カテゴリ:関東東北巨大地震
余震の回数も少し減ってきて東京が揺れる回数も減ってきていますね。
でもまだまだ、大き目の余震や東日本大震災で大きく揺れたことによる、新たら断層型の地震=直下型にも要注意ですごしていかねばなりません。 同じくらいの規模でスマトラ沖の地震が起きていますが、Mの大きな余震が1年を過ぎたくらいでもまだおきていたりします。その周辺も震度6前後の地震が1年たっても起きたりしているのを前例に考えると、おそらくこの大震災もそのくらいのスパンは十分に考えていていいように思います。 今回、幸いにもたいした被害が出ていない地域でも、今後震度6前後の地震は十分起きると思っていたほうが良いと考え、それに備えておくことは必要なように感じています。 さて、地震の備えとは別に、関東では計画停電が行われていますが、暖房が徐々に必要なくなってきている今は少しだけ、電力供給が間に合っている状態になり、これでこのまま大丈夫なんじゃない??うまくいくと供給量が火力発電所とか動いていないところをフルに動かして・・・大丈夫なんじゃないか??なんて思っている方もいるかもしれません。 でも、今の東京電力の試算で行くと、夏場の猛暑加減にもよるところは大きいのかもしれませんが、圧倒的に電力不足に陥るであろうと踏んでいるようです。 何かいいアイディアないかしら??どうにかならないかしら??とあたしなりに考えてみたんだけど、こんな提案をしてみたいと思います。 1家庭1契約を30W以下に一律してしまうっていうのはどうでしょうか? 30Wあれば、冷蔵庫をつけて、冷房をつけ、TVをつけるくらいはまかなえます。ただし、冷房は一部屋、出来れば6畳以下の小さい部屋だけつけるというお願いをつけてです。 オール電化にされているご家庭には大変少ない電力で何も出来ないかもしれませんが・・・調理器具は電力のピーク時はカセットコンロで頑張ってもらいたいです。 電子レンジやオーブンは夏場は極力使わない、使うときは冷房をいったん切るなどすれば30Wでやりくりすることは出来るのではないでしょうか? トマトが小さかったころ、アパートに住んでいたのですが、その当時はほとんどの家庭が20Wや15W契約でした。 もちろん冷房は無かったけれどね。使いすぎるとよくブレーカーが落ちたものです。そんなときは、あれとコレを一緒に使うと落ちるとか組み合わせがわかっていたので、使いたい方を優先して、なんでもいったん使わないものはスイッチオフしたものです。 昭和のレトロな生活です。 今まで見たいな、使いたい放題なんてことの無い生活でしたが、それが普通で別に不自由を感じていませんでした。 夕方に打ち水、水浴びして、夜になると窓全開で寝ると、涼しい風、蚊が侵入してきて寝れなければ蚊帳をつる・・・・そんな生活です。 でもね、気持ちよかったですよーー。生きている実感があった!! 去年、タータランドで野宿したときも、蚊帳をつって寝たりしたんだけど、電気も水道も無い場所で、ランプの光だけだったけれど、楽しかったです。 TVが無いって言うのは、会話も弾むし、ラジオだけつけてると、いろんなことが逆に出来たりして不思議でした。 でもね、その不便さがなんだかとっても愛しいものだったのを私は知っています。 タータランドで何も無い生活をして、ひとつ利口になったことは、冷蔵庫が無くても冷たいものは飲めるってことかな。 今から、クーラーボックスをひとつ用意しておくといいのではないでしょうか? たとえば、停電前に冷凍庫から保冷剤やロックアイスの袋を凍らしておくのです。で、クーラーボックスに入れて、停電時に使う冷たいものだけ入れておくのです。 そして、冷蔵庫も保冷剤を入れておきましょう! 冷凍庫も冷蔵庫も計画停電の3時間は開け閉め禁止です。 こうしておくとね、3時間くらいなら持ちますよ。 きっとね、厚くなり始めるころから、みんなクーラーボックスを買い始めて品薄になるんじゃないかな? だから、今のうちに無い方は用意です。 