ウイルスに負けるな! 第70号
新しい生活様式になって初めての年が明け、早や三月も終わりに近づき、体調を崩しやすい時期です。新型ウイルス・ワクチン接種も医療従事者から始められてきていますが、様々な病気に打ち勝つためには「免疫力」を低下させないことが大切です。そのためには、「運動」「栄養」「睡眠」‥等、よく聞く言葉ですが・・・。次の記事が目に入りましたので一部抜粋しました。参考までに・・。〈免疫細胞の約七割が腸内に存在する〉免疫力とは、体内に侵入してきたウイルスなどを撃退する力のこと。主に血液中の細胞の1つ、白血球が担っています。白血球に含まれるリンパ球・顆粒球・単球といった免疫細胞はウイルスを直接攻撃したり、ウイルスを追い出す抗体を作ったりすることで身体を守っています。こうした免疫細胞のおよそ7割が存在しているといわれるのが腸です。腸は口から摂り入れた食べ物などの通り道であり、常にウイルスの危険にさらされています。そのため、身体に有害なものが侵入しないよう、多くの免疫細胞が腸内で活動する必要があるのです。〈免疫力を左右する腸内環境〉腸内で免疫細胞が活発に働くためには、腸内環境が整っていなければなりません。ポイントは、腸内に生息する善玉菌と悪玉菌のバランス。悪玉菌よりも善玉菌のほうが多く棲んでいることが大切です。しかし加齢や生活習慣の乱れによって善玉菌よりも悪玉菌のほうが増えてしまう場合があります。またストレスも腸の大敵。過度のストレスを受けると体内でコルチゾールというストレスホルモンが増加します。このコルチゾールが自律神経のうちの交換神経を刺激することで消化や排便が妨げられ、腸内環境の乱れにつながるのです。このように腸内環境が悪くなると免疫細胞の働きが低下し、ウイルスに対抗できなくなってしまいます。〈生活習慣を整え善玉菌を増やす〉免疫力を高めるための第一歩は、腸内環境を良くすること。そのために、まず善玉菌を増やすのに役立つ食材を積極的に摂ることをオススメします。さらに、規則正しい生活や十分な睡眠を心がけるほか、ドラマを見る、身体を動かすなど自分に合う方法で、ストレスを発散することも重要です。(Ginsengの健康講座より)2021年3月発行編集:アイケン