江戸東京ぶらり旅

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• 神田に行った

  神田のまつやで蕎麦を食べた。いつ行っても旨い。蕎麦前としてビールとお酒を注文。それに肴は身欠きニシンと焼き鳥だった。身欠きニシンは三枚おろしの半身が出てくるので，これに端っこからがぶりとかぶりつく。味がとても良い。ああ旨いと次にビールを飲む。焼き鳥は串に刺していないものが皿にのっかって登場。これもぽいっと口に放り込む。ああ旨いと，今度は酒を飲む。若い人はあまり見かけない老舗の蕎麦屋だ。知る人ぞ知る，ということなのだろうか。それでも昔からある有名なお店だから，老若男女が来てもろよしいと思うのだが，常連さんでお年寄りが多いように思う。こんな店が私にとってはとても良い。落ち着くのだ。店員さんも若いネーチャンはいないが，これもまた良い。次はいつにしようか。矢張り，天気が良く暖かくなると蕎麦が食いたくなる。そんなときふらりといってみようかしらん。

  May 18, 2010

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• 庭の手入れ

  今日は普段の日曜日にしては早めの朝食を済ませ，さっそく庭へ。我が家には果樹の下に山菜を植えている。というのも，山菜採りにわざわざ山へ行っても，時期遅れだったり，早すぎたりで，タイミングが難しい。採れなくても，山の麓で蕎麦でも食べて帰ってくれば，それはそれでいいのだが，やはり悔しいのであります。それで，いっそのこと庭に山菜を植えてやれ，と考えたのです。そう，ちょうど１０年ほど前になりますかね。表参道のケヤキの落ち葉などを集め，これを庭にたっぷりと撒く。こんなことを何年も繰り返していると，庭の土もほかほかの良い土になり，山菜にとっても快適な環境になったと思われます。ほんの少し植えてあったのが，種をつけ，これで自然に増え，今や早春にはスーパーの野菜売り場にほんの少しなら出荷できそうなほど採れるようになったのでありますよ。しかし，これも放っておくと他の雑草の方が強い。生い茂り，やがて山菜を駆逐し，いつの間にか山菜は消えてなくなる運命。ゆえに，この雑草を取り除くということが今では私の春から初夏にかけての仕事とあいなったのであります。いやはや，今日はほぼ一日中庭におりましたね。汗は出る，腰は痛くなる。でも久しぶりに太陽に当たり，まずは良い一日であったと言えましょう。果樹には殺菌剤と殺虫剤を混ぜて噴霧しました。消毒液は下にある山菜にもかかるので，もう来春までは食べることができません。もう少しすると，果樹に袋をかけ，摘果して，また消毒。こんな日曜日が（晴れれば）続くのでございます。固定資産税がひどく高いので，果樹も一個いくらになるのでしょう。きっと世界一高いリンゴやプルーンやイチジクや梅が収穫できることになるでしょう。

  May 16, 2010

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  随分長く休みました

  四月から今日までブログはお休み状態でした。この間仕事の合間に読んだ本は１６冊。藤沢周平，向田邦子，吉村昭などなどです。それに最近は豆大福にちょいと引かれて，上野の岡埜栄泉やらわが原宿（神宮前）の瑞穂だの，それにＪＲ山手線駅構内だの，東横線学芸大学前の商店街だの，あちこちと目に付くや買い求めて，これは旨い，これは餅の部分がちょっと水っぽいとか，こんなことを続けていたらきっと「豆大福評論家」にでもなれそうな勢いで食べていたのです。これがブログをサボっていた理由なのですが，それにしても今のＭ党の政治は幼い。小学校の生徒会程度なのであきれかえり，そしてこんなんじゃ日本は潰れるぞなどと不安になり，いづれはギリシャの二の前だと不安で夜も寝られないことはないのだけれど，本当に困ったものですね。米軍の海兵隊が抑止力になっていることをようやく学んだ，に至ってはもう中国にも朝鮮にも太刀打ちできない。国を乗っ取られ，奴隷のように酷使され搾取されてはじめて気付くような程度ではもう任せておけませんね。ああ，豆大福でも食って，気分を落ち着かせなければ，などと考えているのであります。【お土産マップ】送料無料・豆大福（10個サービス箱入り）

  May 13, 2010

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  自宅でカクテル

  珍しいオレンジが手に入った。これは神奈川県のどことかで栽培されている品種。あの濃いオレンジ色ではなくて，黄色みを帯びた色をしている。果肉の部分も同様。甘みは控え目。ポンカンのようには甘くない。そして酸味もほどほどにある。これがまたいい。八朔のように苦みはまったくない。そこでこれをどうやって食べるかという問題だが，思いついたのはこういう食べ方だ。これはフレンチレストランで出てきたサラダからヒント，いや真似であるが，外側の一番厚い皮を包丁で削り取って，皮に包まれている果肉部分を適当な大きさに切る。う～ん，８等分か１０等分くらいか，ちょうどスイカを切ったような形に切るとよい。これをミックスリーフ（各種香草を混ぜ合わせたもの）と生のオマール海老，それに生のホタテのスライスを混ぜて，ここにドレッシングをたらす。そうです，このオレンジを搾ったものにエクストラバージンオイル，塩，黒胡椒でつくったものをかけると最高のサラダになりますね。もう一つ。手っ取り早いのはこのオレンジを搾って，臭みの少ない焼酎を加えてシェイク。するとどうだろう。実に美味いカクテルができたのだ。美味い，美味いと何杯でも飲めるのだが，調子に乗るとあとで大変。我が家にはシェイカーがない。それで近所を探し回ったのだが，「今はおいてないんです」という店ばかり。かつては置いてあったというのだが，カクテルなんて自分で作る人はそう多くはないに違いない。やはりカクテルバーに行って，薄暗い光の中で色とりどりのカクテルを飲むのがいいのだろうか。今度，田原町か浅草に行ったときにでも探してみましょうか。食器類が安く豊富な品揃え。合羽橋道具街というのがあって，めったに行かないが，いざとなると役立つ町だ。シェイカー，シェイカー・・・昨日はこんなものを探し歩いたのだから，実に平和というか，暇というか，進歩のない一日でした。

  Mar 23, 2010

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• 強風だ，春の嵐だ

  いやはや，春の嵐は強烈ですね。といっても昨今は冬でもしっかりと移動性の低気圧が発生し猛烈な風が吹く。これは温帯低気圧といって良いものなのか。う～ん，気象の知識が足りない。どうも私だけの感じかたなのかもしれないが，低気圧が発生したときの風力は以前よりも大きくなっているような気がする。発生の回数まではわからないが，発生したときの威力は増しているような感じがするのだ。こんな風は台風でも来ない限り経験できなかったのだが，このところ，ここ三年といった感じなのだが，風が強すぎる。台風以上といった感じだ。これを地球温暖化と結びつけるにはちょっと勇気がいるが，それだけの知識と根拠はないのだが，どうも暖かい空気と冷たい空気の差が大きくなりすぎて，その差が大きければ大きいほど風も強くなる，といった感じなのだ。徹底的に空気をかき混ぜないと地球の気温を平均化できない。えい，強烈な風で北と南の空気を入れ換えてやれ，と地球は熱の入れ替えを試みているような気がする。地球は人間のおかした環境の破壊に悲鳴をあげているようにも思えるのだ。本当はどうなのだろう？　とにかく風は以前よりも強くなっているような印象を受ける。

  Mar 22, 2010

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• のろまのパソコン

  私が現在使っているパソコンだが，とにかく遅いというのが特長だ。まず立ち上がりが実にのろい。待てども待てどもピコピコとランプが点滅し，準備ＯＫにならない。それでその間私は新聞を読んだり，読書したりでこの時間を有効に使おうと試みる。時間に余裕のあるときままだ許せる。そのうち立ち上がるさ，程度で気楽に待つこともできる。ところがこんなときばかりではない。急いでいるとき，出かける間際にちょっと地図検索が必要で，といった感じのときだが，これが立ち上がるまで長い。いやいつもと同じ時間かかっているのだが，忙しいときはやはりこの時間が実に長く感じるのだ。かといって慣れ親しんだパソコンを簡単に手放すわけにはいかない。とにかくこの時間さえ気にしなければ使えるのだから，買い替えるのは勿体ない。新たに金を投資しても，やっていることはたいしたことはないのだ。だから当分これで我慢する，との結論になる。しかし本音を言えば，速いパソコンが欲しい。困ったことだ。

  Mar 16, 2010

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  天気が悪けりゃ読書だ

  過日５，６冊買った本の中に，源氏物語に想を得た渾身の時代ミステリーというのがある。この著者は諸田玲子，本のタイトルは「王朝まやかし草子」である。新潮文庫から出ている文庫本であるが，これを読み始めたばかりである。それが意外に面白いのだ。意外にといっても，適切な表現ではないが，ともかく堀川家と東三条家の陰湿な争いのようである。堀川家の侍女であり母親である近江が謎の死を遂げた。その子である弥生が今度は東三条家の侍女になる。母親がどうして死んだのか，それを知りたいのだが，誰も口をつぐんで教えてくれない。帝との間に子どもができて，これを妬んだ帝の妻が近江を焼き殺したのか？　いや，単なる事故なのか？　さてさて，謎の和歌がおびきよせる死の影・・・私としては初めてのジャンルを読むことになる。漢字の読み方が難しいが，これも慣れだろう。いちいちメモをとりながら読んでいる。公達（きんだち），舎人（とねり），雑色（ぞうしき），乳母（めのと），骸（むくろ）・・・こんなものは常識の範囲だが，読めない漢字もほどほどにある。だからメモをとる必要がある。同じ漢字が次に出てくると，そこにはもうルビが振られていない。だから忘れまいとなかなか必死なのである。それに登場人物の名前がこれまた私には憶えられない。芳子とか元子とか，実に簡単な名前なのに，どうも，あれっ，これ誰だっけ，となる。記憶力も極端に落ちているし，カタカナの名前なら憶えられるのに，漢字のは駄目といったおかしな頭脳なのである。学習障害じゃないのかな，などと思ったりもする。まあ，そんなことはどうでも良いのだが，これから話がどのように展開されるのか，まことにまことに楽しみなのであります。

  Mar 15, 2010

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  居酒屋にでもいこうかしら

  まことにどうでも良い，つまらないことに思いを馳せることがある。話はこうだ。ちょっとした雑誌に登場する居酒屋。例えば根津の甚八とか神田の尾張屋，根岸の鍵屋とか，どことかの何々屋・・・こんな居酒屋のひなびた感じの灯りになんとなく風情を感じて，無性に行きたくなることがある。昔は酒が好きではなかった。美味いとは感じなかった。逆に酒臭いのがとてもいやだった。どうしてあんなもの皆さん飲むのかな？　そんな感じだった。バーだのそのような類のところには行ったこともなかった。いや，本当は一度だけ連れていかれたことがある。若いお姉さんがいて，でもピーナツを少々とウイスキーの水割り，そしてカラオケ。これで５千円もした。いやあ，馬鹿高いな。そんなあほくさい気持ちだけが残った。勿論金がなかったというのも理由にはありそうだが，本来がそのような場所が好みではなかった。だからその手のお店に頻繁に出入りする輩を羨ましいとも思わなかった。でも・・・最近になって，居酒屋という存在が気になっているのだ。ちょっと熱燗で美味いものをつまむ。その一時，誰と話すというわけでもない。これが情緒というものか，と一人しんみり悦には入る。こんな心境も悪くはないなと思うようになったのだ。桜の季節も間近に迫ってきた。居酒屋で軽く一杯やって，桜の下を歩くなんて案外いいのかも知れない。そう，私の好きな目黒川のほとりでもちょいとほろ酔い気分で散歩してみたくなったのだ。さて，どこの居酒屋にしましょうか。　　

  Mar 10, 2010

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  蛍光灯が壊れた

  書斎の蛍光灯が壊れた。もうかれこれ１５年，それまで蛍光管を何度取り替えたことか。そしてついに本体のどこかが壊れ，チリチリと音がするだけになった。蛍光管はちっとも光らない。それで早速電気店で新しい蛍光灯を眺めた。あれこれあれども，最近は長方形のものよりも円形が主流だとか。それに蛍光管も寿命がずっと長いのだ。７年間持ちますよとか，リモコンでスイッチをON，OFF，調光やらなにやら一通りのことができるのだ。ちょうど在庫一掃処分市なるものをやっている時期で，通常の価格よりもさらに値引きされていた。ちょうどいいときに壊れてくれたものだ。我が家の蛍光灯は直づけであって，コンセントに差し込むようにはなっていなかった。それで自分でも工事はできそうであったが，念のため，この電気工事はプロに任せた方がいいと判断し，取付もお願いした。それから本体の処分がある。つまりリサイクル費用となるのだろうか。全部合わせて１万円以内で済んだ。蛍光灯にはピンからキリまであるのだが，高いのは数万円もするのだが，結局は明るければよろしい。見かけが豪華である必要などないと判断した。要するにたかが書斎の蛍光灯だ。誰かに見せるわけではない。とまあ，こんなことで今日は新しい蛍光灯の下で読書ができることになったのだ。めでたし，めでたしの一日であった。　　　

