灯火
チベット、ますます、大変なことに、なっているみたいですね。日本の大手のマスコミも、中国のいろいろな隠ぺい工作のために、真実の報道が、できなくなっているみたいですね。これは、政治やマスコミも、そうですが、各種の宗教団体にも、圧力が、かかっているみたいです。テレビや新聞で、報道されなくなったからといって、問題が、解決したわけではないのです。中国側は、5月1日から、チベットに、外国の観光客を、受け入れると公式発表していますが、その真意は、5月1日までに、何千人というチベットの人たちを、大虐殺するという意味らしいです。幸い、まだ、インターネットの中は、報道の自由があります。チベット問題は、対岸の火事ではないのです。ある程度、信頼できる情報筋によると、中国側は、チベットの粛清が、成功したら、次は、台湾。その次は、沖縄を、標的にしているそうです。最終的には、九州から、日本全土、朝鮮半島までを、支配したいと、考えているみたいですね。私自身も、前世で、チベット僧侶だったこともあるために、どうしても、他人ごとのように、達観できません。イラクなどの国は、石油などの資源があり、いろいろな利害がでてくるため、まだ、先進国の大手の企業やマスコミなども、関心をもち、報道したりします。しかし、チベット自治区は、石油が、ほとんどないために、企業やマスコミが、関心をもちにくいのだそうです。チベットの資源は、その高い精神性、霊性です。これが、今、暴力や軍事力によって、踏みにじられています。だから、チベットの精神性、霊性が、理解でき、これを、守ることができるのは、宗教界、特に、仏教界。そして、精神世界の業界だと思います。特に、日本の精神世界は、どこの団体にも、所属していない人が、多いと思います。私も、どこの団体やグループにも、属していません。とても、自由なのです。だからこそ、日本の精神世界の人たちが、いろいろ、声を上げ、政府やマスコミなどに、訴えていくことも、大事だと思います。まあ、それほど、大きなことを、やる必要はないと思います。自分のできる範囲で、少しづつ、行動するだけで、いいと思います。とりあえず、1日に、1回でもいいから、自分の身近な家族や友人、職場の人たちに、「チベット情勢」について、語り合ってみては、どうでしょうか?私も、今、少しづつ、動いています。とりあえず、自分ができることは、こうやって、インターネットを使って、情報を、発信することです。このエッセイを、読んでいる皆さん、ぜひ、下記の情報を、広げてくださいね。昨日、関西テレビに、天台宗のトップの住職が、いろいろなしがらみで、大変なのに、それを、覚悟の上で、テレビの生放送中に、出演し、声明文を、読みあげました。このたった一人の住職が、灯した火は、消さないようにしたほうがいいと思います。これは、小さいけれども、とても、大切な「灯火」だと思います。MIXIの「Free Tibet」からのコピーです。画像は、削除される可能性もあるそうです。とりあえず、文章化した文章は、残ると思います。ぜひ、この「灯火」が、消えずに、世界中に、広がることを、祈っています。 ○「天台宗トップの住職がチベット問題を涙ながらに語る」↓http://www.nicovideo.jp/watch/sm2901075 ロングバージョンです。↓http://www.nicovideo.jp/watch/sm2901270ユーチューブです。 ↓http://jp.youtube.com/watch?v=BOfvNdd-esk下記が文章です。↓ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ チベット問題で日本の仏教界の一部にも動きがあった!! 4月5日11時ごろ、関西テレビの「ぶったま!」という番組でそれは紹介された。「今週のNEWS20面相」というコーナーで青山繁晴氏がニュース解説をするのですが、そこに天台宗の別格本山である書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)の大樹執事長が生出演、自らの言葉で声明を出されました。 全文、テレビからの口述筆記。まずは読んでください! ↓いま私たち日本の仏教者の真価が問われています。チベットでの中国の武力行動によって、宗教の自由が失われる事に、心から悲しみと止むに止まれぬ抗議を表明せずにはいられません。私たちはあくまでも宗教者、仏教者として僧侶をはじめとするチベット人の苦しみをもはや黙って見過ごす事ができません。チベット仏教の宗教的伝統をチベット人の自由な意思で守ると言う事が大切な基本です。皆さんは日本の全国のお坊さんがどうしているのかとお思いでしょう。日本の各宗派、教団は日中国交回復の後、中国各地でご縁のある寺院の復興に力を注いできました。私も中国の寺院の復興に携わりました。しかし、中国の寺院との交流は全て北京(政府)を通さずにはできません。ほとんど自由が無かった。これからもそうだと全国のほとんどの僧侶は知っています。そして日本の仏教教団がダライ・ラマ法皇と交流する事を北京(政府)は不快に思う事も知られています。あくまでも、宗教の自由の問題こそ重大であると私は考えています。しかし、チベットの事件以来、3週間以上が過ぎてなお、日本の仏教会に目立った動きは見られません。中国仏教会が大切な友人であるなら、どうして何も言わない。しないで良いのでしょうか?ダライ・ラマ法皇を中心に仏教国としての歴史を重ねてきたチベットが今、亡くなろうとしています。私たちは宗教者、仏教者として草の根から声をあげていかなければなりません。しかし、私の所属する宗派が中国の仏教会関係者から抗議を受けて、私はお叱りを受ける可能性が高いし、このように申し上げるのは私たちと行動を共にしましょうという事ではないのです。それぞれのご住職、壇信徒の皆さんがこれをきっかけに自ら考えていただきたいのです。オリンピックに合わせて中国の交流のある寺院に参拝予定の僧侶もいらっしゃるでしょう。この情勢の中、中国でどんなお話をされるのでしょう。もしも宗教者として毅然とした態度で臨めないのならば私たちはこれから、信者さん檀家さんにどのような事を説いて行けるのでしょう。私たちにとってこれが宗教者、仏教者であるための最後の機会かも知れません。 書寫山圓教寺執事長大樹玄承 平成20年4月5日この叫びは偉大だと思います。自らを省みず、同じ宗教家に「考えてほしい」と呼び掛けた。これはすごい勇気だと思います。このメッセージが世界中に広がる事を心から願います。 テレビでも青山氏は「どうぞこの中見をネットでどんどん書いてください」と言われてました。