東京ペットライフ

仕事で魚を探す旅に出た。
早朝に、これも仕事で借りている国産高級車に乗って出発。
池袋インターから福島県いわき市小名浜へ向かう。

探しているのは、「めぬき」という魚。
大衆魚でないため、入っている可能性が高い市場に直接向かう。

しかし。
無かった。

以前、同じく沖縄で魚を探す仕事があり、市場という市場を探し回ったことがあったが。
そのときのドキドキを思い出しながら、多くの関係者に取材をかけながら走ったのだが。

しょうがなく、取材は一変して（あっさり）、旨い魚を食う旅に変更。

魚市場周辺の人気の定食屋の料理ってば、ほんとうに旨い！

小名浜ではどんこの煮付け、旬の刺身定食を昼に食べ、ボタンエビをお土産で買った。

再度、高速に乗って行った大洗では、イカの姿焼きとホタテの炭火焼き、生の岩牡蠣を食べた。

手あかの付いた表現だが、今の三陸の岩牡蠣は「海のミルク」。
たっぷりとしたトロケル身、芳醇な香り。
甘い、ミルク色の、栄養の固まりだ。

ところで。

食もまた素晴らしい旅になったが、今回試乗した車もまたすごかった。
雨の中の長距離移動で、ナメタ服装で＝夏服で行ってしまった私は行きの高速ですでに後悔する羽目になるのだが、そうした不備を車が完璧に解消してくれた。

エアコンが高性能ということだけでなく、シート自体が内面から加熱されるため、身体がとてもあたたかい。
外から熱風で表面的にあたためられるのでは無いから、負荷もなく、芯から適度にホカホカになる。

これはかなり快適だった。

また、ハードな行程を自動運転装置がカバーしてくれる。
速度を自動で調節してくれるだけでなく、前を走行する車両との距離も自動的に計測し、安全な車間距離を常に確保してくれるのだ。

それから、山道の運転も多かったが、ライトが自動でついたり消えたり。
トンネルが頻繁にあったのだが、まったく気にすることなく、ただ運転していれば車のほうで勝手にライトの調節をしてくれるのだ。

もちろん、車内の快適さは抜群。
外観に比べても、内部のスペースが広くまったく車で移動しているというきゅうくつさがない。
またシートなどの作りが身体に素晴らしくフィットするし、カーペットが高級ホテルで使用されているソレのようで、ふかふかで単純に気分がよい。

ああ。いいなあ。
犬が乗っても快適だろうなあ。

価格５００万円也。