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カテゴリ:院外での活動
11月8日(土)、9日(日)の2日間、「加古川ツーデーマーチ」会場で 「足の健康相談」のボランティア活動をしてきました。 初日は好天にも恵まれ、40人のウォーカーさんや一般の方が相談に来られました。 その中で印象に残った事例をここに書かせていただきます。 男子高校生と一緒来られたお父さんから、 「今日一緒に20キロ歩いたが、息子の歩き方が足を引きずるようでおかしい、 靴の底の内側ばかりがすり減るのも気になる」相談がありました。 見せていただくと、子供さんが履いていた靴は26、5センチで、 そして踵を踏みつけて靴を履いていました。 靴の紐も結んだままです。 息子さんの足の実寸を専用のフットゲージで測ると右足24、0センチ、左足24、5センチでした。 左右の足の大きさが0、5センチ違う場合は脚長差の疑いもあります。 裸足の状態で立っていただき、後から踵(かかと)の状態を診ますと、両足の踵の骨が外へ倒れています。 踵の骨は、本来まっすぐ立っているのが理想的で、 足裏の筋肉の発達、丈夫な足、正しい筋・骨格の形成と関係します。 しかし、足のトラブルを起こす方は、踵の骨が内側に倒れたり、外側へ倒れたりしているのです。 そうなると、バランスの良い立ち方、正しい足の使い方・歩き方が出来なくなります。 これにより、姿勢の崩れ(骨盤のゆがみ)や足や膝のトラブルが起こりやすいということです。 この高校生の場合、靴の踵を踏んでいるということは、 踵が外側に倒れているのに踵を安定させることが出来ません。 大きなサイズの靴を履いて、紐が結んだまま脱ぎ履きしているということは、 靴の中で足がごそごそと動き、不安定であるということです。 つまり、正しい歩き方、足の使い方が出来ないということなのです。 そこで、片足は今までの履き方、 そしてもう一方の片足は試し履きのシューズで正しい靴の履き方をして歩いてもらうと、 「こっちの足(正しい履き方の方)は、靴と足がフィットして、足がぐらつかないからまっすぐ歩ける」 とすぐに違いを分かっていただけました。 その後、正しい歩き方、足の使い方を指導させていただきました。 この相談に来られた高校生の場合、18歳ぐらいで第二次成長が終わり 骨の成長が終わり、骨格が決まってしまうことを考えると 足に合ったシューズを正しく履いていただくことが大事ですし 合わせて、姿勢矯正(バランス改善)を目的としたインソールを使っていただくとより良い結果が出るでしょう。 土台である足のバランスがよくないと、正しい成長(姿勢)がかないません。 新しいホームページの方も、写真とかコンテンツとか徐々に充実してきました よければ、ポチっとクリックして覗いてください。 ↓ 『足のバランス加古川・徳山接骨院』 ハリ治療・足の痛み・スポーツ障害 交通事故(むちうち)で悩んでいる人は ↓ 『足のバランス加古川・徳山接骨院』 加古郡播磨町北本荘1-14-5 デンワ 079-437-1152 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.11.26 09:52:42
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