  Mar 9, 2010

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  まいったな花粉症

  ここ３年ほどであるが，ということはそれまでは何の症状もなかったのだが・・・目が充血する，それでなんとなく目がはれぼったくなり，目やにも出るようになり，普段でもそれほど良い目ではないのが，ますます文字が見えなくなる。ああ，鬱陶しいな・・・それに鼻がつまったり，鼻の粘膜がひりひりしたりと，不快感がある。眠られないとか，涙が次々と出て耐えられない，といったことは今のところない。だから，ああ苦しい，というほどではないのだが，それでもなんとはなしに重苦しい気分なのであります。そう言えば，アレルギーのあった我が兄弟の子どもであるが，かつてその家族が砂漠の国に転勤になったとき，すぐにアレルギー症状か改善。やはり抗原を絶つということが一番のようですが，私はそんなわけにいかず，早くこの鬱陶しい季節が過ぎ去るのを待ち遠しく思うのであります。恐らく私にとってはスギ花粉が抗原なのでしょうが，体にとっては何の悪さもしないので放っておけばいいものを，私のリンパ球だかが過剰な反応をして，たいした敵でもないのに爆弾を投げつけ，おかげで自分も被害に遭う，といった自爆現象が起こっているようです。自分に銃を向けるような自己免疫よりは余程質が良いのですが，一番は物を見るのがつらくなる。本を読むのが辛くなる。パソコンに向かうのも億劫になる。でも美味い物を食べるのは平気。酒だってOK。だから本当はたいしたことないのだ，と自分を元気づけるのです。

  Mar 7, 2010

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  ３月は希望の月，それとも憂鬱な月

  三月に入った。ひな祭り，卒業式，そして新年度に向けての準備などなど希望に包まれる弥生なのだが，この季節絶望が限界となり，自ら命を絶つ人々も多い月だという。なんと困った，そして情けない国になったのだろう。日本は追いつけ追い越せの夢が実現し，欲しいものはいつだって手に入り，だからもう何も希望を持てなくなった国になってしまった，ということなだろうか。国は豊かになったのになぜか心の部分はいつも不満だらけ。満たされない。生きているという実感がない，など。どうしてなのだろう。昨日まで読んでいた本，「人生を変えた時代小説」の中にこんなのがあった。池宮彰一郎が１９９３年に書いた短編「仕舞始（しまいはじめ）」という短編である。あの４７志の赤穂浪士，その中の最も身分の低い（足軽）の寺坂吉右衛門に大石内蔵助から最後の命令が下る。生き延びて，赤穂浪士が吉良邸で為したことを，公儀の都合の良いように噂されないよう，広く真実を語って欲しい。死ぬよりも大変な仕事だぞ・・・というようなことを伝える。人は生まれ，やがて死ぬ。生きる日々は甲斐ある生を送れ。死するは生き甲斐を尽くして死ね。それが侍の道，侍の志である。こうして寺坂吉右衛門は生き甲斐を求めて旅の一歩を踏み出す。長い旅が始まる。生き甲斐など国から与えられるものではないでしょうね。他人だって与えられないですね。自ら努力して探さないと見つからないものですね。一生懸命つらい思いをしながら求める。小説の中の寺坂だって，これから生き甲斐を求めようとしている。そしてやっと自分に何かができそうだと分かる。今の世の中，年に三万人以上の人々が自ら命を絶つ。もうちょっと我慢して，いずれはいいこともあるさ，自分が一番辛いなんて，本当はもっとつらい思いをした人がたくさんいる。歴史上にだってたくさんの苦労人はいる，自分のつらさなんてその１万分の１にも満たない，などと考える余裕もなかったのでしょうか。特に働き盛りの人々が絶望する世の中。惜しいですね。勿体ないですね。粗末なものを食べていたってニコニコして暮らしたいですね。笑う門には福来たるですよ。

  Mar 1, 2010

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  書店に立ち寄った

  今日は早めに仕事が終わったので，新宿の紀伊国屋書店に立ち寄った。つい最近辻邦生が昭和４７年に書いた「背教者ユリアヌス」という大作を読んだばかりで，少々疲れていた。何しろ原稿用紙２０００枚だとかで，小さな文字で７２０頁。内容はとてもすばらしい感動ものなのだが，弱っている目にはガツンと一撃くわされたような疲れがあった。それで１０日ほど目を休めたのだが，また何かを読みたくなったというわけだ。これと言って目当てがあったわけではない。だからちょいと現在の気分にひっかかる文庫本を買ってしまったという感じであった。今日買った本はというと・・・　山本一力・小玉清・縄田一男おすすめの「人生を変えた時代小説傑作選」（文春文庫）　高橋義夫「雪猫」（文春文庫）　諸田玲子「王朝まやかし草子」（新潮文庫）　阿刀田高「猫の事件」（講談社文庫）　竹添敦子編「山椿　山本周五郎」（小学館文庫）　北村薫・宮部みゆき編「名短編，ここにあり」（ちくま文庫）　同「名短編，さらにあり」（同上）この七冊を買ったのだ。これからまた少しの間，また楽しめることになった。特に最近面白いと思うのは短編である。短い文章の中にぎゅっと詰まった細かな感情，情景。この短さの中で人を感動させる作家というのは矢張りただものでなないと思いますね。下手な道徳教育などするよりも，こんな作品を若者に読ませた方がよほど良いのになと思いますよ。それに作品を読んだ感想など絶対に書かせないこと。これをするから国語という教科，授業が面白くなくなるのです。「ああ，いいな。どう説明したらいいのか分からないけど，心に染みるな」というだけでいいのです。作者の気持ちなど，本人に聞いてみなくちゃわからないのに，それを解説などされると，へそ曲がりな私などは「へ～っ，そうですかね」とまず疑いたくなるのであります。　　　　

  Feb 24, 2010

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  春の実感

  何をもって春がきたな，と実感するか？　人それぞれで異なるでしょうね。私は，まず日差しの強さ。冬の寒々とした光から，ほんのりと暖かい，肌を柔らかく包むといったらよいか，それとも紫外線量が増えて肌には少しきついかな，と感じられるのか，ともかく日差しの強さが冬とは格段と違ってくるような気がする。皮膚の弱い人ならば悩ましい季節なのだろうが，私はまったく平気。次に空気。これも日差しが強くなるとともに柔らかい感じになる。冬の空気は肌を刺すような痛みがあるが，春はこれがなくて，柔らかい羽毛でなでられたような感覚をおぼえる。そして第三に，これがヘリコプターの飛ぶ音。暖かい日の昼日中，バタバタバタバタ・・・とどこからともなくやってきて，どこかへ飛んでいく。これがなんとものどかなのだ。いつだってヘリコプターは飛ぶのだろうが，この音をこの季節に聞くと，ああ春だな，と感じるのだ。なぜかは分からない。とにかくこれが私の感覚なのだ。最後にうぐいす餅かな？　ひな祭りとも関係あるかも知れないが，あんこをごく薄い餅で包みんだものを緑茶とともに二口でいただくのだ。ああ，なんとも言えない味だ。こんなことをしている内に梅が咲き，水仙が咲き・・・春本番に突入する。土から湯気があがり，土の臭いも急に強くなる。春だ。

  Feb 23, 2010

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  おいしい豆大福

  上野の薮蕎麦に行った帰り，上野駅前の横断歩道で信号待ちをしているとき，なんとなく目に付いた店があった。その名は「岡埜栄泉」という和菓子屋。時間もあったので何があるのかちょっと覗いてみたくなったのだ。私がそれほど広くはない店内を眺めていたとき目に留まったのは，豆大福だった。口は蕎麦で満足していたのだが，ここで一つ甘いものも食ってみたくなった。それで店内で食べても構わないか伺い，そして店の隅っこで豆大福を一個だけいただいたのだった。これがなかなか旨い。餅の食感は水っぽくなく，弾力があり，しかも分厚くなく，餡も甘すぎず，それでいて甘みも充分あり，蕎麦のあとで食べたのがよかったのか，実に幸せな気分になったのだ。店員の一人が緑茶を入れてくれ，これまた気の利いたもてなし。豆大福たった一個でこんなに気分がよくなるなんで，なかなかないことじゃありませんか。ところが驚く無かれ，ここのご主人はスポーツ界では名の知れたお方だそうで，こんな方が和菓子店の跡取り息子だったのですね。なにかのきっかけで耳にした話だったので，それに私はスポーツには無関心なので詳しい話は忘れましたが，サッカーの世界だったか，そちらでは実に有名な方なのだそうですね。まあ，豆大福とは何の関係もありませんが，上野駅前の信号が青だったらこんな話にも美味い豆大福にも巡り会わなかったというわけです。いよいよ東京も１０度を超す暖かさになってきました。あと一月ちょっとで桜の季節になりますね。これが待ち遠しいのですよ。弁当を買って隅田川のほとりで花見をしながらお昼なんていいですよ。2,250 円 10P12feb10送料無料・豆大福（10...上野駅前岡埜栄泉

  Feb 21, 2010

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  趣味の果樹栽培

  今日は注文してあった殺菌剤を取りに出かけた。実は私は庭で趣味にリンゴをはじめ果樹を栽培しているのだ。といっても都会のど真ん中，近所迷惑にならないよう細心の注意を払ってはいるものの，どうしても農薬散布は必要なのだ。果樹が大きくなるかどうかのポイントは，葉をいかに病害虫から守るかに尽きるように思う。とにかく光合成ができないのではしょうがない。葉は稼ぎ手だから，虫がついたり，病気になったのでは果実も大きくはならない。昨年，東北地方に旅に出たときにリンゴ農家を訪れた。広大な土地にたくさんのリンゴが栽培され，つがるという品種がすでに終わり，しかしフジはまだ熟していないという季節だった。比較的早く出回る品種がたわわに実った樹，これは取り放題だというので，袋いっぱい詰め込んだのだが，ジャムにするには少々ものたりない酸っぱさ。やはり紅玉のような品種がジャムには適しているのか，その後朝晩一生懸命リンゴを食べることになったのだ。そのとき，どの果樹もみごとに葉をつけ，しかも葉が黄変しあるいは褐色になっているものはどこにもないのに気付いた。そこで私は聞いてみたのだ。どうしたらこんなにうまく栽培できるのか。すると果樹は基本的には消毒が大切。総合殺菌剤であるトップジンＭを年間５回程度散布するといいですよ，と指導を受けた。それで今年はこの殺菌剤を使うことにしたのだ。といっても数種類の殺菌剤を与えたほうが良いらしい。病原菌も耐性がつくと殺菌剤も効果がなくなるらしい。この秋が楽しみなのだが，それにしてもリンゴは寒い地域のもの。都内は秋が深まっても暖か，となると旨いリンゴは実らない。じゃマンゴーにパパイヤとはいかない。それには寒すぎる。まあ，これで食っているわけではないので，失敗しても首をくくらなくてよい。気楽なものだ。こんな趣味をやっていると，リンゴ農家の苦労がよくわかる。　　　　　　

  Feb 20, 2010

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  一杯のコーヒー

  知的労働といっても矢張り仕事は体力勝負だ。午前中も午後もほとんど立っての仕事である。家では机にかじりついての仕事，そしてその後は立ち仕事というわけだ。歩き回るわけではないのでそれほどエネルギーは使わないとは思うものの，それでも腹は減るし疲れもする。というわけで，仕事は４時には終了するので，５時には自宅のソファーに座っていられる。それまではゆっくりとお茶など飲んでいられない。昼食だってものの５分かそこらで終わると思う。だからこのソファーに座る瞬間がなんとも言えない。自宅に帰ってすぐすることは，コーヒーを入れることだ。といっても旧式のコーヒーメーカーで入れるわけだが，最初は備え付けのミルで豆を挽く。この豆がなんとも良いのだ。表面はツルツルと輝いていて，乾いてなどいない。モーターが回転すると良い香りがしてくる。そしてミルのふたをとる。紙製のフィルターに粉を入れる。ミルの底にはべったりと粉がこべりついている。これも指でこそいで取り出し，フィルターに加える。私は備え付けの計量器で豆１について水を２入れるのだ。といってもお分かりにならないだろうが，要するに通常より水を多めに使用する。だからやや薄目のコーヒーができることになるのだが，これがまたいい。コーヒーを入れる間にミルクを温めておく。コーヒーカップには熱湯を注ぎ，熱くする。カップに普通の砂糖を小さじ１，そして熱くなったミルクをたっぷり注ぐ。ここへできたてのコーヒーをなみなみと加えるのだ。さじで砂糖が溶ける程度にかき回し，一口すする。これがまた旨い。今日はリーフパイがあったので，今しがたコーヒーのお供になってもらい，口の中に放り込んだ次第である。こんな程度でも幸せ感があるのだから，安いものですよ。お金がたんまりなんて本当に必要ありませんね。　　　

