登米山の神 パソコンを覚えたきゅうりやのばんちゃん　　宮城県登米市

今朝、ともが早々やって来た。

昨日の試合で打たれた手が腫れたので学校に送ってほしいと。

まあまあ可愛そうに・・・

（午後は三者面談で母親の車で帰る気だナ）と、チラッと頭をよぎったが大甘ばんちゃん。すぐ、車を出す。

「とも、きのうは残念だったけど、三年生相手に内容は五分五分で負けていなかったよ」

（ちょっと呼び水を・・・）

「でしょ？俺もそう思ってるよ」

「あと、2年あるから卒業前に全国優勝したいね。一年生でここまでやれたんだから」

「うん。がんばるよ」

おうっ！慎重なともが。負けたけどやっぱり手応えはあったんだ～

小学生のとき2回準優勝してるのでぜひ一度優勝させたい・・・

送迎ぐらいしかできないけどばんちゃんも応援するからね。

負けて昨日の日記はぐだもだ書いてひとりで落ち込んだけど、本人は思いのほかけそんとしている。

そういえばいつかも負けたとき、落ち込んでるばんちゃんに

「ばあちゃん、勝負は勝つときばかりじゃないんだよ」

「へ？」

これが小学生の言葉？びっくりしたことを思い出した。

常に冷静なともは案外勝負師にむいているのかもしれない。

（ちなみに抜糸したばかりの手、腫れたけど出血はなく一安心ですが今日は両手に湿布で学校です。がんばれ、とも。