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勇者トメシャクの☆つれづれ育児日記

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2007/05/26
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この事件については、私がまだ結婚も考えた事が無い頃から
ずっとずっと気になっていて、
24日に 差し戻し審が行われたのを
こすおに邪魔されて、録画して見ています。

本当に重くて、
こんなこと書くなんておこがましいんですが
どうしても気になって仕方が無いので書くので、
どうかスルーして下さい。


本村さんの心のなかを思うとき、
私は想像する事しか出来ないけど
どうしようも無く落ち込んでしまう。
でも、
本村さんは違う。
戦っている。
あらゆる方向から徹底的に考え、行動を起こしている。

うつがとてもひどかった時、
ただ生きているのもつらくて
そんな時、この被告の元少年の母親が
自殺したという事を思い出し、思いとどまれた事もあった。

本村さんは、きっと
死んでしまいたいと 何度も思ったに違いない。
でも このままでは死ねないと
思ったのかもしれない。
憎しみが、本村さんを
この世に繋ぎとめたのかもしれない。

「人を 憎む、恨む
そんな気持ちを乗り越えて、
またもう一度
優しさを取り戻す為には、
死ぬほどの 努力をしないといけないんです。」


と 涙を流しながら話した 本村さんの言葉に
まだ結婚もしていなかった頃の私が
心を打たれたのを思い出した。

こんなにも、とんでもない目に遭って
傷ついている人を、見たことが無かったから。

それから 本村さんのおかげで
司法というものに携わる人達が、
どんなに思考が偏っているかという事を知った。

選挙のとき、
「辞めさせるべきだと思う裁判官」
の名前を書くことの
意味を知った。恥ずかしい事です。

死刑廃止については、行使されるかどうかは別にして
死刑は廃止されるべきでは無いと思います。
ずっと、人が人を裁く云々とかで、
結論なんて考えられなかったのですが、
こちらの記事を読んで、考えが変わりました。
記事中の 本村さんの

「死刑の意味は、

殺人の罪を犯した人間が、罪と向き合い、犯行を悔い、
心から反省をして、
許されれば残りの人生を 贖罪と社会貢献に捧げようと決心して、
そこまで純粋で 真面目な人間に生まれ変わったのに、
その生まれ変わった人間の命を 社会が残酷に奪い取る、
その非業さと残酷さを思い知ることで、等価だ
という真実の裏返しで、
初めて奪われた人の 命の重さと尊さを知る、
人の命の尊厳を社会が知る、

そこに死刑の意義がある。」


という言葉に、心から納得したからです。
「デッドマン・ウォーキング」という映画を、思い出しました。

死刑の次に重い 無期懲役が、「無期」では決して無く
実際は7年で社会に出る事が出来、
しかもその48%の人が再び罪を犯すという事を知りました。

本当の意味で、犯してしまった罪と向き合うための
死刑に代わる刑を 構築するのが先だと思ったのです。

こんな偉そうに言っているけど、私はだから
何をしてるんだ?と思います。

考えるだけなら、言うだけなら
誰でも出来るんですよね。

本村さんは、この裁判で「勝った」としたら、
その後どうなるんだろう?
心配になってしまう。
死んでしまうんじゃないか、という気がして。

とにかく今、私に出来ることは、
この悲しい事件と 本村さんの戦いを
最後まで見守って、考えまくって
大切な人と話し合って、また考えること。

そして、こすおに
いつも 愛されていると感じていてもらうこと。






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Last updated  2007/05/26 04:21:52 PM
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