  Feb 17, 2010

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• 居酒屋よりも自前で

  週末，女房が夕食は仲間と一緒にすませて来る，ということになったので，さて私はどうしようかな？　久しぶりに一人で居酒屋に行こうかなとまずは考えた。最初は「とりあえずビール」ということになるだろう。ビールを飲みながら，その先のストーリーを考えるのだ。剣菱か何か，日本酒の熱燗に，刺身の盛り合わせ，魚の一夜干しを焼いたもの，牛すじ煮込み・・・ああ美味い。しかしどうも野菜が足りないな。それに生しぼりの冷酒だって捨てたものじゃない。と，あれこれ考える内に，これだったら自分でもできるな，となる。生海老や鮪の中トロ，ホッキ貝やホタテ，最近はカジキの刺身だって入手できる。ウニなどの卵系はコレステロールたっぷりだから，これはやめておく。鯖の安いのを手に入れれば，塩水につけて，あとは一昼夜外につるしておけば旨い一夜干しは簡単にできる。野菜はキュウリやトマト，レタス，なんでもいいのだが，ばさばさと切ってチーズでも乗っけて，ギリシャ風にすればいい。塩を少し振ってオリーブオイルをたくさんかける。もちろん酢でも構わないし，手作りのドレッシングなら最高だ。冷酒だって例えば滋賀の北島酒造「生貯　蔵元直行便」などは一升瓶３千円も出せば手に入る。しっかり冷やして好みのぐい飲みにたっぷり注いで一気に飲む。柚子胡椒を醤油に溶いて，ちょっとだけこれにつけた鮪を口に放り込む。ああ，旨い。門前仲町や深川，上野界隈，池袋や新宿に出かけるのもいいが，やはり帰りが面倒だ。ほろ酔い気分で帰るのは何と言っても気分は最高だが，一度は人混みをかき分けたり，混み合った地下鉄や山手線に乗らなくてはならない。これがどうもいけない。家に着いたときはもう酔いが覚めている。というわけで，それなら自分でやりましょうか，となりました。とにかく自前だから割安。一度材料がそろえば何度も飲めるのが嬉しいではないか。といっても私は週に最高で２度しか飲まないことにしている。だから居酒屋一回分と同じ資金で一ヶ月は楽しめそうだ。それでは「乾杯」・・・

  Feb 16, 2010

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  冬季オリンピックだって

  冬季オリンピックが始まった。開会式をテレビで見たのだが，なんで開会式にあんな長ったらしいパフォーマンスが必要なのだろうと思った。準備に随分金も時間もかかったろうに，そんな金があったら別のことに使ったら，などと思った。開会宣言をしたら，さっさと最初の試合でもするといいのにな。あれだけの観衆がいる前だ。選手も最初の競技だから気分もいいだろう。私は残念ながらオリンピックには興味がない。誰が勝とうが関心がない。モーグルの女子には上村という名前の選手が出場した。同じ競技に出場した海外のすぐれた女子選手はたくさんいるのに，それにここには他の日本人選手も複数いるというのに，前評判，競技中，競技後も上村一色である。私はすばらしい技を見たいのにそちらはパッと終わってしまう。どれもこれも上村だ。彼女の涙だ。今回で４回目の出場だとかで，本当にご苦労さんなことであるが，報道もまったく呆れるね。あまり感情をあおらないように，冷静にいろんな選手に目を向けて欲しい。その選手にはその選手にしかない人生があるのだから。その一人が上村でしかない。それに国母とかいうにいちゃんであるが，シャツを出し，ズボンを下げ，だらしないったらない。自分たちだけで，なかま内でスノボをやるのであればどんな格好をしてもよい。しかしここはれっきとした国際舞台だ。自分の金で出場しているのではない。謝罪の記者会見とやらも鼻にはピアス，どこのあんちゃんだか分からないような髪型，それに見苦しいひげ。あげればきりがない。こんな馬鹿な人間など試合に出す必要はないとの声も大きいそうだ。結婚もしている大人，社会人だと自覚するなら，公私を使い分けられなければならない。日本人の品格が疑われる。ああそうか，今までスノボしかやってこなかったんだ。教養どころかまともな躾もされてこなかったんだ。なるほどな。こんな人間に税金かけているんだ，と思っている人もいるのだ。ともかく，こんな不景気で苦しんでいる人が世界中にいるというのに，もっと真面目にやれ～っ，て言いたいですね。皆さんはいかがでしょうか。 1,050 円 カナダ王室造幣局2010年バンクー... カナディアン　ギャラリー 525 円カナダ王室造幣局2010年バンクー... カナディアン　ギャラリー 525 円カナダ王室造幣局2010年バンクー... カナディアン　ギャラリー 17,850 円 カナダ王室造幣局製造25ドル銀貨2... カナディアン　ギャラリー

  Feb 15, 2010

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  私の主治医のこと

  今日は大学病院へ行く日だった。車で家を出る。いつもより早い出勤だ。今日は天気は良いがやはり寒い。それに病院へ行くのだから多少気は重い。たいした症状もないのでちょっと面倒だな，といった感じの気の重さ。７時３０分過ぎに病院へ到着し，受付カードを担当医師のケースへ放り込む。こんな早い時間だというのにもう６，７人ほどの患者が椅子に腰掛けている。今日は主治医が並んだ椅子の前列の人と親しげに話をしている。７時４０分，いよいよ一人目の患者が呼ばれた。この時刻，まだ他の部屋の医師は一人も来ていない。看護師（看護婦）も一人も着ていない。さすが，私がお世話になっている科の看護師は主治医がこれだけ早く診察を開始するのだから，まだ勤務時間が始まらないからとうっちゃっておくわけにはいかないらしい。診察が始まって５分ほどして到着した。私の診察カードをケースから取り出し，診察室へ入っていった。恐らく朝の挨拶をしに入っていったのだろう。とにかく，この大学病院の勤務開始は８時３０分で，この時刻になってもここはやはり大病院。ぴったりと診察を始める医師などまれである。私の主治医は７時３０分頃には部屋の鍵を自分で開け，電気のスイッチをつけ，パソコンを立ち上げて，すぐに診察を開始するのだ。だから遠方からの患者や，なかなか有給休暇をとれない忙しい患者にはとても有り難い存在になっている。私はこれでも今日は遅い順番になってしまった。私が呼ばれたのは８時１０分頃だったか，自分で記録したデータを見せてあれこれ話をし，次の予約をした。１Ｆのフロアにある会計窓口に到着したのは８時２５分頃だったか。まだ窓口は開いていない。私の前に診察が終わった患者がもう椅子に座って，ＮＨＫテレビの朝ドラを眺めている。そして窓口が開く寸前に窓口に一斉に並ぶのだ。ここで私は１０番目に並んだ。会計が終わったのが８時３５分，薬をもらって車に乗ったのが８時５５分ころ。充分職場には間に合う。誰にも迷惑などかけない。こんなわけで，例えば１０人の患者がこのように助かっているとすると，この１０人に関係する他の多くの人々も大いに助かっている，ということになる。一人の善良な医師により世の中の沢山のひとが助かる。口先だけで「国民のため」などというのは簡単だが，実際にこうして毎日毎日朝早くから診察をしている医師は「みなさんのため」などと決して口には出さない。本当に有り難い。今日もこの医師に感謝しながら一日を過ごした。 上腕式デジタル血圧計DS-700[ハイ...6,070 円  《送料・代引き手数料無料》家庭...19,800 円 《代引き手数料無料》デジタル自...13,125 円  

  Feb 4, 2010

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  これはなかなか良い本だ

  一昨日から辻邦生の「背教者ユリアヌス」（中央公論社）を読み始めた。う～ん，なかなかの良書だ，とすぐ分かった。文章は洗練され，史実にも忠実，地理的な背景とその描写もなかなかのもの。コンスタンチノポリス，今で言うイスタンブールの描写も，訪れたことのある私には手に取るようにわかる。そうだ，そうだ，その通りだ，と。昭和４７年に発行されたものだが，そして文字は小さい，ルビを振っていなくて私には読めない字もあちこちに散らばっているが，それでもハラハラ，ドキドキする内容。心理描写も的確で，次はどうなるのだろうと，つい本を手にとってしまう。誰が次の皇帝になるのだ？　そして腹違いの弟の扱いは？　そうか，やはり怖かったのか。皆殺しか？　えっ？　皇帝コンスタンチヌスが死ぬまぎわに洗礼を受けただって？　それはニコメディアの司教エウセビウスが嘘を言ってるのさ。でもそうだとも，そうでないとも証明できないって？　ちくしょう。あれだけ病気で死にかかっている皇帝の部屋には誰も入れるなと言ってあったのに，どうして司教が入り込み，おまけに皇帝に洗礼を，だって。ばかな！　でも，もう手遅れだ。７２０頁の超大作であるが，そしてこれはネットの古本屋から購入したのだが，だからはじめは「ちょっと大変そうだな」と思って書棚に放置しておいたのです。文字ばかりで，目が疲れそう。その前に藤沢周平やら山本周五郎などの文庫本を読まなくてはなどと，なかなか思い切ってこの大作には手が伸びなかったのだが，もう読む本がなくなり，この買い置きしてあった本についに手が伸びたのでした。読み始めると，実に面白い。なんで早く読まなかったのか，などと思いつつ，それでも「こんないい本があったんだ」と実に感心し，それで二日ほどで１００頁近く読んだのです。どんな内容か，そのあらすじは？　ご紹介したいところなのだが，それは作者に悪い。私のような下手な文章で表現できるほどのものではなく，それはそれはうなってしまうほどの作品なのだから。まずは，読んでみてくださいよ。    背教者ユリアヌス（中巻）880 円 背教者ユリアヌス（下）860 円  背教者ユリアヌス（上巻）880 円 

  Jan 27, 2010

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  ジョン・レノンのカレンダー

  私が高校生だったころビートルズが流行した。友人の中には髪型を真似る者やレコードを買い集める者などがいた。あのころの高校生の服装などは比較的控え目だったのだろうか。誰もが真似をするといった感じではなかったのだが，やはりテレビなどでビートルズが登場すると，かじりついて見たものだった。といっても私はそれほど熱中しなかった。熱中するほど彼らの音楽を聴かなかったせいもある。だからヒッピーまがいのお兄ちゃんたちがなにやら格好つけてやってら，という程度で見ていたのだ。それに熱中している友人たちの話を聞いても，それほど羨ましとも思わなかったし，自分が流行から取り残されているとも思わなかった。自分とは遠い世界のことだと思っていた。しかしである。彼らの音楽が「これはいいぞ」と思い始めたのは１０年ほど前であった。ちょうどイスラエルのベングリオン空港（テルアビブ空港）に着いて，エルサレム行きのバスに乗ったところ，車内で流れていたのがビートルズの曲。「う～ん」なかなかいいな。こう思ったのである。そして帰国し友人からＣＤを借りた。これがまたなかなかいい。何度も何度も聞いた。そのうちに友人は，そんなに気に入ったのなら譲るよ，といってＣＤをくれたのだ。ラッキー。ヘイ・ジュード，イエスタディー，イエロー・サブマリンなどなど誰でも知っている曲ばかりだが，歌詞がいい。彼らの歌は今でもそれほど上手いとは思わないが，旋律は一度聴いたらまた聞きたくなるものだ。頭から離れない。日常の出来事とうまくフィットする。あのとき，ビートルズのあれを聞いてたな，なんてことになる。今，私の部屋にはジョンレノンのカレンダーが貼ってある。１月ももうすぐで終わりだが，２月はそのときが来るまでめくらないで，どんな写真が登場するか楽しみに，２月がくるのを待っている。このカレンダー，大手ゼネコンで出したもののようだが，これを入手したのだ。これで一年間楽しめるというわけだ。年をとってからの発見はなにか大きく貴重なものを拾ったようで，嬉しいものだ。 ビートルズ　2010年カレンダー/(D...1,600 円 ≪ポイント最大14倍≫28日9：59ま...2,100 円  【5本以上で送料無料】BEATLES（...1,890 円 

