木曜ミステリー『科捜研の女Season21』第18話(最終回)
内容尾崎徳江という女性が、池に突き飛ばされ、溺死。京根崎町の前町長だった。町長時代に推進した堤防工事の中止。その直後、水害が発生し、住人が死亡していた。恨みによる犯行も考えられ、着衣に残されていた指紋と照合するため、マリコ(沢口靖子)蒲原(石井一彰)は、被害者遺族、門谷道朗たちのもとへ。しかし指紋は一致せず。一方で、人気コメンテーターで社会学者の山神芳彦(久保田悠来)が、事件がフェイクニュースにより誘発されたモノだと発言。その映像を見ていたマリコは、SNSのハッシュタグにAI研究者の宮越優真(美村里江)の関与を疑うが。。。そんななか乙羽大学学長の篠原丈治が、大学で転落死体で発見された。屋上から、足を滑らせる可能性は低く。誰かに突き落とされた可能性が浮上する。その大学では、山岳部で滑落死亡事故が起きていた。顧問などが書類送検されたが、篠原によるしごきの命令があったという噂も。そのうえ、SNSによるフェイクニュースにより誘発の可能性も。少しして、沼田洋乃という女性が、警察に出頭。犯行を告白する。息子が山岳部で不安を抱いていたところ、フェイクニュースに背中を押されたようだった。マリコは、宮越優真がAIを利用したのではと疑うが。。。。そして。。。平矢山のロッジから、山神の絞殺体が発見される。現場には、山神の著書。著書には過激な内容。それをきっかけに、自ら命を絶った人もいたらしい。現場に残されたペットボトルに付着したDNAが検出。前歴者リストから深野拓実(柾木玲弥)が容疑者として浮上する。警察は、DNAを証拠に、深野を逮捕。その一方で、聞き込みなどで、前町長の溺死でも大貫和秋が逮捕、自白。全ての事件が解決したと思われたのだが、その直後、動画配信サイトに、深野が無実だという証拠映像が流れ。。。。警察には批判が殺到するだけでなく。マリコが不正を行ったというフェイクニュースも流れ始め、3件の事件と同じ状態に陥ってしまう。そのうえ、警察および科捜研の業務にも支障が出始めたことで、佐伯本部長(西田健)、藤倉刑事部長(金田明夫)そして警察庁の倉橋(渡辺いっけい)が、マリコに休職をするように勧め。。。。。敬称略脚本、戸田山雅司さん監督、森本浩史さんこれを、言うと。。。アレなんだが。今シリーズって、たま~~~に、今回のような、誤認逮捕のようなものがあり、多くが、通常行っているような徹底的な調査などが行われず。決め打ちされてしまっているパターンが多いのだ。今回も、まさに。それ。“科学は嘘をつかない”を合い言葉に。かなり強引に決め打ちだ。そこはともかく。今回は、かなり頑張っているね。まるでSPである。マリコの父だけでなく。母も。そのうえ、宇佐見の母・咲枝、日野の妻・恵津子。。。。とあ。。。そういや、サイバーの名前も。。。。やりきっている感じだね。“私たちの中には、もう十分すぎるほどマリコさんがいるんです”もの凄い言葉だけど。今シリーズ。。。それも、ここ数年の今シリーズを表現している名言ですね。まぁ“凄い、マリコさんが4人もいる!”も、名言かもしれませんが(笑)終わっても良い感じで、綺麗にまとめた感じですね。たまには。。。欲しいけどね。たまには。