As a woman

（息子：最近はまっている「キューブ」いつまで続くかな～）



＜4年生のときの　実家の父と息子との会話＞


おじいちゃん：「U君は　学級長になったことあるのかい？」

ドラ息子　　：「え？学級長ってなあに？」

じじ：「おじいちゃんの尋常小学校の頃には　クラスの代表を級長と言ってたんだよ」

ドラ：「ああ、学級代表のこと？」

じじ：「うん。今ではそう呼ぶのかい」
　　　　

（ちなみに私のころは　学級委員と言っていたものだった。
　　　　　決して１組の「組長」とは言わなかった、こわ！）


ドラ：「それか～・・・。・・・僕　なったことないよ」

じじ：「そうかい。代表になって　クラスをまとめるって仕事も　いいもんだよ」

ドラ：「ふ～～～～～～ん」

息子は　そんなことは生まれてから
一度も考えたことは無かったと思われる。

いつも　注意され役、まとめてもらい役で　
きっちり甘ったれ役の担当だもん。



じじ：「今度　もしも学級代表になったら おじいちゃんに報告しておくれよ」

ドラ：「う～～～～～～～～ん」
　　　　（なれないから　とても困っている）

じじ：「なれたら　電話してね。」

そこまでは　孫とじっちゃんのフツ～の会話だったのだが
そのあと、私には信じられナ～～～イ　言葉を聞くのであった！


それは・・・



じじ：「学級代表になったら　お小遣いをやろう」

ドラ：「え！ほんとに？いくらくれるの？」


そんなこと言っちゃって、この子をやる気にさせるには
私がお駄賃であげているような　１００円じゃ～効果ないかも・・・。

そうね～　せめて、１０００円とか、
奮発しても　３０００円は出さないとね～じっちゃん！
いいの？そんな約束しちゃって～・・・


すると　じっちゃんは、こう答えた。






じじ: 「そうだな～。んじゃ１０万円あげよう！」



ドラ「！！！！！！」




げげ！

じっちゃん～それって本当かい？

私が子供の頃、毎年のように学級委員になっていたじゃないの。
そのときはお小遣いの「お」の字も言わなかったのに？


しかも姉貴は　生徒会長までやっていたんだから
学級代表で１０万円なら、生徒会長だったら・・・

あの時は何かご褒美なんてあげたていたのでしょうか？（否！）
（あ、もしかして　私だけが知らなかったの？）

お父さんの時は　なんでもないことだったのに
おじいちゃんになると　どうしてそんなことで張り切っちゃうの？

一体いつから優しいおじいちゃんになってたの？
（たった今かい？）
なんでだろう～なんでだろう～？（ふる！）　
どうして　そんなに甘いんだい？
トモゾウよ～～～！（マルコのじーじ）　　

それとも　息子が学級代表になれないことを見越して
とんでもない金額をおっしゃったとでも？

それは　あんまりにも失礼じゃないですか？
それとも、なれなかったら　代わりに私にくださるとか？

そうそう、契約書でも交わしておかないと、あとで
言ったとか　言わなかったとか　なるんじゃないかしら？

トモゾウさまの　気の変わらないうちに　
しっかり印鑑ついてサインもらっておきましょうよ！
その形式を　すぐ考えなくちゃ・・・おろおろ

息子よ、良く聞きなさい！
口約束ほどあてにならないものは無いんだよ！
母はそれで　今までにどれほど男に騙されて来たことか・・・（ぇ？）

何の関係もないことや
あることやら　無いことやらが　小さな脳みそを
グルグルとあてどもなく　駆け巡る瞬間であった・・・。　




トモゾウは　息子と　
男同士の約束をしかりと契（ちぎ）って
嬉しそうに電話を切ったのであった・・・。

息子は～そのあと　ちぎるどころか
ちびってしまうくらい　びっくりして・・・。

内緒なんですが～（もうバレバレ！？）
それからが　息子の学級代表への道が始まったんです。


息子に　何度も学級代表になってもらいたいと願う
トモゾウの欲深い娘（わたしよ！）なのであった・・・






文章全体の文字が太くなって　直せなくなっちゃったんです。
書いてる人と同じになっちゃった・・・