  Jan 26, 2010

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  最近頭の切れが悪い

  もともと記憶力の悪い自分の頭。これが最近特に悪化しているように感じる。ブログに書くテーマを急に思いつき，これはいけるぞ，と思っていると，そしてこの思いつきをメモしなくても憶えていられるぞと，自信をもっていると，さて，実際にパソコンに向かうと，すっかり忘れている。あれーっ，なんだ。どうしたことだ。自分の頭どうなってるの？　毎日こんな感じなのです。そのうちに思い出すさ，とうっちゃっておく。今までならば，しっかりと思い出したのですが，最近は本当に思い出せない。あんなにいいテーマだったのにな，と悔やんでも遅い。とにかく良いテーマだった，という事実だけを憶えていて，内容を思い出せないのであります。「ばかな頭だね」と自分の頭をなじる。たまに自分の頭をげんこつで叩いてみるが，ちっとも良くならない。頭も，自分の手も痛いだけで，全くこれは効果がない。そうです。メモが大事なのですね。今後は駄目な頭を嘆くのではなく，しっかりメモ。これで行こうと決めたのです。でも嘆かわしいですね。 東大生が教える！超暗記術1,500円  コミュニケーション力735 円  本当に頭がよくなる1分間勉強法1,470 円  最短で結果が出る超勉強法1,470 円 アタマが良くなる合格ノート術1,323 円 超「時間脳」で人生を10倍にする1,300 円 

  Jan 25, 2010

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  記者会見

  ＯＺさんは昨日の事情聴取，いや告発されたのだから取り調べとなるのかな？　このあたりの法的なことはわからないが，４時間半におよぶ聴取が終わったあとの記者会見。ここに弁護士がついている。えっ？　なんで？　全くの潔白，何もしていないのなら，私ならば弁護士など必要はありませんね。だって，知っていることと知らないこと。それにやったこととやっていないことは，弁護士にいてもらわなくても分かるのだから，弁護士など全く必要ない。そうですよ。今後の捜査のことがあるから，言うとまずいこと，構わないことを指示してもらっているのでしょうね。ええ，そうです。ＯＺさんが何かをしたとか，していないとか言うつもりはありません。でも弁護士ね。この存在がどうも素人には気になるな。 島根の弁護士（10）530 円  島根の弁護士（9）530 円  島根の弁護士（8）530 円 島根の弁護士（7）530 円   島根の弁護士（6）530 円 島根の弁護士（5）530 円  島根の弁護士（4）530 円  島根の弁護士（3）530 円  島根の弁護士（2）530 円 

  Jan 24, 2010

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  面白いです

  若だんな，ついにあの世へ行っちゃった？！今，畠中恵の「ちんぷんかん」を読んでいる。なんとも面白い江戸ファンタジー・・・今まで「ぬしんさまへ」「ねこのばば」「おまけのこ」「うそうそ」を読んだのだが，このシリーズの原点，スタート「しゃばけ」をようやく読んだ。なるほど，なるほど。それで最新刊の「ちんぷんかん」を買って読んだのです。一行一行頭に入れながらしっかり読まないと，えっ，これ何？といった一文が次々・・・なかなかの作品群です。 ちんぷんかん　1巻3,097 円  うそうそ　2巻3,129 円  ちんぷんかん　2巻3,097 円 　【中古】雑誌 活字倶楽部 '08...960 円  つくも神さん、お茶ください1,365 円  　【中古】単行本(小説・エッセイ...740 円

  Jan 22, 2010

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  気になる天気予報

  一週間後の天気予報すら当たらないのに，なにが長期予報か，と思ったことはありませんか。でも天気の予報だから，これはこれでやらねばならないのだろう。しかし天気予報で気になることがある。「今日は寒くなるから一枚多く着て出かけましょう」「午後は雨が降るかもしれないので，念のため傘を持って出かけましょう」「洗濯は早めにしてしまいましょう」・・・・あれこれ・・・・こんなことが天気予報で話される。コメントされる。いやはや余計な節介，余計なお世話。寒くたって，一枚着るかどうかは本人が決めること。天気予報が言うことではない。天気予報ではできるだけ正確な予報をしてもらえばそれでよい。それ以外のことは，予報などとは無縁なことです。ご親切に，と思う人の良い方もいるでしょうが，海外でこんなコメントをする天気予報など一度もお目にかかったことがない。あくまで予報を聞いて，その後どうするかは個人個人が考え，決めること。これじゃ，国民全員が判断能力，自己責任の力を失いますよ。すべて他人からの指示，これがないと何もできない国民がたくさんできあがるのですよ。親切もほどほどに，と言いたいですね。 宇宙天気1,470 円  海洋気象講座10訂版4,830 円   超・実戦的お天気入門1,800 円 

  Jan 21, 2010

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• なぜ？

  事情聴取に応じない。いやはや，どこの開発途上国のことかと思ったら，この国のことじゃありませんか。検察と闘うだと？　そして「闘ってください」だと？　何のために？えっ，Ｍ党　ＶＳ　国家　で闘うのですか？　総理大臣とは何なのですか？　国家を敵にする代表ですか？　私たち国民は内戦を期待して投票しているのではありませんよ。それこそ，Ｍ党の皆さんは国家騒乱罪で牢屋にぶち込まれても仕方ありませんからね。そんな対決をしたいのですか？仕事はない，自殺者は多い，生活が苦しい・・・「国民のために」というのはどこへ行ってしまったのでしょう？　やはり「騙し（だまし）」だったのですね。国民など適当にあしらっておけばいいのさ。どうせ馬鹿ばかりなのだから。そう，我が党の選挙のため。勝つためには騙すことだってへっちゃら。そうなのですか？なぜ？　と思うのは誰の心にもあるだろうと容易に想像できる。Ｈ内閣の支持率，そして政党支持率も急落，続落。「国民は分かってくれている」という強弁にもかかわらず，信用できない，やめるべきだ，納得いかない，といった国民は９割を越えている。なぜ事情聴取に応じて，やましいところがないことを充分説明できないのか。しないのか？答は簡単である。これができないからだ，と考えるのが普通の考え方。なにも検察と闘う必要はないのだ。検察は職務柄，法に照らし合わせて，どのような立場にあろうとも，どのような身分でも，違法とあらば調べ上げてそれなりに対処するだけなのである。そうでないと自由も民主主義も三権分立も何もかにも根底から覆ってしまう。たとえ総理大臣であっても悪いことは悪い，とやってくれないのであれば，三流国と同じになってしまう。暴動あり，暗殺あり，なんでもありの国家に成り下がってしまう。Ｍ党が政権を握ったら，Ｍ党の親分格の人物が，司法までも自由に操ろうというのか？　それこそ民主主義の否定であり，国民が一番危惧し，避けたいところなのだ。政治主導とはこういうことだったのでしょうか？　どんどん化けの皮がはがれていく。なんだ，Ｊ党と同じじゃないか。いや，もっとヒドイかも。こんな声も聞こえてきそうである。最初の期待が大きかった反動で，こんどの選挙はＭ党大敗となるかも知れませんよ。日本の政治は大混乱に陥りますね。こんなとき，やはりしっかりして欲しいのはＨ首相なのです。あなたは首相なのです。内部の力関係最重視では支持は得られませんよ。オボッチャマのやることは，やはり甘いですね，甘かったですね，となりますよ。次のことなど考えないで，今をしっかり生きてください。期待していますよ。最後の期待ですが・・・

  Jan 18, 2010

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  詭弁だな，これは

  他人を無理矢理に黙らせる手法というものがあるようだ。あの中国の要人が日本を訪問したときだ。「天皇だってこのようなときはお会いになりたいはずだ」「そう思っているはずだ」こんな感じの言い回しだった。えっ，ご本人に確認したのですか？「いや，そんなはずはない」という反論は誰にもできない。そんなはずはないという根拠も，そう思っているはずだとの根拠もないのだが，とにかく反論するご本人，天皇に確かめるすべはない。それに，もし「そうお思いになりますか？」と聞かれた天皇ご本人も，まさかＮＯとは言えないのである。相手は中国の要人なのだ。「日本の天皇は会いたくないと言った」などということが知れるとどんな政治問題になるか分からないからだ。ともかく相手にＮＯと言わせない便法。天皇にすら，である。またまたこのような詭弁を発見した。ニュースによると，どこだかの県連のパーティーで（詳しくはニュースの記事をごらんくださいね），あのお方が今度は土地購入をめぐるどたばたで，「私どもは決して法に触れるようなことをしたつもりはありません。それは国民も理解してくれると思う。ですからこそ，政権を我々に与えてくれたのではないでしょうか」と強調した，とニュースは言うのだ。おやまあ，そうですかね。土地購入の経過なり真実なりを（何の情報もなく）国民が納得・理解し，その上に立ってＭ党に投票したとする前提は正しいのでしょうかね。「・・・・ですからこそ・・・・与えてくれた」とは実におかしな論理だと思いますね。奇妙な論理展開ではないでしょうか。この因果関係，俺は国民から支持されている。誰も俺のやることを邪魔できない。仮に検察だって・・・。という雰囲気がこの言い方に流れていないでしょうか。それに「今年は迷惑をかけないようにしようと思っていたが，お騒がせさせているようです。我々はそれでも，国民の生活を守るのが第一，そのためにこれからも頑張っていきます」と語った，とニュースは続く。ここにも話のすり替えがある。お騒がせしているのはご本人でありＭ党ではないのに，「我々はそれでも・・・」と続く。「我々」って誰のこと？　そしてここに「国民」という言葉が登場する。政治家が「国民のために」と言えば，「あいつは正義の味方だ」となるのでしょうか。何かを帳消しにできるのでしょうか。いくばくかの数の政治家の言う「国民」を「私自身のふところのために」と言い換えてみてはどうでしょう。これは穿った見方でしょうか。というのも，いにしえのローマでは執政官や皇帝といった上に立つ者は公共工事を自らの財布をはたいて実施したのです。そしてそれこそ市民に娯楽施設などをプレゼントしたのです。こんな政治家は今の日本にいるのでしょうか？　国民のために，というのなら給料なしでもやってくれますか？　えっ，それはいやだって。そうでしょうね。もちろん上記の事件のことについてあの方が嘘を言っているはずだ，とここで言っているのではありません。事件とされることの内容を詮索しているのでもありません。あいつはきっとやったはずだ，などと言うつもりもありません。何も報道される以外知らないのですからコメントのしようがありません。もし想像で言えば，えん罪になってしまうでしょう。そのような可能性だってあります。だから，そんなことはやるべき専門の人たちがやればいいことです。しかし，一連の詭弁らしき言い回しには納得できませんね。とても気になります。「国民はみな気にしています。納得できていません。支持などしていません。聞いてみてください」と私が言うと，これもやはりおかしな論理ですね。一種の詭弁になりますね。言い方って難しいのですが，やはり出来る限り限定した言い方をしないとね。 政権交代と日本の未来。840 円   建設業許可Q＆A第6版2,310 円 国土交通省会計実務要覧（平成21...4,200 円  公共工事標準請負契約約款の解説...3,675 円 建設行政4,200 円 謎の田舎政治1,631 円

  Jan 13, 2010

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  郵便局でこんなことを見た

  ちょいとした野暮用で郵便局へ行った。すると駐車場で何かあったらしく，お巡りさんが数人，車を取り囲んでいた。何があったのかは分からずじまいだったが，この数人のお巡りさんの中の一人がひどく太っている。バンドから肉が溢れ出てたれさがっている。太る理由はいくつかあるのでしょうが，食べ過ぎとか，栄養の消費効率が悪いとか。自らの意志とは関係なしに太ってしまう病気もあるようだが，それにしても警察が過剰に太るのはちょいと考え物。いいじゃないかと仰る方には実際に見ていただきたいほどの肥満。例えば犯人を追いかけるというような状況を想定してみよう。過剰に太っていたのではとても犯人を捕まえるどころか，取り逃がしてしまう可能性の方が大きい。あれじゃ仕事にならないということは一目瞭然。こうした実態を放置しておく上司という方はどんなお方なのだろうと考えてしまった。要するに適材適所，病気なら病気で治療をさせればよい。犯人を追いかけるのに適していないのなら違った部署に異動ということも当然想定しなければならない。こんなことに目配りせず，監督をサボっていたのではとても住民の命や財産を守れないだろう。やはり庶民としてはみるからに不適切なお巡りさんよりは信頼を寄せられるお巡りさんのほうが安心していられるというもの。太るのは一概に悪いとはいいませんが，警官はあくまでも税金で仕事をしている方。それなりの成果をあげてもらわないと困る。病気でなければ痩せるのに専念すべきだし，何かの理由で痩せられないのなら太っていても差し支えない仕事に変えてもらう，これがご本人がしなくてはならない自覚というもの。上司もご本人もプロ意識に欠ける，やはり問題なのですよ，と言いたいのでありますね。えっ，それでもいいじゃないかって？そうですかね。では，一塁まで走るのに１分もかかる肥満の野球選手ならどうですか。座席の間を通り抜けられないほどの肥満のスチュアーデス，いやフライトアテンダントらなどうですか。例ならいくらでも出せるのだが，当然プロの世界ならとっくにやめさせられるだろうし，その前にその世界でやってはいけないのです。公務員だけ許されるということはおかしいのです。 低カロリーだからお腹いっぱい食...1,780 円  【送料390円】ビタミンにミネラル...3,280 円  【送料390円】ヘルシーな蒟蒻で出...2,079 円 

