金曜ドラマ『9ボーダー』第10話(最終回)
記憶喪失は、ともかく。なぜ、群像劇もどきにしたかなぁ。それに尽きると思います。たかだか10話程度1クールドラマで、複数の登場人物の物語を描く群像劇を描いたところで、それぞれに費やす時間が短くなるだけ。薄っぺらになってしまうのは明らか。なのに、あっちもこっちも、そんなドラマばかり。せめて、前回今回くらい、1人に集中していれば、それなりに楽しめていただろうに。致命的なのは、複数の登場人物というだけでなく。それぞれの物語も複数ということだ。おかげで、散漫どころではない状態。“事情”があったとしても、わざわざ面白味を無くすような描写。。。。それ、誰得ですか?視聴者、出演者、そして制作スタッフ。当然、その成果で。。。スポンサーや局にも影響が出るわけで。ほんと、誰得ですか?誰も得しない。。。得していないと思いますよ。群像劇もどきにしないだけで、面白くなった可能性が高いだろうに。