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テーマ:エレファントカシマシ(14)
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ノリが良いのとバカ騒ぎは 違う!
本日の鹿児島ライブ、 たった1人のバカ男のお陰で、 良い雰囲気 ブチ壊し・台無しだった。 セットリストや宮本の一挙一動は、 秘密ページに書いたので、 ファンのマナーについてのみ書くが、 マナーって大切だよ 本当に。 登場した時から、 宮本はノッていた。 鹿児島のファンは 噂どおり本当に盛り上げ上手で、 私も初っ端から 自然と体が動き沢山叫んだ。 "パワー・イン・ザ・ワールド" から始まり、 演者もファンも 熱いスイッチが入る。 一気に(松紳のエンディングテーマでもある)、 "化ケモノ青年" までを力強く演奏する。 3曲続けての演奏で エレカシとファンの一体感が高まる。 しかし、 曲が終わりに差し掛かった時 "オラァッ!"と、 けたたましい罵声を 宮本に向かって浴びせる男の存在に気付いた "オラァッ!"・・って 何事よ。 昔からのファンは承知だろうが、 宮本はとてもデリケートな人だ。 有名なのは 日比谷野外音楽堂でのワンシーンだろうか? 撮影の為 入っているカメラに向って歩みより、 ニコニコ笑う10年以上前の宮本(髪型が凄い) それを見たファンが 一言、 「宮本ーっ 笑うんじゃねぇ!」 それを聞いた宮本 そいつに近寄り 睨みを利かせ、 「うるせぇ バカヤロゥ。」 といった ワンシーン。 その他、 ライブを見に来た客に対しての、 「帰れ」 「拍手をするな」 「お友達じゃねぇんだ」 発言・・。 でも これらは全て過去の事だしファンの口の悪さが原因 だったという事も 昔ならではのファンから聞いている。 その後、 契約が切れ その間コツコツと行ってきたライブで ファンの有難さを感じた彼らは とても謙虚になった。 それに 5~6年前と今のライブも結構違う部分が多い。 MCも増え ファンの問題発言に対しても やんわり返す余裕ぶり。 だから私も そんな彼らの物腰柔らかな雰囲気に安心していた。 "38歳だし 音楽の方向性をビシッと決めて、 益々格好良くなっているな。これから楽しみだなぁ" と。 そう思い ライブを楽しんでいた。 楽しいライブになる筈だったのに!! 畜っ生!!! その男のセリフを聞き、 一瞬 宮本の顔が変わる、 しかし その他のファンが好意的な沢山の声援を送り、 素晴らしい演奏は 続く・・。 締めは "花男"。 聞きなれた曲なのに ライブの後半でコレをされると途端に参る、 格好良すぎるよ 全く。 そして アンコール、 鹿児島特有なの? "アンコール!" ではなく "もぅ1回!" を繰り返すファン。 5分ほど経ってメンバーが現れる。 メンバーも宮本も 凄く爽やかな表情で やる気満々。 それを見た私を含めたファンも ボルテージが上がる上がる、 もぅね 地の底から響くような、 「ウォオオオオ!!」って叫んでる女性もいたんだから、 ファンパワーって本当に凄い(笑) アンコール1曲目は "ファイティングマン"、 着替えた宮本の白シャツが眩しくって クラリ、 私 思わず気を失いそうになる(*^^*) しかし、 またまた やって参りました。 "オラァッ!" と叫ぶ 赤いTシャツの男。 "宮本ぉーー!オラァ!ウォォオラァ!" と叫び、狂い、暴れ、 私を含めたファン達にクルクル回りながら体当たり、 あんなに熱狂的だったファンがおびえ 引いていた。 私も思わず 「痛い!あっち行けーっ!」 と 力いっぱい叫んだ。 そんなファンたちの様子を あんなに見渡しの良いステージから 見えない筈がない。 宮本・・、 帰っちゃったよ・・ 帰っちゃった・・。 アンコール1曲目の "ファイティングマン" が終わり、 2曲目を演奏しようと、 ギターを手にしようとした宮本の手が、 一瞬 ためらった。 そして 早足に(控え室がある裏手へと)消えて行った。 宮本が踵をめぐらす瞬間、 ドラムの富サンが 心配そうな ためらったような表情で 宮本の顔を指示を待ちながら じっと見つめていた。 その後、 あっけにとられていたファンは 徐々に事の次第を飲み込み、 全ての原因が 赤いTシャツを着た男にあると理解。 中には その赤いTシャツの男の変わりに "宮本 ごめん!" と謝る女性ファンもいた。 肝心の 赤いTシャツの男、 人に散々 迷惑かけるほど威勢があったのに、 (私なんかこの男のせいで口の中を切って大量出血した)、 全ての原因が自分だとわかると オロオロとした顔して、 後ずさりして 逃げ出した。 その姿を見て 益々腹が立った私は、 キレてしまった。 「オイお前!待てコラァ!!」 と思わず怒鳴り 追いかけたが そいつの逃げ足は速く 捕まえる事は出来なかった。 (注:私も一応 女・・しかしキレちゃったのよ) 最終列車の時間が迫っていたので 泣く泣く、 帰ることに・・。 ライブハウス会場内には明かりがついて、 帰りの曲とアナウンスが流れていた。 つまり、 演奏はありえない・・という事だ。 会場には "えぇ~" "うそぉ~" という声が木魂していた。 ライブ前に知り合った 千葉から来たというファンの女性と共に 怒りと そうなるまでの楽しい話を交互にしながら帰った。 今回のライブは 全てがよかった。 出だしも、 宮本の声の出も、 メンバーの演奏も、 盛り上げ方も、 ・・全てが。 だから、 それらを全てぶち壊した 赤T男が許せなくて、 許せなくって本当に仕方なかった。 ・・っとに、 温厚な私も こういう理不尽な事があると流石にキレるよ (血まで流させやがって)マジで。 ノリが良いのと 自己満足なバカ騒ぎは違う、 決定的に。 それに、 演奏する側は 意外と冷静に周囲を見渡しているものだ、 熱狂的な人ほど(←アナウンス講座で習った)。 だから、 プロと素人の "熱狂"ほど 温度差があるものは無い。 折角なら、 マナーと余裕を持って楽しみたい、 そう思いませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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