  Jan 9, 2010

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  おくればせの初詣

  新年を海外で迎えたため，元朝参りはパス，というよりも不可能であった。それで時差ぼけの頭のまま，思い切ってお礼参りということで近くの明治神宮へ行ってきた。どうしようかな？　と最初は思ったのだが，昨年はあれこれと良いことが続き，これで初詣をさぼったのでは神様からどんなお仕置きがあるか分からない。それで，こんなことは俗説，迷信ということも理解はしているものの，やはり気分は安定しない。御利益を目当てにお参りというのも今さらみっともないから，お礼参りということで行ったというわけであります。しかし行ってみると，今この時期なのに散歩がてら来ている人やら，初詣とおぼしき人やらでひっきりなし。閑散とした神宮へ，と最初は予想していたものの，意外や意外。出店はいつもの通り何もなかったが，甘酒屋くらいは欲しいなという感じでしたね。売れ残ったであろう破魔矢，それにお守りを買った。これで気分も落ち着いた。矢張りなどと言うとあまりにも形式張っているのだが，新年最初にやることをやっておかないと，どことなく落ち着かないというか，お金を払わないでこっそり映画館に入った気分。もちろんそんなことをしたことはないのだが，気分が悪い。「これで今年もなんとかうまくいくぞ」　この気分が大事なのだろう，と自分に言い聞かせた。 ☆【日本酒】鶴齢 特別純米 美山...1,575 円 上喜元 赤ラベル 純米吟醸 中取り...4,200 円 開運 無濾過 純米 生酒 1800ml2,751 円  東洋美人 純米吟醸 おりがらみ 槽...2,835 円  山形正宗 純米吟醸 備前雄町 720ml2,625 円 くどき上手 斗瓶囲 大吟醸 金賞受...4,725 円 

  Jan 7, 2010

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  おくればせながら

  みなさま，明けましておめでとうございます。昨年暮れより一昨日まで北アフリカなどの比較的温暖な国で過ごして参りました。それで日々の日記はお休みしておりました。どの国でも，例えば電車や地下鉄などの交通機関に乗車するとき，「電車がきます」だの「あぶないから白線までさがってください」だの（そもそも白線など引いてない），「次の駅はどこそこです」だの（言う場合もあるが），「足下に注意してください」だの，日本では当たり前のことが海外では当たり前ではない。危ないのは決まっているのだから，そんなことは自分で注意しなさい，といった態度である。天気予報もしかり。雨が降るのか，晴れるのか程度しか言わないのです。「洗濯は午前中にしましょう」だの，「傘をもって出かけましょう」だのとは決して言わない。そんな余計なお節介，テレビが言う必要などないのです。自分のことは自分で決める。それが基本です。どんなことでも他人から言われないとできない，そして，どうして言ってくれなかったのですか，と訴える日本人。寒くて風邪を引いたことも他人のせいにしかねない末期的症状が日本には満ちあふれていますね。それに今の政治は大衆迎合，ご機嫌取り。このことはご自分でおやりなさい，とは決して言わない。票が気になるから勇気ある発言ができないし，気概のある日本人も育たない。やれやれといった感じです。そんなこんなで，年の最初から愚痴っぽくなりましたが，今年も宜しくお付き合いください。 【昭峰の創作人形】 陶器製　干支...10,499 円 【昭峰の創作人形】 陶器製　干支...3,989 円  【昭峰の創作人形】 陶器製　干支...3,674 円

  Jan 4, 2010

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• 大掃除，すす払い

  　この暮れはもうとっくに大掃除を終えてしまった。ガラスに建具，トイレに風呂のタイル，台所などなど・・・　奈良の大仏の大掃除のニュースもそろそろ，年の瀬，そして新年が近づくと何となく気ぜわしいですね。立て続けの忘年会，それもメンバーがすこしずつ違う。いっそのこと関係者全員が集まって，７時から８時までは○×関係の忘年会，９時からは○○関係の忘年会，時間帯によって集団の組合せをかえる。昔は借金取りとそれから逃れようとする人々，新年の準備で忙しい人，お稽古事のお師匠さんも忙しそうに町中を走り回っていました。だから師走というのでしょうかね。　９世紀の終わり頃，京都の御所ですす払いが始まったとか。この風習が広まり，江戸城から長屋にいたるまで大掃除の日として定着したのですね。かつては竈（かまど）で煮炊きをするわけだから家中がススだらけ。いろりだって天井にススが舞い上がって，天井は真っ黒。ススの成分は炭素，鉛筆の芯と同じ成分なので黒い。重い腰を上げて，覚悟をしなければできない掃除。だからこのすす払いの日は休業日，お休みにして主人から奉公人まで総出で大掃除。全員真っ黒になっての大仕事。　やれやれ，やっと新年が迎えられると，主人から胴上げが始まる。下女も色男もみな一緒になっての胴上げです。はい，次は●×ちゃんの番だよ，と声をかけられ，「やだ～っ」と逃げ回るのですが，皆に取り押さえられて，「せーの・・・」　触られた，握られた，なんてのを気にしちゃいけない。なにせすす払いがやっと終わってめでたい新年を迎えるのだからね。　一風呂浴びてススを洗い流し，晩ご飯。それでもまだまだ時間はある。「ほんのちょっとのお小遣いだよ，遊んできな」なんて主人からの心付け。待ってましたと皆さん，吉原なんてお金がかかってとんでもない，宿場の飯盛女もちと高いかな，しょうがないや，ちょっとそこらの岡場所で我慢しとこ，と遊びに出かけたのでございますね。　といっても，私はテレビの前でちびちびやるしか出来ませんが。遊びに出かけるファイトもなくなるほど疲れてしまいます。江戸の頃はよかったですね。

  Dec 20, 2009

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  沖縄問題とカルタゴの滅亡

  沖縄の民主党の対応でごたごたしているのを見て，かつてのカルタゴのことを思い出した。シチリア島での領有権争いにローマに負けたカルタゴ。ローマ人から見て北アフリカに住むフェニキア人のことをポエニと呼んでいたので，ポエニ戦争。これがローマとカルタゴとの最初の戦争だったから第一次ポエニ戦争（戦役）と言うのですが，このときに最後にカルタゴからシチリアに派遣されたのがハミルカルだった。ハンニバルの父親である。このときハンニバルは生まれたばかり。　このハミルカルはその後現在のスペインにカルタヘナを建設。新カルタゴである。ローマは決して戦争に勝ったからといってカルタゴを属国にしたわけではなかったのですが，やはり海外に目を向ける傾向の強い人は必ずいるものですね。じっと農業国としてカルタゴに留まるということをしなかった。　そしてハンニバルが大人になったとき，カルタヘナの最高指導者になるのです。あのときの恨みを今・・・とばかり大軍を従え，おまけに当時の戦車にあたる像までつれてアルプスを越えたのです。連戦連勝，ついにローマの奥深く，長靴のかかと付近を占領。ローマを脅かす存在になったのでした。ローマがいくら軍隊を差し向けても勝てないので連戦連勝。しかしハンニバルも決定打を打てなく，やがて形勢逆転。ローマはハンニバルの故郷カルタゴ（現在のチュニジアのチュニスのすぐ近く）を攻めるにいたるのです。ハンニバルはローマから急遽故郷に戻り，ローマの軍隊を相対することに。そしてチュニスから西方にあるザマというところで激突。スキピオ率いるローマ軍にうまくあしらわれ，大負け。カルタゴはまたしてもローマに敗れ去ったのでした。これが第二次ポエニ戦争。ここでもローマはカルタゴを同盟国とし，決して属国とはしなかったのです。ちゃんと自治権は認められたのです。さて，日本です。アメリカに負け，まさに属国になって，日本国民はアメリカにたんまりと搾り取られるところだったのですが，これが曲がりなりにも自治権が与えられ，戦後の復興で世界に躍り出たのでしたね。まったくもってアジアの奇跡としか言いようがありません。当然この自由の裏にはアメリカが思いのままに日本の土地を使え，お金も提供してもらえ，「こうしてくれない」と日本政府に言えば「わかりました」と応えてくれる。この補償があったから日本を自由にしたのでしょう。ところが，民主党の対応は今までと違う。アメリカにとっては，「何だ，あのときの処遇の意味が分かっていないな」となるのです。要するに「日本は負けたくせに，何勝手なこと言って」というのがアメリカの本音でしょう。カルタゴですが，その後ローマに負けたくせに，反ローマ的な態度をとったのです。それもちょっとむっつりとした子供じみた態度をとっただけなのですが，それでもローマは他の国への対応でも頭が痛い時期だった。それでローマは強硬派の意見もあり，結局こんな国いつまでも情けをかけてやる必要はない，との思いでカルタゴを７日がかりで攻め，町を焼き払い，神にたたられた土地であるとして塩を撒いたのです。二度とローマに反抗しないように，と。同盟国から属州へと扱いがかわりました。これが第三次ポエニ戦争。さあ，どうでしょう。日本です。アメリカはすなわち欧米人です。黄色人種とは違います。はじめから気持ちの上では上位の民族だと潜在的に思っています。「勝手なこと言いやがって。同盟国扱いしてやったのに，その恩を忘れて。あんな日本，思い知らせてやれ」こんな考えだってあるでしょう。そこであからさまに懲らしめる，つまり軍事力で占領下におくなどとやれば国際的な非難を浴びることになるだろうから，違う方法で懲らしめる。例えば日本の物は買わないとか。日本は資源が何もない，輸出で食っている国。だから物が売れなければたちまちやっていけなくなる。このようなプレッシャーに日本はいつまで耐えることができるのか。食料だって買えなくなる。食糧自給率はひどく低いのだから，兵糧攻めにあえば，これもたちまち飢え死にしてしまう。要するにどんな方法だって日本はすぐに参ってしまうのですよ。だから日本は独立国と言えども本当の独立国ではない。じゃ，軍隊をつくり軍備をしっかりし，アメリカともう一度戦って，たくさんの血を流して，独立しようか，という気持ちは民主党や民社党，共産党などにあるのでしょうか。「いやです」とアメリカに言っただけでは済まないのです。次に何があるのか？　ここまで踏み込んで覚悟しなければ本当の自由など日本にはあり得ません。そして獲得した自由は現在の制限された自由に比べて，本当に良いものなのか。これもまた難しいですよ。食わせて貰って守られていた息子が，後先考えずに家を出て独立し，アパート暮らしをしたはいいけれど，今度は自分で稼がなければならない。「腹減った。どうしよう」となるのですよ。それでもいいからアメリカと戦いますか？　ここが問題です。音がうるさいから，飛行機が落っこちる危険があるから，といった程度の話では済まないのです。国と国の問題なのですね。日本は今のところアメリカの同盟国です。完全な属国扱いではありません。そしてどう扱うかの決定権はアメリカにあります。これが紛れもない事実なのではないでしょうか。つまり力のある国が何事においても主導権を握るという悲しい事実があるのです。良い，悪いではなくて，現実がこうだという。と，つたない考えながら，カルタゴの滅亡の歴史を振り返ると，なにか日本の現状，心配になってくるのであります。 興亡の世界史（第03巻）2,415 円 図説・激闘ローマ戦記2,100 円 古代の船と航海新装版2,730 円  カルタゴの歴史1,103 円  経済大国カルタゴ滅亡史1,890 円  図解世界史が簡単にわかる戦争の...670 円 

  Dec 18, 2009

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  ベストセラーのこと

  この四月から，文庫本の読書記録をつけている。そして今日でようやく５０冊目になる。読書量としては多いのか少ないのかわからないが，私としてはこんなものかな，といった感じだ。太陽が空にある間は仕事だから読書などしていられない。だからこの程度である。途中でいやになってやめてしまったもの，数頁で，「なんだこりゃ，ちっとも面白くないや」と思う本もある。これは５０冊の中には勿論入っていない。読破したのが５０冊で，どれも感動したり，なるほどと思ったり，知識になったりと何らかの収穫のあったものだ。ところが，今ベストセラーとかで話題になっており，海外でも翻訳されているという村上春樹の本であるが，私にはどこがいいのかさっぱり分からない。単調で，山がなく，涙など出てくる場面もなく，次はどうなるのかなという期待感もなく，新しい知識など得られるわけもなく，とにかくこれを読むのは時間の無駄。それで途中でやめてしまった。彼の書いた本を二冊手にして，読むぞと意気込んだのはいいのだが，どちらも私には向かないものだった。これを読むなら藤沢周平とか山本周五郎とか，浅田次郎とか城山三郎とか，もっともっと挙げれば切りがないのだが，こちらのほうが遙かに読み応えがある。私の中では，上位１０位，いや上位２０位中にだって村上春樹の本は登場しない。まあ，好みはそれぞれだが，誰が何を読もうと一向に構わないのだが，どうしてベストセラーになる本は面白くないのか，一つの興味でもある。出版社の宣伝の結果なのか，発売と同時に「○○部」が売れた，などと新聞の広告欄にあるのはちょっといかさまくさいな，という気持ちもある。とにかくベストセラーなど読まない方がよい，というのが私の気分になっている。 ★村上春樹・初版本・12作品、14...105,000 円 ★村上春樹・初版本・12作品、14...105,000 円 ★村上春樹・初版本・12作品、14...105,000 円 ★村上春樹・初版本・12作品、14...105,000 円  ★村上春樹・初版本・12作品、14...105,000 円  ★村上春樹・初版本・12作品、14...105,000 円 

