テーマ:放射線から子供を守ろう!(40)
カテゴリ:放射線 ホットスポット 被曝
誰からも突っ込みなかったので、勝手につづけていきまーす(笑) その後、ちょっとだけ勉強しました。肥料の硫酸加里に含まれている放射線物質はカリウム40という放射線物質です。 まず1kgの硫酸カリ(K2SO4)のうちカリウムの分は分子量の比から2*39/(2*39+32+4*16)=0.45なので ということを、久世正弘先生(大学の物理教師(東工大))にツイッターで教えていただけました。 なので、 ベータ線を放出してカルシウム-40(40Ca)となる(89.3%)。また、軌道電子を捕獲してアルゴン-40(40Ar)にもなり、この時にガンマ線が放出される(10.7%)。同位体存在比は0.0117%で、カリウム1gに放射能強度が30.4ベクレルのカリウム-40が入っている。 というところから、 という計算は間違いでした そもそも仮定で1Kg使っちゃえって言うのが間違っているんだもんね
ところで、1袋13500ベクレル位に相当する、この硫酸カリ1Kg. 我が家で部屋の中の空間線量0.08~0.15μSv/hのところでTACで購入したガイガーカウンターガイガーカウンター キット T-GMK1こちらのもので肥料の上に載せて5分間、計測してみたところ、0.16~0.27μSv/hまでふり幅があり、平均して0.2~0.24μSv/hあたりをさしていることが多かったです。 この13500ベクレル/kgという値をどうやったらガイガーカウンターで計っている値、 そう考えると、ガイガーミューラー管に1本放射線が入るとカウントが発生するわけだけど、 1本の放射線の強さ、エネルギーは結構違っているようで、高性能の放射線計測機はそのあたりをキチンと考慮しているってこともわかりました。 区で使っているシンチレーション式の171などはそういうのを「エネルギー補完有り」の機種として、ちゃんと見ているということです。伊達にお値段が張るわけではないですね(笑)
我々が手にしているハンディタイプのガイガーちゃんたち、このあたり、ちゃんとプログラム上で校正されているものなのかなぁ?GMカウンターって・・・なぞが多いです。 μSv/hに換算された値は係数を掛けているわけです。 (今、PCにこのデータを取り込むための部品調達中ですT-GMK1はオプションでつけてもらったんだけど、つけた後のほうがやっぱり電池消耗は激しいわ(笑)) この疑問は、実はもうひとつの線源、ランタンのマントルの上に載せると、そりゃぁもうアナタ!すさましい勢いで数値が上がるのですよ。β線を山のように捕らえているのです。 これを171でγ線だけを計ってもらったら、0.32μSv/hで安定していたわけです うーん。。。。ハンディ型のガイガーカウンターというものは、やはり正確な値を調べる(そもそもγ線だけを調べるのは至難の技なのですから・・・・・と、思っていましたが、案外簡単に解決できましたので、次のブログでそのあたりを載せたいと思っています) これの究明はもうちょっと勉強します。 今、私たちが原発で落っこちてきた放射線物質はセシウム137と134なんだから(ヨウ素は新たにいっぱい発生していないと仮定して今は殆ど都内まで飛んでいないとした場合)同じように校正ってかかっているものなのかなぁ??ってか、ある程度ちゃんとした値を示してくれないと、たとえば、β線のカウントとγ線のカウントをどーんと足し算して、μSv/h換算とかしているものもあるのかもしれないですよね??
最後に!放射線の事で知りたいと思う疑問をとっても上手に、やさしくまとめてくれているHPをご紹介します。(ご尽力に感謝です!!素人の放射線の疑問に殆ど回答を得られるつくりになっていると思います) http://www.mikage.to/radiation/ こちらを読破してだいぶ、いろんな事を知ることが出来ました!!
という形で、訂正、追加いたしました。
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最終更新日
2011/08/06 11:30:36 PM
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