サッカーの勝敗
日本は、善戦した。0対0で終了して、PK戦の結果、僅差で敗戦が決まった。 この結果だけを見ると、日本が勝ってもおかしくないと思われるが、実際のところは、どうなのだろうか。日本は、急に、そんなに強くなったのだろうか。 高地で戦えば強いというならば、日本の国際サッカー競技場は、すべてを1000メートル以上の場所に造って、外国チームと対戦する時には、そこを使えばいい。 外国で試合をする時には、どうするのか?競技場が1000メートル以上の場所にある時だけ、参加すればいい。その他の時には、「資金不足で・・・」などと理由を付けて、すべてキャンセルする・・・と。 しかし、日本の相手と日本と、どちらが具合が悪かったのだろうか?「腹具合がぁ~!」と、何度も叫び声が聞こえていたのだが。 もうひとつ、わからないことがある。『PK戦』のPKって、なんのこと?『P』は『ピンチ』のP? それとも『ペナルティー』のP?兎に角、日本語じゃないのは、間違い無さそうだけど。『K』は『キック』の『K』だろうと思うが。 いずれにしても、今回の日本チームの試合は終わった。『勝ち負けは、もうどうでも良かった』なんて言うコメンテーターだか、取材記者だかがいたが、そんなのは、負け惜しみでしかない。 日本が善戦できるとは思わなかったけれど、結果を聞くと、悔しくてたまらない・・・・・はずだ。 賞金だか何だかが、約8億円で終わるか、16億円を超えるかが、PK戦での1点にかかっていたのだから、こんなに高額な1点はない。 日本チームは、その1点のために、8億円以上を取り損なったのだ。選手たちは、『満足感』だけで済むわけがない。『後味がよい』とか『爽やかだった』なんて、どうでも良い。 流れるのは、『悔し涙』だろう。少なくとも、私なら、そうなってしまう。一瞬で8億円を獲り損なったら、悔し涙も出ないほどの、茫然自失状態になるだろう。 金額が大きすぎて、実感が湧かない?実感が湧かずに、意味も理解できずに、笑ってしまうかも知れない。 まぁ、兎に角、日本は負けた。『腹具合』が悪くて、負けたらしい。 その結果として、少しはテレビから、あの耳障りな音が、流れなくなるかも知れない。 あんな『ブブゼラ』の音が、いつまでも街中で流れ続けたら、昼寝も出来やしない。無理に眠っても、夢見が悪くなる。 なんだか、アブにまとわりつかれているみたいで、落ち着かない。 あ・・・忘れていた。南アフリカで開催されているサッカーの試合では、フーリガンの活躍が報道されないけれど、彼らはどうした?『ブブゼラ』は、『フーリガン』除けのアイテムだったのか? --