おとむはんのヲタ道（錬成ちう）

いつの間にやら恒例化している
この就活を綴った『女の戦い』シリーズ。

始めてから面接に行った会社は３社
どれも自分の希望を優先した職種だったが
(第３章は希望より少しずれたが）
どれも手ごたえがなかった。

実は支援センターで個別ブースの指導時に
相談員さん(姑）が席を離れた時に

勝手に相談員さんの

ＰＣ端末を自分に向けて

求人検索しました。
（だって、仕事が無いっていうんだもん、自分の目で見ないとねッ）

正社員では経験職種でも無いとまで
言われてしまったので本当か探してみた。
(職歴がパートでまかなわれている会社が多いらしい） 

絞込みを大阪府下全域にかけて
年齢と経験職種で検索。

すると・・・。

あるじゃねぇか！

６００社以上！！！！
（職種を細かく限定しなければ。）

その中で見覚えがある会社名が・・・。

偶然にも自営をしているときに
お世話になっていた取引先が求人を出していた。
おそらく業種の分類を多分間違えている
のではないかと思うが出来る仕事だ。

中途半端なＨＰも運営していた。
多分、業者に製作依頼したものだろうが
デザインが古い。数年は手をいれていない様子。
現場仕事が主だが事務的な仕事もさせてもらえる
チャンスは十分にある。

相談員さんに発見した事を告げると

相談員：「そういうのを縁というのですよ！」

とのコメント。さすがＤＮＡで仕事は決まると
言い放ったお方だ。

ので、

今日、面接に行ってきました。

面接官は取締り役年配の女性の方。

実はこの会社、おとむの先祖代々からお世話になっている。
事務所に入ると顔見知りの人が居て

「どうしたん？」

と言われた。ちょっと顔を出しに来た様に思われたらしい。。。

自営に携わっていたのは５年前。
社員の入れ替わりがあるだろうし
もうおとむは誰も覚えていないだろう
と勝手に思っていたがそうでもないらしい。

「あぁ、●●ちゃん(母の名前）の娘さんやね。」
から面接は始まった。知りすぎているおとむの事。。。

我が身内の近況など世間話も多かったが
職歴や、内容を詳しく説明させていただいて
知り合いだからといって甘えた気持ちで
来たのではなく、逆に知っているから頑張りたい
という意思もきちんと伝えられた。

そして肝心の

面接官「ＰＣは操作できるの？どんな事ができるの？」

来たッ、今だッッ！！

Ａ・Ｔフィールド全開。

おとむ：「インターネットビジネスを勉強してきましてＨＰ製作・更新などができます。
　　　　　オフィスソフトの基本操作も習得しました。」

面接官：「そう、お勉強なされたのね。ところでＭＡＣで？」

・・・ＭＡＣかよ？！

あぁ、折角のＰＲポイントが・・・。
そこを狙ってきたのに
windowsでは無いとは。

～事務仕事、即戦力として敗退。～

採用されるとしても現場仕事かぁ。
あんなに熱く仕事への情熱を語ったあとに
萎えてしまった事はもう言えやしない。。。

「もし良いお返事が頂けたら一生懸命頑張ります！」

と言い残し面接会場を去った。

結果は面接希望者が他にも居るらしいので
２、３日中に電話でお返事がいただけるようだ。

帰り道に、ふと求人票を発見する確率について考えた。
もしあの時、相談員さんが席を離れる事が無かったら
見つける事は無かっただろう。

祖父母も母もこの会社との取引のおかげで生活ができ
おとむはこの世界に生まれることが出来たのだ。
この就活のタイミングで６００社以上の求人票の中から
再び面接を受けるという運びになったのだ。

本当に縁があるのかもしれない。

あながち相談員さんの言う理屈も
間違いではないのかもしれないと思い始めてしまった。