テーマ:暮らしを楽しむ(387477)
カテゴリ:パソピア通信
残暑お見舞い申し上げます 連日の猛暑、もうしばらくの辛抱ですね。 工夫して乗り越えましょう。 私は人間宅急便 埼玉県在住の友だちから 「来週、実家のお墓掃除で帰省し、近くの温泉に2泊する予定。 3時頃着くから一泊して話そうよ」 と誘いの電話。 私はその日の翌朝、老人会での当番が入っており、日帰りでと約束。 彼女は小学校からの同級生、83歳。 数年前に体調を崩し両肘を器具に乗せた歩行器使用で、ひとり暮らしを頑張っている。 高齢者デイサービスにも週2回通所中の身障者。 帰省当日は、所沢の自宅を8時に出発、タクシー・電車・新幹線と乗り換えること六回、凡て予約しておけば補助の方が乗降について下さり、彼女曰く『私は人間宅急便』。 ひとり旅も慣れたもので心配なし。 当日、私は午後1時に軽の愛車で隣市温泉へ。 入浴を済ませて彼女の到着を待つ。 久しぶりの再会。 7時間の長旅の疲れも見せず話も尽きず。 半世紀以上もおひとりさまの生活を楽しんでいる。 一人息子が7ヶ月の時に離婚して親権を取り、子育て。 生活苦闘、調理師免許取得、公務員として施設勤務し、30余年定年まで持ち前の気丈、明るさで後輩の指導や相談を受けてきたとのこと。 土地を買い自宅を建て、息子は大学卒業後に一流企業へ就職。 お孫さんも今は大学生とか。 持ち前のパワーに感嘆。 暑さ吹っ飛ぶような話に 「並大抵の人生じゃ無かったね。自叙伝でも書かれたら?」 「う~んそうだね」 翌日は一族郎党皆さんでメインの墓掃除。 兄弟甥姪、10数名集まり、終わって温泉で会食とか。 大叔母ハッスルの日ね。 すっかり日没。 帰路は千曲川左岸道無灯、対向車もなく、私の育った村は過疎地区となりつつあり、静かに通過して家路に着く。 折しもこの夜は当町の夏の最大イベントがあった。 祭りの舞いは済み、花火大会の最終に近いらしく、打ち上げのスターマインが上がった。 2日後の夜8時に彼女から電話。 「今回の帰省、楽しかったよ。 秋には同級会計画してね、お手伝いするから・・・明日はディサービスに行くよ」と。 100名・2クラスで卒業した小さな中学校。 いつからか毎年続けた同級会が、コロナ騒ぎで中止になって4年。 他界者も出てきました。 出身市隣町に住む3人で同級会の万年幹事。 今年は何とかしなくっちゃね。 彼女にハッパかけられちゃいました。 元気をもらった今夏の思い出です。
2023年8月発行 担当:ひまわり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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