  Dec 17, 2009

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  空の自由化

  個人的には，成田よりも羽田の方が私にとってとても便利である。国際線の利用がここでできるのなら家から近いことだし，交通費だって少なくてすむし。成田はやはり遠いですね。さて，あれこれ自由化が進むと，機内食や飲み物も有料になるのかも知れない。暗闇でパッと明かりがついて，そうしたら腹も減っていないのに機内食が出てきて，無理矢理食べさせられる。ノー，サンキュウーと言いたいところだが，でも食っておかないと次はどこで食べられるのかわからない。とにかく時差のある海外で元気にやるには食べるのが一番。それで一生懸命がんばって食べるのですね。選択肢のある食事ならまだいいのだろうが，私はいつもエコノミー。好みなど言っていられない。それほど美味しくないコーヒーやジュースを飲んで，あとは寝るだけ。あの狭い空間で何もする気分になれず，我慢，我慢。エコノミークラス症候群などにならないよう，ときどき足を動かしたり，立ち上がったりはしますが。自由化となり機内食が有料になれば，選択肢も増え，いつだって自分の体調に合わせて，好みの時間に食事ができるし，ワインなども楽しめることになるだろう。どちらがいいのか，贅沢は言えないのかも知れないが，長い時間の旅，ちょっとした楽しみというのも必要なのかもしれない。鉄道ファンというのはあるが飛行機ファンというのはあるのだろうか。私はよく知らないが，タイエアーは機内食が美味いとか，エールフランスはドリンクが最高とか，それぞれの航空会社で特長があるのだろうか。他者にはないサービスがあれば，そしてもっと航空券が安くなれば，じゃあの飛行機に乗ってみようかなどといった飛行機に乗るということを趣味とするファンが増えて，航空会社も儲ける。こんな航空会社のサービス比較一覧があればいいのにな，と思うのであります。 初心者飛行機 F4U戦闘機■4ch飛行...7,800 円  片手で飛ばせるラジコン飛行機fir...1,980 円  F4U Corsair■コルセア　ART-TECH...18,800 円 大人気(^^)Coota 電動水上飛行機...16,800 円   上級者向けです♪SU-27　RUSSIAN ...24,800 円   Mig-15■ミグ15ファゴット　ART-T...18,800 円 

  Dec 14, 2009

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• やはりそうだったか

  私はつい最近まで新型インフルエンザにかかって欠勤者がかなりいる（過去だから「いた」と言ったほうがいいのだが）職場に出入りしていた。かなりとは，正確に言うと２５％。ゴホン，ゴホンとやっている人，熱があってぐったりして，周囲の人から「インフルエンザじゃないの？　早く帰って病院に行ったら」などという会話が頻繁に飛び交っていた。こんな中にいて，自分だってそのうちに・・・と思っていたのだが・・・。ところが様子を見ると，インフルエンザにかかるのは若い人が多いという特長があった。私のような人生経験のある人間はほとんどかかっていない。それで，これはおかしいぞと感じたのだ。そうこうするうちに，今回の新型インフルのウイルスは旧来型のインフルウイルスの抗原をたくさん備えているという報道があった。やはり，と思いましたね。年配者がの罹患率が低いのは，もうすでに抗体を持ってしまっているのではないか，と思ったのです。そして今日の新聞には「かかっても無症状の人が２割いる」という記事が載っていたのだ。私の予感はぴったりでしたね。きっと私もすでに新型インフルに罹患しているのではないかと思います。勿論これを裏付けるには抗体検査をしなければいけないのですが，あれだけ大勢の患者のいた中で平気だったのですから，これはただごとではない。とっくに罹っていると見た方が自然ではないかと思うのです。最初は大騒ぎした新型インフル。ここまでくればもう騒ぐこともあるまい。従来型のインフルだって死亡者は必ずある割合で出ているのだから，今回だけは特別ということはないのだ。しかし，やれやれですね。生きている限り，一難去ってまた一難か。

  Dec 12, 2009

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• 不思議だ

  朝晩めっきり寒さを感じる今日この頃ですが・・・しかし今年はあまり寒くないですね。この中途半端の寒さの時期，いつも気になるのは血圧。どうしても落ち着かず，高めに推移するのが例年。ところが，この初冬はなんと快調。最高血圧が１２０に達しない場合もあるし，最低血圧は７０台の日も多い。何ということだ。嬉しいじゃありませんか。体は寒さを感じて縮こまっているはずなのに，これが血圧に反映されない。まあ，私にとってはいいのですが，何か物足りない。どうしてなのだろう。例年と違うのは，食事量を減らして体重を５ｋｇほど落としたこと，朝晩果物を食べていること。サバやサンマなどの青魚を食べ，納豆も結構品頻繁に食べる。運動は特にしていない。こうした変化がなにか血圧に良い影響を与えているのだろうか。　話は変わるが，連立政権って何がいいのか？　これじゃだだをこねる厄介なおじいちゃんと口うるさいヒステリックな奥さんがいるようなもので，家庭内がごちゃごちゃという感じですね。「こんなおじいちゃん，早く死んでしまえ。こんな奥さんとは早く離婚してしまえ。」と言いたい人も多いでしょうに，数が物を言う参議院。過半数割れではどうにもならない。次の参院選まで，我慢，我慢，というところなのでしょうかね。政党の主張ではなく，国民の方を向いて欲しいですよね。　例えば，基地を国外にという主張に対して，アメリカが「いいですよ。自分の国は自分で守るのですよ」と袂を分かつと，日本はどうなるのでしょう。軍隊を持たなければ国を守れないのではないでしょうか？　平和，平和，と口先で言って平和だった国は歴史上ないのではないでしょうか。それに，言うことを聞かない日本をもう一度思い知らせてやれ，とアメリカが考え，翌日は国家機関がアメリカに占拠されて，要職にある日本人はすべて拘束，ということだって，対抗手段のない日本では不可能ではないのです。政府も慎重にやらなければならない理由です。わたしたち日本人はあくまでも黄色人種であり，白色人種の中の良いお友達ではないのです。利用価値がなくなったときは差別される立場なのだ，ということは知っておく必要があります。

  Dec 9, 2009

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  二位じゃだめなのか？

  科学技術でしか生きられないニッポン，日本・・・まねごとならばすぐに追いつけ追い越せ，それは比較的容易だろうが，新技術で世界一になるのはただごとではない。どれだけ頑張れば成果が出るのか，どれだけお金をつぎ込めばどの程度の結果を出せるのか。そんなことは誰にも分からない。それでもなんとか世界一の仕事をしようとするから，一歩でも二歩でも世界に先んじることができる。それが競争というものだろう。そのためには，思うように使える資金が必要だ。紙と鉛筆だけですむ時代とは違う。それが「なんで世界一にならなければならないのか，分からない」などと仰る民主党のお偉いさん。世界第二位なり第三位なりだとだめなのか，だって。　当然だめである。科学技術は第一に特許の取得と深い関連がある。一日でも先を越されたのでは，同じ発見をしたとて何にもならない。だから科学者は必死で，それこそ夜を徹して研究にいそしむ。とても議員にはわからないだろう。最初に誰がやるか，どこが世界に先んじるか。これでその国が以後とんでもなく儲けるか，それとも泣く泣く金を支払って技術を使わせてもらうか。大きな違いが出てくるのである。それに「世界一でなくてもよい」などと甘いことを考えていたのでは，「そうだ，そうだ，なんでそんなに頑張るの」となり，二位にも三位にもなれない。根性とか精神力などというものは必ずしも良いものではないが，それでもそうした気概がなければ何事も為すことはできないだろう。気持ちの弱い子供を大事に育てるのとは話が違う。国の存亡がかかっているのだ。原材料を輸入して加工し，付加価値をつけて輸出するという昔からの日本の基本は何も変わっていない。政治家はそのところをしっかり見なくてはならない。二位でも三位でもよいから，とやっている国などどこにあるだろう。予算の徹底した見直しは必要だが，その前に民主党にはしっかりした国造りの哲学を持つことを期待したいが，それは無理なのだろうか。 新しいiPod nanoは、ビデオカメラ...17,291 円 ★iPod nano 8GB Orange★アップ...11,800 円  【送料無料】iPod周辺機器（アク...4,980 円

  Nov 26, 2009

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  あちらこちらにイルミネーション

  暗くなるとあちらこちらに発光ダイオードの電球が綺麗に輝いています。「ああ，もうすぐクリスマス，そして大晦日だな」といった気分がちらりと顔を出しますね。青一色の大規模なイルミネーションからこじんまりした可愛いものまで，寒い夜でもほんわかとした心持ち，裕福になったような気分になりますね。しかしです，タングステンのフィラメントを使う電球よりは発光ダイオードが電気を使わないということは分かるのですが，何しろ沢山の電球。沢山光らせればやはり只ではすまない。やはり結構な電気消費なのではないでしょうか。やれ環境だエコだ節約だと騒がれているにしては，こんなところは見過ごされているのですね。いや，これを悪いと言っているのではありません。そうは分かっていても，何事もちょっとした贅沢が気持ちを豊かにしますからね。メタボだからといって，美味しいものすべて禁止となると，とても生きていて楽しくはありませんね。これを「無駄です。駄目です」というのが今の事業仕分け作業ではないでしょうか。もちろん無駄もたくさんあるでしょう。でももう少しお金があれば，みな豊かな心持ちになるのにな，というのもあるでしょう。拙速にコレ駄目，あれ駄目，と言わないで，もっと必要かどうか，そのお金があれば何ができるのか，じっくりやって欲しいと思う人もいるのではないでしょうかね。 【在庫一掃 最安値に挑戦！5000円...1,280 円   【在庫一掃 最安値に挑戦！5000円...1,280 円  【在庫一掃 最安値に挑戦！5000円...1,280 円 【ついに入荷、早くも残りわずか...1,980 円  【ついに入荷、早くも残りわずか...17,000 円  【在庫一掃 最安値に挑戦！5000円...1,580 円

  Nov 18, 2009

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  近所の先生の愚痴

  近所に学校の先生をしている方がいる。こんな面白い話を聞いた。ある男子生徒のことである。この生徒君は毎日，ダボダボのズボンをはいている。格好が悪く，見苦しいのでこの先生は注意をしたそうだ。すると生徒はニタニタするだけでちっとも直す気持ちはない。そこでこの先生，「そんな格好で街中を歩くと，怖いお兄さんから声かけられるぞ」と言った。するとこの生徒君，「そんな危ないところ行かないから」というのだそうだ。私は笑ってしまった。そうか，こんなおかしな若者がいるんだ・・・と。自分の服装なり髪型をいじくって，ちょっと良い気分になるのは，やはり他人に見せつけて「どうだ，俺ってかっこいいだろう」という瞬間ではないのか。一人部屋に閉じこもってええ格好したところで，何も面白くはないはずだ。ところが，この生徒君は違うらしい。若者の暴走行為だって誰かが見ている，警察も来てくれる。「どうだ，俺たちって格好いいだろう」ここが彼らにとって重要だ。これを砂漠のど真ん中，誰も見てくれない，誰も来てくれない，マスコミだって知ったことではない。こんな無の状態で暴走行為をしようなどと誰が考えよう。やり甲斐がない。やるモチベーションだってイマイチどころか，皆無である。ところが，上の生徒君は砂漠でダボダボのずぼんをはくのだ。とにかく自己主張にもなっていない。危険を冒すから面白いのに，いや，良いことだって有る意味危険を冒さないと人生面白くないのだ。例えば，国家公務員になるため，弁護士になるため，医師になるため，などなど，自分の能力との戦い。日々不安でいっぱい。果たして自分は合格するのだろうか，合格しなかったらもしかしてニートとか呼ばれるようになるのではないか。ブルーシートの生活をしなくてはならないのではないか，と。それでも自分を叱咤激励して頑張る。しかし上の生徒君はこれを避けている。ちょっとかっこよくやりたいが，危険には近づかない，困難は避ける。なんとか頑張ってかっこよさをアピール，なんて気もない。こんな意気地のない生き方じゃ，この先ろくなことにはならないだろうと思いますね。本気でそんな格好していないのなら「じゃ，やめたら」と私なら言いますね。何だって本気で真剣にやって欲しいですよね。ということで，自己主張のない，個性のない生徒を相手に日々頑張っている近所の先生の愚痴，いや私にとっては面白い話だったのですが，昨日落ち葉をはきながらの立ち話。何も苦労しなくても飯が食える若者の気力のなさ，世の中どうなっても問題なのですかね。 おしゃべり紀行　韓国語編(TG-11K)6,090 円 おしゃべり紀行　英語編(TG-11E)6,080 円 おしゃべり紀行ヨーロッパ編(TG-1...10,290 円 

