知らない、ということ。。。

December 16, 2006

(4)

昨日お知らせした素敵な仲間　harukiraraさんがブログの中で
ここともうひとつのブログのことを紹介してくれました

そのブログ記事のタイトルが『知らないということ。。。』
実は、このテーマ、夢見も一度は取り上げてみたかったものでした

長女の同級生の中で両親の離婚後母親と一緒に暮していた子がいたんだけれど
いろんな事情があって。。。何かと相談に乗っていたらしいんです

でも、子どもの判断だけではどうしようもなくなって。。。
ある日、ポロリと告げてきたのが。。

『○○ちゃん、食事、もらってないらしい。。』ということ。

細かいことは書ききれないので省略しちゃいますが
母子家庭の補助があることも知らず、学校納付金の減免のことも知らず。。。

彼女は途方にくれていたんだけれど、母親は取り合わない様子で。

赤の他人が介入するにはちょっとデリケートな問題だったので
長女に、行政的な補助や納付金の減免のことを話して伝えるようにして
なんとかいい方向に向かったようでしたが。。。。

知らないということ。。。

本当に大変なこともあると身につまされたモンでした。

少し前のドラマで

『ビギナー』というドラマ、ありましたよね

なぜか１話だけみたのが、奥さんを殺してしまった男性を審査する裁判の回

弁護士の卵たちが、事件の判断や判決を論じ合ってるんですが
主人公は、なんとか情状酌量にしたいようで

ところが状況判断は　どんどん男性に不利になっていくんですね～

最終判決の裁判のシーンで、何かいうことは、との裁判官の問いに

被告男性が。。。『あんぱんを。。。買ったんです』
といったとき、最後のお金で自分の食べるものを
買ったのかな～と思わせるんですが。。。。

栄養失調で衰弱しきったの奥さんになんとか食べさせたかったんですね～

ところが、奥さんはお水がほしかった。

お金はもうない。。。

公園に落ちていた空き缶に水道の水を入れて飲ませるんです

『あ～美味しい。。。』というひとことを残して
『はやく、楽にして。。』ということに

被告男性は『あの時、あんぱんじゃなくて飲み物を買っていたら。。。』
といってむせび泣くんです

かわいそうなことをしたといって。。。

このシーンがやけに心に焼き付いています
次女もこの回だけが印象に残っているようで

そのあと、実は法的にいろいろ知っていたら、
首になった会社からいくらか請求もできたろうに

もっといえば、行政的に申請するすべを知っていれば
愛する人に手をかけることもなくてよかったろうに。。。
という話しも出てきて

『知らないということの恐ろしさ』を語り合っていたものでした

そんなときに長女の同級生の話が重なって

学校の勉強だけではくて　知らないということが、
人の生き方に大きくかかわってくるということを学んだ気がします

知らないことを知ること

そして知らないということを知ることの大切さ

それは学校で教えてくれるものでもないし、一人きりでわかるものでもない

いろんなことに気づかされ、学んでいくことのすばらしさ

見過ごしたくないですね♪

ちょっとシリアスバージョンでした(笑)

今日も素敵な出逢いがありますように　(^o^*)/

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Last updated December 16, 2006 09:04:15 AM
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