もしなんだったら、そんな上等なものじゃなくても大丈夫。 発泡スチロールのボックスでも十分ですよ 去年の猛暑夜中、タータランドでクーラーボックスと発泡スチロールのボックス(魚屋さんでもらったもの)で8時間くらいは何とか冷えていましたもの!!物が腐ってしまうなんてことは起きませんでした。 あとね、ペットボトルのお水も凍らせておくと、常温においてあってもそれなりに冷たいお水が飲めます。飲み水用のクーラーなんかがあると、そこにロックアイス一袋と麦茶を入れておけば、4,5時間は冷たい状態で飲めました。 木陰においてあればそれで十分足りちゃいます!! と、細々と家庭の節電と計画停電をやっているけれど、実は都心の電力の使い方は異常です。 利き過ぎの冷房はビル1棟ごとの管理だったり、数棟まとめてだったり・・・・そりゃぁもう!無駄なこと目に余る状態なのが実情です。 ビルを管理している会社がきめ細かい対応をするだけで、相当の節電になるのにそこに目を向けないのはなぜだ??!と怒りを感じています。 さらに、ピーク時を以下に平らにするか?が大切なんだから、8時間まとめて操業したい工場などは、今年はちょっとだけ我慢してもらって夜間操業に切り替えられないでしょうか? 昼間、どうしても動いていないとならない企業がどれほどあるのでしょうか? 世界を相手にしている企業は24時間働きますか?状態ですか? むしろ時差をなくすために相手先の時間帯に合わせて今年は頑張ってみることは出来ないでしょうか? 夜間に働け!!と命令しているわけではないのです。出来るところで大規模停電を回避するために、そういうことは出来ないか、お願いを是非したいです。 大手企業がもし、夏休みと個人の有給をプラスアルファで15日間とか長期に取っていく方針を打ち出してくれたら・・・・それも時期をずらして、他の大手企業と提携して、そんな風に出来たなら・・・それだけでもずいぶん違うのではないかしら?? 経済活動もとっても大切なのはわかります。 でもね、今年の夏を乗り切ったとしても、福島原発はもう発電しません!! そして、他の原発も出来ればどんどん止めていき、いつくるか判らない今回の余震に伴う津波の再来(無いことを願っていますが!!)や東南海大地震などでも安全を確保できるだけの補強を完了するまでは、日本全国で電力不足は続くのではないでしょうか? むしろ、この安全を手にしない限り、安易に電力を求めては日本は放射能で二度と使えない土地になってしまうのではないでしょうか? だからね、身の丈にあった電力を使う。その努力をしませんか? 出来る限り経済に影響の無い形で、出来るだけ我慢する人が少なく、我慢も平等に配分する努力、してみませんか?とトマトは思うのです。 経済大国日本・・・・これは虚構だったのだと、安全と引き換えに無謀に突き進んだ姿だったのだと、認める強さを持とうではないですか!といいたいのです。 西日本の皆さんにもぜひ、考えてもらいたい。 首都圏の皆さんにも是非、考えてもらいたい。 今の原発の被害にあっている姿は、けして人事ではなく、明日のわが身の姿。 そうならないと断言できる根拠はどこにも無いんです。 まだ、復旧可能な放射線汚染でかろうじて済んでいる今だから、 日本人として、日本という島を、大切な故郷のこと、失う前に、まっすぐに見つめて、考えていかないとと思うのです。 安易に便利な生活を求めすぎてはいけない。 そんな中には、生きている実感はないです。 私たちは何のために生きているのか?? 幸せって何だろう?? そんなことにもつながってくる大切な想いを根底において、皆さん、ぜひぜひ、考えてみてもらえませんか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/04/02 06:53:03 PM
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