連続テレビ小説『舞いあがれ!』第121回
内容貴司(赤楚衛二)から、短歌を辞めると打ち明けられた舞(福原遥)敬称略作、佃良太さん今作は、短歌をテーマにした“連ドラ”でも無ければ。短歌をテーマにした“~講座”なんていう番組でも無い。なのに、主人公が進む道。。。主人公が紡ぐ物語、テーマとは、全く違う“要素”である、短歌を盛り込んでしまった。まぁ、“メイン”が、盛り込みたかったのだろう。きっと、そんな“些細な理由”だ。だが、そもそも。短歌だろうが、なんだろうが。多くの視聴者というか、多くの人にとっては、全く馴染みが無いもので。それを、ごく一部の馴染みの有る人や、なんらかのうまみを感じた人が、今までより評判になったからと、それをブームだと言い切っているだけの話だ。実際、ブームなんて、所詮、一過性のモノでしか無いのも事実で。それを“きっかけ”にして。。。っていうのも、理解出来ないわけでは無いのだけど。じゃ、そういう“要素”をテーマにしているわけでもない“連ドラ”で、“要素”を扱おうとすれば。展開は、数えるほどしか無いのは、言うまでもない。歌を詠んで成功するか、失敗するか。逆に、歌を詠めなくなるか。そう。今作の描こうとしている展開自体は、間違いでは無いのだ。だからといって、結果的に、今作のように同じような展開ばかりだと、ワンパターンな印象しかないのは言うまでもない。今作の場合。これが、脇役キャラの設定では無く、主人公のパートナーであるため、なんらかの“目立たせる展開”が、必要になるわけで。。。。そう。。。ワンパターンしか、無かったのである。あ。別に、今作の展開などを擁護しているわけでは無い。むしろ、“わざわざ”、こんな設定にする必要なんて、無かっただろうに。。。そんな、気持ちしか無いです。実際問題。今週にしたところで。主人公の物語があるにもかかわらず、“盛り込まなければ!”という、“縛り”があるために。度々、盛り込んでしまい、明らかに、話の腰を折ってしまっている。今回のエピソードなんて、良い例だ。無理に、ちりばめる必要なんて、無かっただろうに。。。ってのが本心である。いや、どうしても。。。っていうならば。たとえ、とってつけたような印象になり、あざとく見えたとしても。今回の主人公が口にしたように、“支えてくれた”を、徹底的に、表現すべきだったと思います。で、“金曜”で、落とせば良いだけの話だ。そこが、少し弱かった感じ。とはいえ。“メイン”が同じ事をやっていても、違和感しか無かったので。今週の“サブ”は、“流れ”の中で“支えてくれた”を、それなりに、盛り込んでいたのは、事実ですけどね。貴司のキャラがキャラなので、ちょっと弱かったかな。なんなら、娘と一緒に、舞の仕事ぶりを、見に行くことくらいしても良かったかもね。そうすれば、舞の頑張りが際立つし、貴司の苦悩も際立っただろうし。最後に。きっと。。。旅に出ることを“サブ”が“メイン”に注文されていたのだろうけど。なんか、唐突に、八木の名前を出した時。一瞬。。。。。BL???って感じてしまった。八木に会いたいため、妻に“歌を辞める”と脅しているように。。。。。(笑)だから、舞も、複雑な表情で。。。。。。。まぁ、個人的な印象である。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-7958.html