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勇者トメシャクの☆つれづれ育児日記

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2006/07/28
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カテゴリ:うつについて。
2005-11-20 19:09:23

思えば、ずっと生き難かった。

ものごころついた頃から、「人はなぜ生きるんだろう」と考えていました。
(今思うと、すごい子供だなおい)

よく わからないまま
親を喜ばせるため 頭の良い高校に入った。
賢い同級生たちに馴染めず、まわりはとても高校生活を楽しんでいたのに。
漠然と「死にたいなー。」と思ったのが始まりです。

その後すぐ、彼氏ができて やめました。(なんと安易な)

それからは、(今思えば)私を愛するがあまりの 両親の干渉に
反論するも 全く受け入れてもらえず、親の言いなりです。

父は超キレやすく、母はうつ病のキャリアウーマンだったので、
唯一話を聞いて 助けてくれた姉のおかげで
なんとか社会人になれましたが 問題はここから。

当時うつ病なんて、どっかで聞いたことがあるような?
くらいのものだったので
ある日突然起こった異変。

耳が、なんだか聞こえにくく
目の前で話している人の声が すごく遠くのような小さい声に聞こえて
目も、黒い布をすっぽり被っている様な視界の狭さ。
遠近感もとれないし。

仕事でミスしない様に、どんな簡単な作業でも細心の注意を払い、
もうヘトヘトでした。
目つきもおかしかったらしく、先輩に「目、ケガしたん?」
と聞かれとてもつらかった。

眼科や耳鼻科で異常が無いので、意を決し 初の心療内科へ。

診察室に入るなり、わあわあと泣いてしまったのが
自分でも心底驚きました。

ところが、家に内緒で 仕事を1週間休み、病院へ通っていたのがばれ
(職場には毎朝連絡を入れていたのですが、心配した上司からの電話で発覚)
仕方なく母に話しました。

当時母は、うつ病と更年期障害のダブルパンチの真っ最中。
私の心配そっちのけで、ますます落ち込んでしまいました。

(あ~あ・・・やっぱり受け入れてもらわれへんかったかー。だから言いたくなかってん。)
と思いましたが、今なら 母の気持ちがわかります。

わが子がそんなに苦しんでいるのに、気付いてやれなかったと
母は自分を責めていたのだと。


そんな事とは気付かず
それからもずっと、この生き難さは一体なんなんだと
色んな本を読みました。
そこで勇気づけられ、現実にまたヘコみ。
その繰り返し。

そんなある日、現ダンナはん・けきもとと出逢いました。
第一印象は、「ラッパー」(死語)
今で言うと HIP HOP系とやらでしょうか。

ところが、しゃべってみるとものすごい「聞き上手」!
初対面だというのに、差別について熱く語り合ってしまったほど。

そんなけきもとが、私をうつから救ってくれたのです。

私は、人に思いをうまく伝えられません。
人と会うのは緊張します。
初対面なら、逆にしゃべれるんです。
元来がどんくさいので、ネタには尽きないと自負しているので。
その ネタが尽きた時、すごーく緊張するのです。
仲良くなってから人見知りするという、不思議な人間です。


そのけきもとと 出会った4ヵ月後に結婚する事になったいきさつを
書いても良いですか?


けきもとは当時一人暮らし。
一緒に住んだほうがお金貯めれるんちゃう?
と言ってくれました。
当時私は大学に行き直したかったので、大学資金を貯めたかったのです。

そこで、あの両親のことですから
ちゃんと会って言おう。と、忘れもしない 実家近くの小料理屋へ。
けきもとは、スーツで登場。

何で呼び出されたかはわからぬものの、
両親は初めて
この心配の絶えない娘が
彼氏を紹介してくれた事にご満悦。
宴もたけなわといったところで、突如
「家を出て、けきもとと暮らしたい」発言。

そりゃ怒りますよね。エライことになりました。
けきもとに対し偉そうなもの言いをする父。それにキレる私。
「オマエは黙っとけ!!!」父が怒鳴る。
「どうしてもと言うなら、親子の縁を切ってからにしてちょうだい」
相変わらずわけのわからん発言の母。

(あ~あ。やっぱりわかってもらわれへん。きっと一生わかってくれへん。)
なんだか悲しくて、涙が出てきました。

するとけきもとは言いました。
「お父さんのお話は、わかりました。今後のことは話し合います。
ただ1つだけ、お願いがあるんです。」

父も頷き、先をうながします。

「トメの話を、きいてやってもらえませんか。」


この時に、この人と結婚しようと決めたのでした。

私は親と良い関係を築けなかったので、
結婚なんて絶対無理だと思っていたけど

私が一番言いたかった言葉に気付いてくれた
この人となら やっていけるかもしれない。と思ったのです。


ハッ
いつの間にか、けきもととの馴れ初め話になっている。
うつについては、また後日・・・。





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Last updated  2006/07/28 08:18:20 AM
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