テーマ:暮らしを楽しむ(387498)
カテゴリ:戯言
この物語は事実に基づいて書かれたものです。(一部脚色あり)
昔、日向の国に「えくぼす」という夫婦が、おった。(←故 時田富士夫さん風) えくぼす夫婦は大変な動物好きじゃった。 ある時、そんな夫婦の元に一匹のヒキガエルがやってきた。 「おンやまぁ、なんて可愛いカエルだべさ!」 「これは神様の授かりもの、うちで大切に育てらず」 ヒキガエルは虫を捕って食べていた。 だからえくぼす家は殺虫剤を買わなくて済むので、大助かりじゃった。 それを見ていた隣の家の人が 「そのヒキガエルを譲ってたもれ」 と言うので、えくぼす夫婦は快く譲ってあげた。 ところがヒキガエルは、すぐにえくぼす家に戻ってしまった。 「あんれまぁ、困っただいや・・・」 善良なえくぼす夫婦は、ヒキガエルを隣の家に返しに行った。 ところがヒキガエルは、すぐにえくぼす家に戻ってしまった。 「あんれまぁ、困っただいや・・・」 善良なえくぼす夫婦は、ヒキガエルを隣の家に返しに行った。 ところがヒキガエルは、すぐにえくぼす家に戻ってしまった。 「あんれまぁ、困っただいや・・・」 善良なえくぼす夫婦は、ヒキガエルを隣の家に返しに行った。 ところがヒキガエルは、すぐにえくぼす家に戻ってしまった。 「あんれまぁ、困っただいや・・・」 善良なえくぼす夫婦は、ヒキガエルを隣の家に返しに行った。 ところがヒキガエルは、すぐにえくぼす家に戻ってしまった。 「あんれまぁ、困っただいや・・・」 善良なえくぼす夫婦は、ヒキガエルを隣の家に返しに行った。 これを何回か繰り返しているうちに、えくぼす家に戻ろうとして道路に出たヒキガエルは、車に轢かれて死んでしまった。 それを見たえくぼす夫婦は大そう嘆き悲しんだそうな。 このように、元の場所に「帰る」習性があることから「カエル」と言われるようになった、そうじゃ。。。 また、車に轢かれてしまったので、特にこの種類のカエルには「轢きカエル」という名前がついたともいわれている。 「ウソペディア」より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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