  Nov 16, 2009

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  馬鹿な女の言い分

  私の知り合いにこんな馬鹿な女がいる。この女の親が亡くなった。遺産があることが分かった。残された片方の親と長男があれこれ取り仕切っている中，この女はダンナをともなって金庫の鍵を親に開けさせ，遺産の中身をチェックしたのだ。この遺産の中に株があった。それで「私は鉄鋼関連の株が欲しい」と言い出した。さらに，亡くなった親に対して生前，ときどき病院に連れていくなど，子供としてはごく当たり前のことを行った。それで，自分への相続額にちょっと色をつけて欲しいと言い出した。ではどれだけ欲しいのか，と他の兄弟が聞いても，それは自分から言い出すことではない，あなたたちが判断すべきだと主張。そして，残された親に対しては，もともと財産はこの親自身が働いたものなので，相続の割合を半分以上にすべきだ，とさらに主張。残された親が主張するならともかく，人の取り分にまで口を挟んだのだ。親は半分，残った半分は兄弟で均等に，と主張する他の者たちと最初から話が噛み合わないのだ。自分の意見が通らないのなら話し合う必要もない，時期尚早としてすねている間に株価はどんどん下がり，とんでもない損失に。わずかなお金のために，わずかな意見の違いにこだわって，兄弟関係，いとこ関係，これらすべてと引き替えにプライドのために戦う馬鹿女。いやはや，私ならさっさと均等に遺産をいただいて，どんどん増やすなり遊ぶなり，有効にお金を使いますね。いや，欲しいだけとってくださいよ。残った分私がもらいますからと，大いに相手を尊重する。あるいは全部こんな馬鹿な女にやってしまって，関係を断ち切ってしまう。手はいろいろあるのですが。でも，結構こんなトラブルあるのでしょうね。しかも人生残り少なくなったきた，大事な時期にこんなトラブルがあり，兄弟バラバラ，親戚バラバラ・・・情けないね。こんな風にはなりたくないですね。他山の石としなくては。 相続・贈与で損をしないための方法1,365 円   金持ち相続貧乏相続1,575 円   インテリジェンス人生相談（社会編）1,050 円   家族に役立つ法律知識1,260 円   財産相続トラブル解決なんでも事典1,680 円   いちばんわかりやすい相続・贈与の本1,260 円 

  Nov 15, 2009

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• 最近事件が多いですね

  逃げなきゃならないと分かっている。捕まれば，少なくとも懲役が待っている。勿論執行猶予などつかない懲役だ。フリーターであろうが，モラトリアムであろうが，ニートであろうが，何であろうが牢屋で自由を奪われるより遙かに自由があって，のし上がるチャンスだってゼロではないのに，そして頭ではそんなこと１００も承知なのに・・・簡単に他人を殺してしまう。首を切って捨ててしまう。それも簡単に，そして次の日には何事もなかったかのように。でも本当は，毎日毎日追っ手が迫ってくるのを日々感じながら，びくびくしながら。自首しようか，逃げようか，今日は大丈夫か，明日は？　こんなおどおどした生活がエンドレスに続く。やはらあんなことしなければ良かったのに，と思っても今は遅い。昨今，毎日のように殺人事件のニュースが報じられる。どうして，簡単に極限までいってしまうのか？　とても割に合わないのに人まで殺して，手に入れた金は数万円など，など・・・。ばかばかしいと思わないのか？　不思議でたまらない。ブレーキのない，暴走人間が増えている。悲しい世の中になったが，これが現実だ。豊かな日本が実現したのに，死ぬほど困っているわけでもないのに，そしてのたれ死になどしないのに，簡単に人を殺してしまう。何が不満なのだ。何も努力しないで，我慢もしないで，汗水たらさないで，自分の事ばかり主張する。俺は不幸だ，満たされない，親が悪い，周囲が悪い，みな他人のせいにする。自分は悪くない，全部社会が悪いのだ，とくる。こんな輩は他人の迷惑にならないように，勝手に自分だけで死んで欲しい，と思うのは悪いのだろうか。本音も言えない社会になってしまった。あ～あ，とんでもない世の中だ。

  Nov 11, 2009

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  リンゴジャムを作った

  リンゴがたくさん手に入ったので，それも長期保存ができない品種だったので，皮を剥いて，適当に切って加熱，ここに砂糖とシナモン，そしてレモン果汁を加えて，リンゴジャムを作った。ビニールの袋に小分けにして，食べる分だけを冷蔵庫へ，他は冷凍庫で保存。これが意外と美味しかった。ジャムは冷やした方が断然美味い。トーストにたっぷりと乗せて食べるのも良し。クラッカーにチーズを塗って，ここへたっぷりとリンゴジャムを乗せ，さらにこの上へアクセントとして赤ワインに浸したイチジクを小さく切って乗せる。これが絶品なのですよ。美味いことこの上なし。久しぶりの大発見でした。なぜかスーパーで見かけるビンに入ったリンゴジャム，意外と高いのですね。「えっ，なんでこんなに高いの」と驚くほど。需要がないのでしょうか，それとも何か作るのに手間がかかるのでしょうか。分かりません。 紅玉ジャム577 円  伊豆フェルメンテ アップルマンゴ...358 円  三育フーズりんごジャム 150g400 円  アップルじゃむ青森県産りんご100...350 円  香り高い秋田のふじで作ったりん...577 円  【11月20日出荷開始】【送料無料...5,162 円 

  Nov 9, 2009

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  昨日柿の皮むきをしました

  池袋からだっだろうか，志木まで行ったことがあった。ちょうど今自分である。青空が眼にまぶしかったことを覚えている。道路にそって大きな柿の木があって，真っ赤な大きな柿がたわわに実っていた。わあ，すごいな。こんなところでも柿がしっかりなるんだ，と感心したものだ。昨日，大蜂屋という品種の柿を１００個ほど皮むきして，ひもで結んで，熱湯に１０秒ほどくぐらして，そしてベランダに干した。昨日は寒かったが，お天気は上々。今週もほぼ晴天が続くようで，我が家の干し柿のために神々は良い天気をもたらしてくれたのでは，とは私の勝手な解釈。ともかく，絶好の天気である。干し柿をつくって何度も失敗した。しかしここ数年，うまくいっている。その理由だが，失敗していたときは，柿を日光の当たらない北側の我が家の駐車場に干したからではないか，と思う。最初はほどよく乾くのだが，中から水分が出てきて表面が湿り気を帯びると，カビが一面に生えてくるのだ。干し柿はその時点で全滅。こんな経験をもとに，最初は熱湯消毒。これがどの程度効果があるのかわからない。そしてすぐに直射日光の当たるところに干す。この２点を変えてみたところ，その年から見事に成功。程よく表面が乾いたら，指で静かにもむのであります。そうして約１ヶ月，美味しい干し柿が完成。この状態でも水分を含み，部屋の中の適度な温度ではカビが発生する恐れもある。それで冷凍庫で保存。すぐ食べるものだけを冷蔵庫へ。こうして，ゆっくりといただくのです。そのまま食べても良し，小さく切って衣をつけ，天麩羅にしても良し。なますの中にちょいと刻んでいれても良し。若い人たちは見向きもしない干し柿ですが，今の羊羹や最中よりも甘くて，ぽっぺたが落ちそうになりますね。ちなみに，干し柿用の柿，スーパーで見かけましたが，１０個ほご入っていて９８０円でした。となると，昨日我が家で処理した柿，なんと１００００円となりますね。 渋柿 【特等接木苗】蜂屋柿（はち...1,029 円  ★送料無料！宮城県白石市特産！...4,980 円  懐かしい雰囲気の樽柿！蜂屋柿を...7,329 円 

  Nov 4, 2009

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  甘い羊羹が食べたい

  先日我が家においでになった知人からとらやの羊羹をいただいた。久しぶりに食べる羊羹，期待に胸を躍らせてがぶりと食いついた。こしあんの栗など何も入っていない，それこそ純なねり羊羹である。ねっとり，むっちりした歯ごたえ。一噛み，二噛み・・・おやっ。そして今日は，やはり別の知人から最中をいただいた。どこそこに行ったお土産だという。皮にはべこ（牛）の絵が描かれている。会津だか，どこだか，その近辺で買ってきたということであった。これも同じく期待に胸躍らせて，噛みついた。そして一噛み，二噛み・・・おやっ。私は甘～い羊羹，そしてアンコを期待していたのだ。しかしどうだろう。今流行の甘さ控え目。いや控え目どころか甘みをぐいっと抑えた，めりはりのない味だ。確かにアズキの味はするし，不味いというのではない。私は，羊羹や最中は「甘い」ものであるという先入観がある。いや，だからこそ羊羹であり，最中なのだ。甘さが口の中に広がり，同時に幸福感も口から喉の奥，そして鼻孔を通り抜けるのだ。そして熱い緑茶をすする。これが極上の幸せというものである。なのにである。これが期待した甘さとはかけ離れている。何ということだ。それで提案なのだが，きっと私のように甘いものが大好き，という人も少なくないだろう。どれここれも甘さ控え目になると，「本物の味じゃない」となる。あのときのあの思い出を・・・などと昔を懐かしむこともできなくなる。だから羊羹や最中をつくるお店では，昔ながらの甘い羊羹や最中と，甘さ控え目のものと，両方作ってみてはどうか。えっ，そんなことしたって売れないって？　なんだい，なんだい。もう甘い生活は夢のまた夢なのかい。どこに行ったら本物の甘い羊羹や最中を食べられるのだい。大福も団子もみな気の抜けた甘さになってしまった。残念ですな。 【手作りようかん】 北海道帯広産...1,200 円   【手作りようかん】ギフトに最適...2,900 円  練り羊羹●最高級の寒天使用1,200 円

  Nov 2, 2009

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  大学付属病院にて

  今日，早朝に大学付属病院に行った。数年前から血圧が高く，ここでお世話になっている。２ヶ月に一度程度であるが，毎日の血圧記録を見ていただき，アドバイスを得るのだ。大学病院か？　う～ん，待たされて，待たされて，診察はたった１分程度か。そしてまた薬で待たされて，待たされて，これでほぼ半日は無駄になる，というのが大学病院の，いや大病院というか総合病院のイメージだ。ところが私の主治医はなんと７時半にはもう診察室の鍵を自分で開け，そのときはまだ看護師さんは現れていない。診察は本当は８時３０分からなのだから，当然と言えば当然。なのにである・・・そして７時４０分にはもう一人目の患者の診察を始めるのである。患者への対応も丁寧，決して威張った態度はなく，穏やかに診察をし，「大丈夫ですね。今度はいつにしましょうか」と次回の予約をパソコンに入力する。私は３番目か４番目の診察。勿論８時前には診察が終わる。こんな調子だから，患者の出足も早い，早い。８時前にはたくさん椅子に座って待っている。診察が終わって，受付に戻るが，まだ受け事務の女性たちは奥で準備中。受付が始まるまでまだ３０分もある。ここで文庫本を読むか，テレビに目をやるか，充分時間があるのだ。８時３０分，一斉に受付が始まる。私はここで会計の窓口へ。そして次に支払をすませ，薬をもらい，ここまででほぼ１０分程度。だから余裕で職場へかけつけることができるというわけだ。どんなに遅れても，３０分程度であるから，職場にも迷惑をかけることはまずない。本当に助かるのだ。たまに車で大学付属病院へ行き，駐車無料の手続きをしようと窓口へ行くと，本当にもう終わったのですか？　と聞かれる。それで，ほら，領収書ですよ，と見せなければ信用してくれないほどなのだ。それだけ主治医は早く出勤し，見てくれる。まさに現代の赤髭，といってもいいほどなのだ。有り難いこと限りない。このことと関係あるのか，主治医に血圧を測ってもらうと，実に正常値の範囲に収まるのだ。だから自分で血圧を測るときも，主治医の顔と声を思い出しながら測るのであります。 【送料無料】(沖縄を除く)＊血圧...14,800 円  厚生労働省許可「特定保健用食品...1,974 円  血圧が高めの方に適した特定保健...1,417 円

