カテゴリ:レジンアクセサリー
お待たせしました♪(って待っている人がいなかったりして💦💦)( *´艸`) レジン液 :基本、お好きなメーカーのをお使いください。 トマトは、清原、つるピカ、太陽のしずく など等・・・使っています。 扱いやすさは清原、透明度輝き具合のお気に入りはつるピカ、両方の中間的な存在が太陽のしずくって感じです。 今回は表面はつるピカ、中の核になる部分は使った粉の乗り具合の加減のしやすさから清原を使用しています。 サフィレットのブドウ色~茶色の部分の色をこちらの材料で作ります。 今回、私はヴィトラーユのオールドピンク、ブラック、レモン、ホワイトを使用しています。 粒子の細かさからマイスタークロームを一押しします。 他のクローム系でもOKだけど、粒子の粗さはどうしても見えます。 まずは、出来上がったものから お見せしちゃいましょう❤ ↑金古美の台の上に乗せただけ接着してません( *´艸`) 【制作手順】 1.発光部分のパーツを作ります。 今回はモールドにある左上の四角の10mmを使用 透明のままのレジン液で薄いシート状になるようにレジン液を入れ モールドをひっくり返して(↓左写真参照)UVランプで硬化。 便宜上こちらのパーツをAとします(↑右写真参照) 2.Aの四角くカットがある面にマイスタークロームを薄く塗ります。 どのくらい薄いかというと、蛍光灯にかざしてみた時に反射していない時は色が見えない位、 透明のAパーツが半透明に見える程度。角度を変えた時にクロームの色が初めて反射して見える程度
これを濃くしてしまうと、境目がはっきりと目立ちますが、薄すぎると光りが弱くなるので、下限が少し難しいかもしれません。慣れてください💦💦(↑3枚の写真参照ください)
さらに、つまようじで点を打つくらいの微量のイエロー、さらにそれの半分くらいのブラックを入れます。
しっかりと、これでもか?!!というくらい気泡を消してください。 ↑写真の気泡がわかるでしょうか?これ位のものも取り除きましょう♪ (しばらく放置するもよし、針を使って拡大鏡とにらめっこしつつ潰すもよしです)
のばしひろげても、また、すぐに底にたまると思いますが何回もいきわたらせつつ、タイミングを見計らって、モールドをひっくり返して素早くUVライトの中に入れ固めます。 底に透明レジン液を入れ、気泡を取り除いてから、さらに硬化させます オーバルの縦長に♦型で入れれるように角をカットします。(↓写真左参照) UVライトで硬化させます。 硬化後、モールド越しに光にかざしてみてください。淡いピンク色の奥に遊色が出て、横から見ても境目がないようでしたら成功していると思います。遊色が見えていないと、ほぼ失敗しているかな?💦 ↓写真はモールド越しに見ています。背景に黄土色っぽいものを置いて、光を当ててみました。 ほんのりとピンク色の奥からキラリと光っているのでOKと判断しています。
一番最初の写真が↑写真右側のバリを切り取って載せただけのものです。 以上で作り方編はおしまいです。 いかがだったでしょうか? やっていることは本当に簡単なことだけですが、色味の調整が結構微妙で1回1回違うものになると思います。また、クロームの乗せ方も、ほんとに薄いので、かなり勇気が💦…ピンク色の濃さとの兼ね合いで、うまく発色してくれない事もあるので、そのバランスが難しいかもしれません。 最後に・・・・ この記事の1つ前で説明したサフィレットの考察、実はここから先の発展形に応用が利きます。 補色同士なら、こんな風に発色させていくことが可能です。例えば下の写真など♪ サフィレットとはかけ離れたものになっていくかもしれませんが、そこは【ライカ】なので、 ドラゴンブレスライカが基本色のブルーに赤の遊色のほかにパープルやグリーンベースのものが出来たのと同様に、サフィレットライカもいろんな取り合わせができるはずです。 レジンであること、レジンだからできることが沢山ある!だからこそ、私はライカと銘打っています。 ガラスでは難しいこともレジンだからできるし、何よりも手軽に発想を広げて実験できる。 その利点を共有していけたらいいなと思っています。 古のガラス・・・サフィレット もし、前記の考察が、糸口のかけらにでもなればいいなと思っています。 ガラス作家の皆さんが、実験して再現できることを楽しみにしています。
この後は、サフィリーンの作り方にもちょっとだけ実験の幅を広げる予定です。 ではでは・・・長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございました☆彡<(_ _)> おしまい❤ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/28 06:17:57 PM
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