東京ペットライフ

人気商品をオークションで出品していたら、お呼びでない方々に出会うことになった。

まず。
出品中に、そのオークションを介さない裏取引を催促される。

そのうち、神経質なQメールが続き、出品欄の情報を読まずに強引な交渉をしてくる。
Qメールに対して、即レスを要求される。

が。
こちらが質問に回答しても、メール内容は読まずにオレ流で交渉を続けてくる。

…無理です。相手できません。
ほんと。

挙げ句、交渉成立後は、取引相手の私事により、入金作業前から速効送付を要求するし。
出品者は落札者の奴隷だと思っているに違いない。

ネットで広く人と知り合えるのは非常なビジネスチャンスと謳われるけれども。
リスクも莫大になるのであった。

しかも、そのほとんどが匿名であることもあり。
デジタルで発言が飛び交うので、その取り扱いもナーバスにならざるを得ない。
クローズだと思って行っていた交渉内容が、どこの掲示板にアップされるかも分からないという現実があるからだ。

その世界特有のルールとも上手に付き合いながら、自分のツールとして使いこなす工夫が必要、ということか。

一方で。

昨夜、参加した獣医のセミナーは充実の勉強会だった。

日本のセミナーにはめずらしく（最近の比較的若いビジネスマン向けのセミナーはそうでもないが）、有効な情報交換が積極的になされ、いま業界にどのような問題が横たわっているのか確認することができた。

アメリカのナンバーワン巨大企業病院で働く勤務医達の実情も興味深いモノだった。
過度の訴訟社会で、プロ意識の高い集団の一員として働くことの意義とデメリット。
が忌憚無く語られた。

まだまだ閉鎖社会の、動物環境後進国である日本を抜け出して、渡米を狙っている医師もセミナー参加者には少なくないだろう。

わたしも今後、さまざまな方法で準備を重ねたい。