積極的ミスと 消極的ミス
借金11...11日黒星で自力V消滅も真弓監督は「きょうは競り合わなくてもいい試合。ミスをしてしまうとダメということ」と振り返った。7日の広島戦(新潟)で5つの失策で敗れたが、この日も2つの失策。さらに、バントや走塁ミスなどもでた。今季の阪神の低迷ぶりを象徴するかのような試合だった。 これでシーズン半分を消化したが、「もう一戦一戦です。チーム状態をあげていかないとしょうがない」と指揮官。11日負ければ、自力優勝は消滅する。 ≪サンスポ≫阪神 5 - 7 読売 甲子園 ○能見 両軍 死力を尽くした熱戦は、一昨日の2倍以上 5時間を越えた好ゲームだった。って、本当にそうか?? 確かに好プレーもあるにはあった。でも、じゅうたん野球に慣れきった うさぎ達の守備の技術的未熟さには 正直笑ったし、そんな相手に最後は力負けした タイガースの現状が情けないなァ。もちろん 試合に負けたわけだから ミスは全てNGだけど、頭を冷やして考えると、同じミスでも仕方ないミスと やってはならないミスがある...と感じたりもしちゃった。まず2回の守り。無死1,2塁からのヒットでの 金本の3塁への送球を 記録に残らないエラー と言っている人が スポーツ紙や掲示板等々に意外に多いのがビックリ。打ったのは7番打者でしょ。この後の8番打者と 9番のピッチャーではヒットの確立は低いってことを考えると、ここで大事なのは このヒットで1点を与えないこと⇒2塁ランナーを3塁に止めること。本来なら 2塁ランナーが生還する場面を、捕球出来るかの猛チャージで走者の判断を誤らせ スタートを切らせなかった この隠れたファインプレーを見逃していないか? 確かに焦って 殺せるランナーを残したのは悔やまれるが...。これらのプレーは攻めに行った上でのミスと言える。現に 次打者 8番古城は簡単にセカンドゴロに打ち取ったでしょ。ホームゲッツー...。のはずが 狩野の悪送球で先制されたのが悔しい。フライの落球と、悪送球。基本的なミスが ちょっと多くないか? 本当に狩野を正捕手として育てていいのか?? リードがだんだん良くなって来ていると言う声もあるけど、チャウチャウ。すぐ後にそれを打ち消す場面が起こったでしょ。ピッチャー ゴンザレスの2点タイムリー2塁打。打撃のいい投手と元監督がラジオで解説してたけど、そんな物は百も承知。2ストライクから バッターでも打ちにくいはずのインローへのスライダーで簡単に打ち取れるとわかっていて(わかっていてほしい)、3塁ランナーを気にして ワンバウンドを恐れて外角勝負のリード。明らかな逃げての失敗。本当にそれでいいの?同点に追いついた後の 5回の守備。バッターランナーを金本のファンブル(記録はエラー)で2塁に生かせたように言われているが、バッターは俊足の松本(青いゴキブリ2世)。普通にクッションボールで処理すると普通に2塁打のあたり。1塁にストップさせるために あるいは2塁で刺すために ボールを直接捕りに行くという無理をしたが故のミス。これも意図が見える積極的ミス。最後 決勝点を取られた場面。レフト前で1塁ランナーが3塁にとこれも金本が責められているが、同点の最終回 ランナーは最速の鈴木。しかもエンドラン。チャージをするものの最も防ぐべきことは、後逸・ファンブルにより一気にホームインされること。確実に捕ることが最優先。それより 盗塁を恐れての外角一辺倒のリードはどうだろうか?? それを読みきってミートすることは WBCのコンビニ係にでも簡単なことだ。明らかに 自分本位の逃げ腰リード... 情けない。金本と狩野。もちろん、立場も期待度も ぶっちゃけ給料も大きく違う。単純に比較出来ることではないが、金本は自分に期待されている派手なプレーだけでなく 状況に応じた判断でチームを引っ張ろうとしている。ファンは仕方ないにしても、まさかわかっていない選手はいないだろうなァ!!狩野はどうか。毎試合マスクをかぶって3ヶ月を過ぎたが 同じ失敗を繰り返しすぎではないか? 今後数年間、正捕手を狩野で考えるなら(出来ることならそれだけは勘弁してほしいが 徳虎 の本音) このあたりでキッチリとした指導が必要ではないか。ヤクルト、中日、ソフトバンク。 今日4つ目のサユナラゲーム化と思ったが...。 明日こそ 明日こそ 絶対勝とう!!