パソピア通信　オンライン版

​​​​​​（その１の続きです）

４月第２週の月曜日、朝イチで医療センターに電話して精密検査の予約をしました。
ドキドキしながら待っているのは嫌なので、最短で頼んだら、２週間後の金曜日に決まりました。


それからというもの、どうしても考えは悪い方へと行きます。

昔と違って今や、早期発見すればガンは命に係わるような病気でもなく、特に女性特有のガンの場合は「取ってしまえばそれまでヨ」的な感じもする。

だからそんなに悲観するものでもないが、ただ「全摘手術」となると、ハナシが違ってくる。
まず、温泉はやっぱり敬遠したい。

趣味の中国語教室の仲間と「山登りのあと温泉」を年に数回行っているけど、温泉がダメとなれば、山そのものにも行きにくくなる。
また旅行に行っても、大きなお風呂に入れないのは、ちょっと寂しい。


​そんな風に考えると、気持ちが暗くなるのは否めない。​

その一方、どう考えても西紅柿ががんになる確率はかなり低い。


食事は野菜中心、あまり油こいものは好きじゃない。
もちろんタバコは吸わず、晩酌は毎日きっかり150ccと決めている。
（ビンボー性が身についているからか！？）

西紅柿家のモットーは「趣味の運動より実益の労働」。
好きな家事は掃除、夏は家庭菜園・山登り、ウオーキングもけっこうしているので、運動不足でもない。

「がんの原因はストレス」ともいわれるが、西紅柿の場合なんたって、ストレスがないのがストレス。
唯一のリスクの「近親者の罹がん患者」はいるけど、もし遺伝的なものなら、もっと早く発病しているはず。


精密検査までの２週間、こんな考えが頭の中を行ったり来たりしていたが、できるだけ余計なことを考えず夜はしっかり眠れるように、毎日40～50分ほど散歩とスロージョギングをしていた。

このハナシ、まだ続きます。（記事担当は西紅柿）

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