんだけどね!最後に、どうでも良いことを。ちょっと気になったのだが。そもそも、冠城亘は、法務省にいたわけで。最高裁判所判事。。。それも、高齢なんだから。冠城亘が、。。。えっと。。。7年前?でも、知っていた可能性あるんじゃ?くだらないことだけど、気になってしまった。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-7087.html