テーマ:今日の健康状態は?(10606)
カテゴリ:パソピア通信
(21号の続きです) 検査室から移動用ベッドでスルスル揺られながら病室に辿りつき、何人かの手を借り固定ベッドに移され、やっと我にかえったのでした。 さてこれは何の病気なのか、天井を見上げて病名も判らないまま2~3日は身体の自由が効かず、用便もままならず、看護師さんの手を借りてベッド脇で用を済ませる状態だった。 担当の医師が来て「『さ・し・す・せ・そ・ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ』と言えますか?」と聞かれたが、難なく言えた。 言語障害がないことが判ってほっとする。 しかし「後遺症が残るかも知れない」と言われ、後遺症とはどんなことか、「ああそうですか」と簡単に、楽観的に返事をしてしまった。 身体に障害が起きることも知らずに。 健康の過信は禁物 病名が判ったのは間もなくで『脳梗塞』だと言う。 MRIの映像から、脳の右上部約1センチの毛細血管が血栓で詰まったことが原因だった。 『脳溢血』という言葉は昔から耳にしていたが『脳梗塞』という言葉と文字は初めてだ。 それが自分にあたってしまったのか。 健康には自信があったのに・・・何故? 脳梗塞をいち早く見つけるポイント それは突然襲って来た、あの9月1日と2日の「足のしびれ」が前兆だったことを知っていれば、後遺症(左足の歩行困難)にならずに済んだかもしれない。
手足にしびれを感じたら、間髪をいれずに救急車で病院へ ・ ・ ・ 。 3時間以内にTPAと言う血栓を溶かす特効処置方があることを後で知った。 (但し適応個人差があるらしい) 【脳梗塞の初期症状】 NO!梗塞.net http://no-kosoku.net/index.html より さて、どうして「脳梗塞」を発症したのか。 担当の医師は首をひねった。 原因は見当たらない。 動脈硬化もひとつかも。 しかし年齢相応の血管だし ・ ・ ・ 。 タバコは? 「一切吸ったことはありません」 (これは重症をまぬかれたらしい)よかった。 2017年10月発行 編集:S.Y. <管理人より> 脳梗塞を発症したとき、S.Y.さんは73歳でした。 10年経った現在、パソコンで新聞を作ったり、社交ダンスを楽しんだりされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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