176167 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

パソピア通信 オンライン版

パソピア通信 オンライン版

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2017.04.01
XML
カテゴリ:パソピア通信

また、新しい年が始まりました。

 

昔に比べますと、家々の正月飾りなどは

ずいぶん簡素化されてしまい、歳神様を迎えるためのお飾りも又

歳神様が来臨する依り代であると言われる門松などは

めったに見られなくなってしまいましたが

新しい年を迎えるすがすがしさは、今も昔も少しも変わらないように思います。

 

私は、毎年お正月を迎えます度に、一年が健康で

穏やかな良い年でありますように、と願うのです。

 

そして、季節の移ろいの中で、いろいろの行事や習慣を大切にし

暮らしていきたいと思います。

今年の元日は、遥か向こうの山の稜線が茜色に染まっていて・・・

素晴らしい年の始まりを感じています。

 

 

春の七草

1月7日は、七草粥を戴く。

「七草粥」は、もともとは古代中国で始まった習慣だそうです。

 

七種類の草や野菜を混ぜた汁物を食べ

身体によい食材を摂ることで無病息災を願ったものだそうです。

その習慣が奈良時代に日本へと伝わって

邪気を払い万病を除く風習となり、お正月料理で疲れた胃を休めるものとして受け継がれてきました。

 

七つの植物には、それぞれ優れた成分や働きがあり

寒さ厳しい時季に身体が必要としている栄養素が含まれた野草や・野菜

「せり・なずな・はこべら・ほとけのざ・ごぎょう・すずな・すずしろ」など

子供のころ、小さな指を折りながら数え、覚えた七草。

 

私は、せり等は、少し灰汁が強くてあまり好きではありませんでしたが・・・。

母に「今日は七草粥を食べる日です!」と、小言を言われながら食べたのを思い出します。

科学的分析などなかった大昔、先人たちは

様々な草や野菜などの組み合わせを何度も繰り返しながら

長い年月をかけて、この理想的な組み合わせにたどり着いたのでしょう。

 

 

古代中国で始まった習慣

我が国に奈良時代に伝わり、邪気を払い万病を除くと言う風習

おせち料理で疲れた胃を休めるものとして

連綿と受け継がれてきた七草粥の風習

大切に後生に伝えていきたいと思いながら戴きました。

 

 

 

福寿草

きびしい寒さが続くある日、凍てついた地面や雪の中から

芽吹いて黄金色の花をつけ、私たちに春の訪れを告げる福寿草。

 

招福と長寿というめでたい言葉が二つあわさっていることから

新春を寿ぐ縁起の良い花として新年の季語となっています。

福寿草.png

江戸時代には、「難を転じて福となす」という語呂合わせから

南天と一緒に寄せ植えしたものがお正月の飾り物として定番でした。

 

そのため、正月にちなんだ元日草(がんじつそう)や

朔日草(ついたちそう)、賀正蘭(がしょうらん)など

めでたい別名をもっています。

 

花言葉は「幸せを招く」 「永久の幸福」です。

 

 

福寿草

 十花燦たる

   鉢一つ

 

 水原秋櫻子 

 

 

 

 

 


2017年1月 発行

 

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.04.03 18:32:10
コメント(2) | コメントを書く


PR


© Rakuten Group, Inc.
X