楽天を視る
楽天の決算が発表されました。一応僕も株主なのでチェック。楽天が15日発表した2007年1─9月期業績は、営業利益が前年同期比11.8%増の197億円だった。証券市況の冷え込みなどから証券事業は大幅減益となったものの、EC(電子商取引)事業などの増益が打ち返した。事業別の売上では、楽天市場を主力とするEC事業が181億9,000万円(前年同期比28.2%増)、トラベル事業が37億8,000万円(同25.1%増)、ポータル・メディア事業が33億9,000万円(同7.6%)と成長を継続。証券事業は83億4,000万円(同1.0%増)、クレジット・ペイメント事業は178億9,000万円(同2.8%減)、プロスポーツ事業は30億1,000万円(同13.8%増)だった。本業でしっかりと収益を拡大していますね。思うに楽天は新興企業というイメージではなく手堅い安定企業のような印象を受けます。かといって、保守的ではなく、積極的なM&Aを展開して、事業の拡大を続けている点はすごいと思います。タイプでいうとマイクロソフトのような感じ。淡々と目標に向かって進んでいる。当たり前のことを当たり前に実行する。そんな印象を受けました。