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テーマ:猫のいる生活(139065)
カテゴリ:生活の中のあれこれ
11月25日(金) 晴れ 岡山旅行、出発からハプニングに見舞われたけど、無事倉敷に到着。 ここで、友人Sちゃんと別れて単独行動となる。 Sちゃんは最後まで旅慣れない私の身を案じてくれた。 朝食を食べてなかったので、喫茶店でモーニングセットを注文。 ガイドブックを開き、どこをまわろうか考えた。 まず、総社(そうじゃ)に行ってみようと思った。 ここは倉敷からJR伯備線で11分。 レンタサイクルで古墳や神社、郷土館など吉備路を散策できる。 ここなら近いから午後には戻って、倉敷もまわれる。 総社までの切符を買ったものの、時刻表が見当たらない。 そうこうしているうちに「伯備線がホームに到着」とアナウンス。 急いでホームに駆け下りる。倉敷でも走る私。 ところが、ホームに来るのは岡山方面行き、総社とは反対方向。 ホームで時刻表を探すが見つからない。 仕方なく、立っていたご婦人に尋ねると、ご親切に ハンドバックの中をさんざん探って見つけた時刻表で見てくれた。 総社方面はあと30分以上来ないことがわかった。 30分もホームでぼけら~っと待てないわ。 とっさに発車しようとする岡山方面の電車に乗った。 座って再びガイドブックを見る。 赤穂線直通の電車だったのでこのまま備前市に行ける。 (って、これがわからなくて岡山駅のホームをまた前から後ろに走って 車掌さんに聞きに行き、前2輌が切り離されて赤穂線になるとわかり また最後尾から先頭車輌まで走ったんだけど) 岡山から約50分かかって伊部(いんべ)駅で下車。 この伊部というところに備前焼の窯元があるという。 今すぐ焼き物を見たかったけど、何の知識もなく窯元を訪れたのでは 失礼かと思い、まずは備前陶芸美術館で勉強しようと入ってみた。 備前焼は「地味な焼き物」くらいのイメージしかなかったけど、 古墳時代の須恵器がはじまりの一千年の歴史を持つ焼き物。 絵付けもせず、薬も使わない、ひたすら土を焼いて焼いて 焼き締めていくから、素朴な風合いが生きているんだと納得。 美術館を出るときに街の地図を手渡される。 あら助かったわ、と見てビックリ! よく自治会とかで配られる町内の世帯主の名前が びっしり書いてあるような地図。 おいおい、「突撃となりの晩ご飯」でもあるまいし、 他人の家なんか訪れませんよ。 と思いきや、これが備前焼窯元の作家の名前。フォ~ッ! 200軒以上あるわ、これ。 私はワクワクしながら歩き出した。 伊部の風景 明るい雰囲気の入り口のお店を見つけ、入ってみる。 オネエサンが優しい口調で話しかけてくる。 しいたけ茶を出してくれた。 しいたけ茶を飲んだからには買わねばなるまいと思った私は、 さんざん見た挙句、備前焼にしては明るい色の カップ&ソーサーを2客選んだ。 これは「緋襷(ひだすき)」といって、ワラを巻いて焼き、 土とワラが反応してできる模様が特徴の備前焼。 それからまたブラブラ歩く。 誰もいない。静かな静かな通り。 あっ、ネコ!白黒ネコ! でも近寄ったら逃げちゃった(上の写真を見てね)。 次に入ったお店はまたさっきとは雰囲気が違って、 緋襷はあまりなく、備前焼らしい土の色が出た作品ばかり。 ここのご婦人はとても情熱的に備前焼について語ってくれ、 私は相槌もうてなかった。 これだけ説明してもらって、何も買わずに出るわけにはいくまい。 砂糖壺を選んだ。 これ以上、お店の中に入っては、気弱な私は買わずに出られないと 悟り、その後はウインドウショッピング。 お昼は小さなお寿司屋さんで名物「ママカリ寿司」を食べた。 酢で締めてあるママカリは、予想してたより身が柔らかくて 美味しかった~。 ********** で、今グナは何をしてるかというと、 ひなたぼっこのスタンバイちう。 ああ、あと少しで部屋に日ざしが入ってくるのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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