おとむはんのヲタ道（錬成ちう）

就職して一年。

ようやく新人さんが入ってきて訳のわからん雑用から
解放されつつある今日この頃。

日課になっていた事務所の掃除にトイレ掃除。
姑たちの執拗な干渉は
我が社の新人の登竜門であったことを認識。

新しい人が入ってくる事により身内意識が高まり
あっち側の人間になってきている。

『自分が泣かされたから新しい人が入ってきたら
職人なみの仕事のいじわるな教え方も
絶対流れを変えて親切にする！』

と入社当時から思っていたが不思議な事に
不思議な事に現実に人が入ってきても
そんな気になれない。

マニュアル化を密かに試みて去年から製作していたが
渡すのは止めにした。

ここはそんな世界じゃない。

同じ地獄で泣かされないと上には上がれない。

誰も助けてくれないし、

頭でなくて本気で体張って

「今に見てろ！」と意地張って

腹をくくれなければ続かないのだ。

・・・いつの時代だよ？！

昭和か？

昭和なのか？？！！

こうしておとむはんは２年生としての社会人がはじまる。

自分のしていた事を渡したら次は責任ある仕事が待っている。

こうして新たな悩みが増えたが体重は不思議と増えない。

・・・リバウンドが怖いなぁ