  Oct 29, 2009

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  教員の免許更新，来年度廃止か？

  教員免許が１０年ごとに更新，という制度が始まったようだ。昨年はその試行とやらで，あちこちの大学で講習を受けた先生方も大勢いたそうである。さて，新聞などの報道によると，この制度の導入のきっかけは，適性がなく能力もない先生を排除するためだという。それで，こうした輩をなんとか教育してやれ，と考えたお偉いさんたちがいたようだ。だいたい，教師経験が何年あっても，適正とか能力うんぬん，こんあことが問題になる人物を教育ですぐに使える先生に変えられるなどできない話。これは教師に限ったことではない。新聞記者だって，アナウンサーだって，政治家だって，役者だって，みな同じことである。それを教師だけが再教育でなんとかなると考えたのがやはり甘い。この大甘の考えを土台にしているのだから，屋上屋，この先ろくな結論にはならないのである。国を挙げて何もならないことに邁進する。全部の先生が１０年ごとに免許を更新となったのだが，それも大学等で講習を受け，そこでめでたく試験に合格した場合，といった条件のようだ。これも実はおかしい。つまり大学でおこなう教育は絶対，といった前提がある。上の理屈のように，大学にだって良い教官もいればだめな教官もいる。そして，言っては悪いが，中には理学部くずれとか文学部くずれなど，くずれた教官が教育学部には少なくない。だからもともと教育などには熱心ではない。それが講習の担当者になどなると，これは悲惨である。新聞の切り抜きを配って，それでお茶を濁す，などということも平気でやる。だからこんな講習を受講した人たちは，「何で金をかけて，ろくに役に立たない講習などうけなければならないのか」という疑問を持つ。でも悪法も法。どこに文句を言ったらいいのかわからない。泣き寝入りである。新聞の勇気ある先生方の投書を見ていると，こんなことを感じるのである。それで，今回民主党は「あの法律はやめに致します」ときた。わあ，金かえせ，時間を返せ，と言っている，昨年受講した教員に最近巡り会った。それもそうでしょう。その気持ち，分かる分かる。思わず「先生って大変ね」と言ってしまった。およそ，どの政党が教育を考えてもろくなことにはならない，という事が見えてくる。それは第一に，現場で一生懸命やっている先生の声を政治家は聞かないからである。学識経験者なんて，現場の経験がないから机上のことばかり。教育委員会ももとは教師であっても，本当のことは言えず，「はい，ごもっともで」となる。それで，馬鹿な教員を叩きなおそうと，能力ある先生方をも巻き添えにする法律をつくる。教育には素人であるが，私にはこんなことの繰り返しに見えるのであります。常識的に考えても「これはおかしいぞ」と思うことが，常識になっていかない。世論もマスコミに左右され，カッコええ振りを素人がする。だから，ますます学校教育は悪くなる。「先生が悪いのではなく，それは親の子供にたいする躾がだめだからでしょ」とはならない。あくまでも先生の責任にされる。万引きをする警察，それは上司の躾や教育の問題でしょうか。だから徹底して警察官全員を再教育，となるのでしょうか。政治家は？　政治家の再教育は？　誰が，どうやるのでしょうね。やりませんね。教育界だけがおかしいのです。じゃ，やりましょう，となる。現行の法律を廃止するかわりに，新政権は，教師になる学生を６年間も教育してやろう，などと考えている。「へ～え，時間をかければ良い教師を作れるのかね？」と私などは思う。それに良い教師とはどんな教師を言うのか，これも分からない。生徒をたぶらかす先生，万引きをする先生，飲酒運転をする先生，悪い教師ならばいくらでも事例を挙げられるだろうが。考えてもごらんなさい。駄目な社員を，時間をかけたら良い社員にできますか。そんなことに労力と時間をかけていられますか。首を切るか，適材適所で配置転換ですよ。もっと，あれもこれも，根本から考えなおす必要があるのではないでしょうかね。とにかく学識経験者やマスコミ，こんな人たちの考えることを頭から信用しないこと，従わないことが肝腎です。軽蔑しているのではなく，要するに現場経験のない人間の考えることは，あくまでも机上の論理だからです。現実から大きく遊離しているのですよ。えっ，私の考えですか？　これだって机上の空論ですよ。だから現場の人たちの意見を充分取り入れないと，現状を打破できないのであります。勿論，現場にもいろいろな先生がいるでしょうから，人選は重要な課題にはなりますが。 教員採用試験教職教養らくらくマ...1,260 円   教員採用試験のための論作文（201...2,415 円   教職教養ランナー（2011年度版）2,520 円   すいすい身につく小学校学習指導...1,365 円   教員採用試験完全突破ガイド（201...1,575 円  幼稚園教員採用試験（2011年度版）1,050 円  

  Oct 28, 2009

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  血液検査の結果

  定期検診で悪玉コレステロールの値がイマイチだった。実際は善玉との比較で善し悪しを判断するのだが・・・それでもう一度検査をしてみましょう，ということになった。今回は食事内容の影響が大きいとのことだったので，毎日毎回の食事内容を記録して臨んだ。勿論，タラコだの筋子だの，イカだのタコだの，鶏卵だのと，コレステロールを多く含むものなど食べなかった。納豆，鯖の一夜干し，豆腐，煮豆，キノコ，野菜類，果物・・・記録するということはいいことですね。何しろはっきりと意識の上に食事内容がいつもあって，自分をコントロールするのに良い方法なのです。さあて，今回は良い値が出るかも・・・と期待して今日は血液検査の結果を聞きにいった。ところが，やはり，そうだったか，でした。今までも運動をし，食事制限をし，それでも総コレステロールが基準オーバー，その他もろもろ。どんなに頑張ってもだめだった経験が頭をかすめたのです。「体質っていうものがありますからね」と主治医。総コレステロール，悪玉コレステロールの値はそれぞれ１０オーバー。中性脂肪はＯＫ。「この程度なら，薬を飲んで治療するほどではありませんね」と主治医は続ける。「まっ，３ヶ月か半年に一度くらい検査してみるといいでしょうね」と主治医が説明。嬉しいのか，嬉しくないのか，何か腑に落ちない，気分が定まらない，こんな感じの結果だったのです。でも，やけにならずに，今日も納豆とみそ汁，それに焼き魚で夕食。コレステロールの値なんて気にしない，気にならない，やっぱり少しは気になる・・・ああ，複雑な気分。 【第3類医薬品】コレストン168カ...4,485 円   【第3類医薬品】 プロフラミン 18...2,985 円   限定10個！コレステガード 45カプ...4,074 円 

  Oct 26, 2009

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  去年と同じ結果だ

  大腸癌検診で，今年も引っかかり，内視鏡検査へ。昨日が検査日でした。８時前，薬を２リットルの水に溶かして，これを時間をかけて飲むのです。えっ，何の薬かって？　下剤です，下剤。コップ一杯を１５分かけて飲むのです。決して美味しいとは言えない溶液。最初はいいのですが，次第に飽きてくる。旨くない，はっきり言って不味い。１リットル飲んだあたりからお腹が異変を感じトイレに。ここからは，１５分に一度，トイレに向かうのです。こんなことが全体で２時間３０分続く。最後は黄色い水がザーっと出るだけになり，これで腸の中はすっかり綺麗になるのですね。この２時間３０分，意外と短く感じます。読書などしている暇はない。ちびり，ちびりとコップ酒を飲むがごとく，あっという間の２時間３０分。あとは横になって読書。そうです，今読んでいるのは，「喜多川歌麿女絵草紙」（藤沢周平）です。２時から検査だったので，それまでに１３０頁ほど読めました。さて，お尻の側に穴のあいたパンツをはき，ガウンを着て診察室へ。横になると早速注射。腸の蠕動運動を押さえる薬を静脈から入れるのですが。これを打たないと，内視鏡が腸の働きで押し返されるのだとか。だ液も出なくなる副作用があるが，これも３０分程度のこと。内視鏡の先端にゼリーが塗られる。するとどうでしょう。スイッと内視鏡が肛門から入る。痛みも何もないが，「入ったぞ」という感覚は当然ある。内視鏡はどんどん奥へと入れられる。腸が曲がっているところで，内視鏡も折れ曲がって進むためか圧迫感がある。それも１０秒以内のこと。我慢のできる範囲。ここで強い痛みを感じる人もいるそうだが，それはめったにないようだ。ちょうど虫垂あたりまで進むと，今度は内視鏡をどんどん引きながら注意深く観察。押し込まれるよりも引き抜かれる方が断然楽である。ときどき二酸化炭素を入れて腸を膨らませる。腸壁は綺麗に見える。細かな血管もよく見える。当然モニターで私も見ている。カラー映像だ。腸壁に小さなくぼみがみつかった。憩室というのだそうだが，これは異常ではない。どんどん内視鏡は引き抜かれ，Ｓ字結腸へ。ここでポリープが見つかった。映像では大きく見えるが，実際は３～４ミリ程度のもの。びっくりすることはない。昨年も同じ箇所で見つかっているので，これが昨年のポリープに違いない。大きく成長していれば要注意なのだが，そうはなっていない。今のところ悪性ではない。経過観察といった程度である。そしていよいと最後。「大丈夫ですね」と主治医。そうですよ。私だって最初から大丈夫だと思っていましたよ。でも一安心。それにしても，この一安心のために朝から午後３時ころまで時間を使い，それに検査料だってばかにならない。文庫本なら１０冊は買える。けないああ腹減った。というわけで，あまり刺激になるものは最初は食べてはいけないとのことで，鍋焼きうどんを食べることに。でも，昨日はハナキン。それで夜はホタテの刺身で一杯やったというわけです。胃も腸も平気，平気。腹が減ったときの一杯はやはり旨いですね。これが昨日の一部始終でした。 甘味タップリ！お刺身用ほたて貝...1 円  生食タイプの帆立（ホタテ）貝柱...3,980 円  大玉ホタテ（冷凍）3,200 円 

  Oct 24, 2009

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  ああ憂鬱だな

  明日はいよいよ大腸の内視鏡検査だ。憂鬱だな。なんともないと確信していても，やはり朝から下剤をたっぷりと時間をかけて飲み，腸の中を空っぽにして病院へいかなくてはならない。私は肛門付近が弱くて，いつでも毛細血管が浮き出た状態で赤みがかっている。だからちょっと力を入れただけで，すぐに出血するようだ。従って，便の潜血検査では引っかかりやすい，というのだ。医者は「一年に一度は検査しておいた方が安心ですね」と仰るが，これがやはりいい気分ではない。勿論何もないと分かったときは「ほら，やっぱり大丈夫だったじゃない」と一安心するのであるが，「ああ，こんな検査でほぼ一日時間を無駄にして」といった気持ちも少しはある。それに検査したあとは酒が飲めないときた。せっかくのハナキンなのにである。まあ，一日ぐらい，と思うのだが，三月から週末しか飲まないの決めたので，やはり何とも惜しい日というか，勿体ない日というか，この気持ち分かってくださいよ，といった感じにになるのです。じゃ，本当に癌が見つかったら？　それでもいいの？　と聞かれると，勿論それは困る。揺れる気持ち，あと２４時間すればこんな気分も吹っ飛ぶに違いない。それにしても癌とはいったい何者なのか？　遺伝子の複製ミスで起こる突然変異。癌遺伝子にスイッチが入って細胞の増殖が無制限に起こる。でも何のために？　その結果，死を招くのなら，癌にとっては自殺行為。何のためにもならない。「おい，癌よ・・・あめえ，何考えてるんだよ。自爆テロなんていい加減にやめたらどうだい」こう言いたくなりますね。次々と人間に襲いかかる災難。あれが解決したら，今度はこれが・・・というように，病気との戦いは果てしないですね。これもアダムとイブが悪いんだって？　神さまがあのときのことを恨んで，いまだに人間に意地悪している。もうよして下さいよ。信じてあげませんよ。 　【送料無料】【＃】ネオプロポ...31,500 円   　【＃】プロポリススプレー20ml2,100 円   　【＃】プロポリス液　100ml【si...17,325 円

  Oct 22, 2009

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• また血液検査だ

  定期検診の血液検査で，善玉コレステロールと悪玉コレステロールの比率がどうもいけないらしかった。それで検査した病院からは各食品に含まれるコレステロールの一覧表なるものをいただいた。別のかかりつけの病院の主治医にこの検査結果のデータを見ていただいた。すると，食事の内容によってずいぶんとこれらの値は変化するから，もう一度調べてみましょう，となった。けれども，ここは大学の付属病院なので，血液検査をするにも予約，そして結果が出るまで長時間待たされる。そこで，血液検査ならどこでやっても同じ，待たなくて済むところで，と思い定期検診をした病院で血液採取をしてもらうことにした。ここで出たデータはやはり主治医に見せようと思っている。血液は今週の金曜日にとる予定なので，先日から朝・昼・晩と何を食べたのかも記録している。主治医から記録してはどうかと話があったわけではない。どうも私は，かなり食事内容に注意していても血液検査のコレステロール値にはいつも問題がある。そこで，今回は食事内容も見ていただき，その結果，「う～ん。食事には問題ないのにな」といった感想を引き出したいのだ。じゃ，何なのさ。私の素人考えでは，「体質，遺伝」である。ご先祖様がいけない。結局，それならば薬で対応しなくてはならなくなるのか？　いやはや，今度の結果が楽しみなのであります。そう，どんな展開になるのか。どんなドラマが待ち受けているのか。

  Oct 20, 2009

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