せっかく書き起こしたので、この口述筆記を使ってもらっても良いです。 これは宗教だけじゃない。自由を守る闘いです。私たちは安全な場所で声を上げる事が出来るのです。 <英文版> MIXI内で、上記の文章を、英文に、翻訳してくれた方もいました。ありがとうございました。「英語圏の動画投稿サイトやBlogなどにご利用ください」とのことです。下記が、そのコピーです。 ↓ We, Japanese Buddhist monks are now put to the test. We cannot help expressing our deep sadness and protest against China's military actions in Tibet that deprive Tibetans from religious freedom. As religionists and Buddhist, we cannot overlook Tibetan monks and people's suffer any more. The most important thing is that Tibetans preserve their religious tradition of Tibetan Buddhism (Lamaism) by Tibetan people's free intention. You might wonder what monks throughout Japan are doing. Each sect and religious organization in Japan have devoted their energies to the restoration of Buddhist temples related to their temples in various parts of China after the normalization of diplomatic relations between Japan and China. I myself was also involved in the restoration of Buddhist temples in China. However, it was not possible to exchange with Buddhist temples in China without the approval of Beijing (government) and actually we had no freedom. Most monks across Japan know this and think that this might be unchanged even in the future. We also know that Beijing (government) feels unpleasant when Japanese Buddhist organizations exchange with the Dalai Lama. I think that religious freedom is the most important issue. However, Japanese Buddhists have not expressed anything in 3 weeks or more after the Tibetan case broke out. If Chinese Buddhism association is our important friend, why do we tell nothing to it? Is it good without doing? Tibet that has accumulated its history as a Buddhism country with the leadership of the Dalai Lama is about to disappear. To save them, we should give the voice from grass roots as religionists and Buddhists. However, if we do, Chinese Buddhists concerned may protest the religious sect I belong to and I may be scolded by it. So, it does not mean that I request you to act together with me. But, I ask you who are Buddhist monks and supporters to think voluntarily with this case as a start. Some of you as Buddhist monks may plan to visit the temples related to your temples during the Beijing Olympics 2008. Under such circumstances, what will you talk with them? If you are not able to say your opinion to your Chinese counterparts in a resolute attitude, what can we preach to our supporters and followers in Japan? This might be the last chance for us as religionists and Buddhists. ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 以上トーマtoma_atlas@yahoo.co.jp☆エッセイのバックナンバーです。http://www.tomaatlas.com/library.htm☆トリプル向日葵さんのサイトです。http://triplehimawari.ocnk.net/☆精神世界のランキングです。応援クリック、ポッチとお願いしますね。(いつも、ありがとうございます。) ↓http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas☆私のメインサントです。↓http://www.tomaatlas.com/