テーマ:暮らしを楽しむ(387480)
カテゴリ:パソピア通信
我が家の羊(緬羊)は「コリデ-ル種」と言って、第二次世界大戦後に盛んに飼われた毛を刈る羊の種類で、日本が高度成長になる前(昭和47年以前)に毛織物になったものです。 年1回は毛刈りをしますが、それが大大大難物仕事!! スイス製の大きなバリカンで、下手な散髪屋開業。 派手に逃げ回る羊を1頭ずつ、約1時間半くらいかけて刈り取っていく。 我が家の羊君は年中放牧(100mx80mのL字型放牧地)で、ほとんど小屋に入らない。 夏の放牧風景 4月中旬近くなると鬱陶しくなるのに、綺麗に散毛が終わった羊を見ると、コリデールは本当に可愛いなあ!! と思うのです。 今の主流は、ジンギスカン用の肉用種(サフォーク種:顔が黒く体幹は白色)だが、ずっと飼う羊はコリデール君だよ!! いくちゃん一家 妻曰く「純毛で全身覆われているので、寒さにゃ強い」 密毛が体内から出る油脂で、全くバリカンを受け付けない。 4人がかりで刈り取る 野生化した足腰の丈夫な羊の毛刈りは、たくさんの人に体験してもらいたいなぁ、なんて夢か!? 夫婦2人で一日かけて4頭やっと毛刈りを済ませ、羊舎から外に出すと、今まで見ていた羊が子羊のように小さくなっている。 毎年毎年同じ感想になる。 「毛刈りを終えて5月の連休を楽しむ」で、毎年4月の22日という日を「毛刈り日」と設定している。 (文は羊飼いのオーナーさんより寄稿いただきました) 2023年7月発行 担当:いくちゃん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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